書籍編集者ツッツー(堤由惟)

元KADOKAWA編集者/堤由惟。エージェント会社「異世界フロンティア」代表取締役。異…

書籍編集者ツッツー(堤由惟)

元KADOKAWA編集者/堤由惟。エージェント会社「異世界フロンティア」代表取締役。異世界系70作品超を企画編集 『無職転生』 『盾の勇者の成り上がり』 等立ち上げ。http://isekai-frontier.co.jp

最近の記事

(退職エントリ)KADOKAWA辞めて独立しようと思った話

※内容まとめ・2021年9月までKADOKAWA在籍。ノベル編集部の編集長や兼務で音声ビジネスの立ち上げ等をやっていた。 ・特に「異世界系」「なろう系」といわれる分野で編集者をやらせて頂いていた。 ・個人的なライフワークとして「クリエイターが自立して発信して、稼げる環境作りを支援したい」という想いで取り組みしてきた。 ・今まで、起業や新規事業など「フロンティア」に挑むことをやり続けていた。 ・それらをもっと実現するために10月から「異世界フロンティア株式会社」というド直球な会

    • なぜ編集者がYoutube上で「リアル添削道場」をやるのか? 3つの理由

      こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 先日、僕のYoutubeチャンネルにて「リアル添削道場」というコーナー企画をスタートする告知と作品募集をしたところかなりの問い合わせをいただきました。 ※【募集中】作品のリアル添削道場を開校します! https://youtu.be/4sgQBlbxJvg そこで、 なぜわざわざ仕事外でこんな取り組みをするのか? 今日はその理由を3つだけお話しさせて下さい。 先に理由をば。 1.皆んなで一緒に学ぶ、一緒に楽しむ精神

      • (未来予測)2030-40年代、AI時代で仕事の概念が変わる世界を箇条書きしてみる

        こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 2030-40年代の世の中や仕事ってどうなっているでしょうか? あと、10年ちょっと。遠いようで近い将来。 クリエイティブの専門家であり夢想家。物語の編集者という僕の視点で箇条書きしてみたいと思います。 ■未来の成長産業 ◉クリエイター、クリエイティブな分野 ◉エンジニアリング (AIの設計開発など) ◉農業医療バイオ (生産ではなく研究開発) ◉哲学、冠婚葬祭、宗教 2030〜40年代。ルーチンワーク、定型化可能な

        • 僕がシェアハウスを激推しする理由。30代社会人になった今こそ魅力を感じます

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 皆さん、シェアハウスしたことありますか? 今ではかなり一般的になったので、 私してるよー、とか。 俺してた、とか。 経験者の方もいらっしゃるかと思います。 僕も学生時代に仲間6人で一軒家的な物件を借りてシェアハウスしていたのが良い思い出です。 で! 今。30代社会人となった今こそ改めて、 シェアハウスの魅力に興味を惹かれます。 10年前までは、どちらかとコスト的な理由でシェアハウスしている方が多かったのかも知

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          僕がエンジニアから書籍編集者に転職した理由。異業種スキルが武器になる時代

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 僕は本の編集者を8年くらいやっていますが、その前はWEB業界でエンジニアをしていました。 なぜ、エンジニアから本の編集者? と思われるかもしれません。 今日はエンジニアから編集者と、異業種に転職した理由を話させて下さい。 加えて、実体験にもとづいて異業種スキルが活かされやすい時代だという話を皆さんへのTipsとしてお伝えします。 異業種転職は経験がリセットされるのでデメリットが強調されがちですが、 これからの多様性

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          資本金493万円で学生ベンチャーを起業した話 ~挑戦がもたらす経験と代償~

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 学生ベンチャーやってたんだって? そう聞かれることがあるので、 一度noteでもお話ししておければと思います。 僕に興味がない読み手の方にとっても、 挑戦がもたらす経験と代償について こいつバカやってんなあ。と実例を踏まえて感じ取って頂くことができるのかなと思います。 さて、早速本題をば。 大学2年生の時。たしか20歳の頃でした。 果敢に人生を攻めまくっていた僕は、 在籍していた大学の情報学部の友人数名に声をかける形

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          コルクラボを嫌いな3つの理由。ラボメン1期生が答えます!

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 最近、コルクラボの話をよく聞くけど嫌なところってないの? ずばり3つあります! コルクラボ1期生のツッツーが答えましょう。 (現時点では、コルクラボを一度辞めているのであくまで去年までのコルクラボを見た上での話です) 嫌いと言うよりは、コルクラボの問題点といったほうが近いかもしれません。 ●理由1 何をする場なのか分からない 初めて入った人は、これで悩むかもしれません。 最初期はコミュニティーマネージャーを学ぶ場といっ

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          お金のいらない世界で起こることとは?Youtuberとして実現したい世界

          こんにちは!編集者Youtuberのツッツーです。 普段は書籍の編集者をやりながら、編集者Youtuberとして情報発信しています。 今現在、毎日動画配信を続けています。 本業の仕事があるので、朝早くおきてYoutube動画をとって、最低限の動画編集とアップロード作業をしてから出社する毎日です。 では、なぜそこまでしてYoutuberとしてがんばるのか。 それにはある目的があります。 お金のいらない世界を作ってみたい。 僕は常々そう思っています。 もちろん、生

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          コルクラボは大人の秘密基地。遊び場であり、好きの塊であり、自由で束縛のない世界という話

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 コルクラボってなにやる所なの? そう聞かれることが多かったので、コルクラボ1期生としてラボの中身について話したいと思います。 (今は一度辞めているのですが、理念的な部分は変わってないかなと) 大前提として、コルクラボは塾ではありません。 敏腕編集者で主催者の佐渡島さんの講義を毎回受けるような形式でもありません。 もちろん佐渡島さんからの学びはありますが、それは付随的なもの。 じゃあ何やってんの? 僕が感じたコルクラ

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          僕がなぜ小説編集者になったのか?子供のころは小説否定派だった話

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 皆さん、小説は好きですか? きっと小説に限らず、何かしらの好きな物語があることと思います。 僕はいま出版社に所属して小説編集者をしています。 しかしながら、10代の頃は小説否定派、小説なんて何の意味があるんだ、なんて信じられないことを考えていました。 技術書、ビジネス書なんてものばかり買って読みふけっていました。 今思うと偏った思考性だったかもしれません。 ですが! 20歳になり、学生起業としてWEBベンチャーを

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          仮に月10万円の不労所得があったら何をしたい?好きを追求する思考

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです! 今日は少しワクワクするような話をしましょう。 月10万円の不労所得があったら、あなたは何をしたいですか? 仮の話ですが、仕事は続けても辞めてもいいです。 生涯にわたって毎月10万円が入って来ます。 貴方はこの10万円を好きなことに使えます。 (物価の変動はないものとします) お金を趣味に使ってもいいし、貯金をして大きな買い物をしても良いです。 さらに思考実験を進めましょう。 あなたは生活を最少化して、家賃含めた

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          なぜ小説編集者が佐渡島庸平さん主催のコルクラボに参加しようと思ったのか?

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 普段は出版社に所属する小説編集者をしています。 さっそく本題をば。 なぜ、小説編集者が佐渡島庸平さん主催のコルクラボに参加しようと思ったのか? それは、このSNS時代における「小説」という表現手法の壁にぶち当たっていたからです。 端的にいうと、SNSで話題になるのは漫画や映像ばかりで、小説は売れにくいという話です。 いやいや、SNSでも小説の話題って結構見かけるよ? そう言ってくださる方、本当に嬉しく思います。

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          本はオワコンなのか?書籍編集者がガチで答えてみる

          こんにちは!編集者のツッツーです。 本はオワコンなのか? 出版業界で本作りに携わるものとしては、非常にキツイ質問ではありますが真正面から考えなければならない質問でもあります。 まず、現実問題として、出版業界の売上規模というのは、 特に紙の出版物という視点でお話しすると、 1996年前後をピークとしておよそ半減していると言われています。 20数年で半減というとヤバイ数字ではないでしょうか。 この数字だけ見ると、本はオワコンなのかと言われても仕方がないと思います。 た

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          佐渡島庸平さん主催のコルクラボが好きすぎて辞めた話。また戻るかガチ悩み

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 皆さん、コルクラボってご存知ですか? 今日はコルクラボってなによ、ツッツーがよく話題にしてるから一度ちゃんと教えてよという方に向けた話です。 コルクラボは、ドラゴン桜、マチネの終わりに、などを仕掛けられた敏腕編集者の佐渡島庸平さんが主催するコミュニティです。 こちらは何かを受講形式で学ぶ塾みたいなものではなく、コミュニティマネージャーを実践的に学ぶ場として、一定の価値基準のなかでそれぞれ各自が色々な取り組みを自由に挑戦す

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          好きを追求することが幸せを呼ぶ時代!思いっきり好きを貫いて、発信しろ!

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 物書き、漫画家、イラストレーターなど、 クリエイティブを通じて、自分の「好き」を追求しようとしている方々に向けて、 今日は、めちゃくちゃ肯定的なメッセージをお届したいと思います! 「好きなことばかりやっていないで、何々をしろ」 「そんな浮ついた事じゃなくて、就職しろ」 そんな言葉に対して嫌な気持ちになったことはありませんか? 直接的にそんな言葉を言われるまではしないにせよ、何かしらの後ろめたさに悩んだことはありませんか?

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          好きなことを副業に!なぜ近年、副業(複業)がオススメされるのか編集者が考えてみた

          こんにちは!クリエイター編集者のツッツーです。 最近、副業の話題ってよく聞きますよね。 と同時に、クリエイターさんやクリエイティブな人生を送りたいという方を応援している僕としては、好きなことを副業や仕事にして頂けたらすごくハッピーなんじゃないかと思っています。 ということで、今回は「好きなこと」×「副業」について考えてみます。 そもそも、なぜ近年は副業が叫ばれるようになったのでしょうか? それには社会構造の変化や企業側の理由があるように思います。 特に、理由を挙げ

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