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分かって欲しい自分と行動に移せなかった自分と

「分かって欲しい」
それは子供の一番の願いだ。

なんとなく感じていた自分の生き方への不満がこの一文でわかった気がしました。

特に最近は、ただ漠然と「分かって欲しい」と感じることが多くて、それに対してなんて浅ましいのだろうと思っていました。

何を分かってもらいたいかというと、自分の過去やそこから生まれた感情や私の価値観。


それを分かってもらいたいというのは実は普通のことらしいのです。


しかし、本来ならそれは自分の親、とくに母親に対する欲求。

幼少期にその経験が足りていなかったのかもしれません。


そして今も。

実はnoteに書いていることは普段口にしていることよりも本音に近いもので、

それをnoteという媒体に書いているのも「分かってもらいたい」気持ちの表れなんだろうとも思います。

私は本書にあるような『心の病』になったような人間ではないと思うけれど、共感できる点や合点がいく点など多く勉強になりました。


きっと当てはまる人が読めば、親への考え方が変わりそう。

お子さんがいる方なら、子供への接し方が変わるかもしれない一冊です。

強烈なタイトルで関心が湧いて読んでみた本だけれど、心のモヤモヤが少し晴れたようで良かったです。


【内容】
著者は「引きこもり」や「拒食症」で悩む多くの子どもたちに向き合い、心の声に耳を傾けてきた。どの子も親が大好きで、「自分が役に立っているだろうか」「必要とされているだろうか」と考えている。しかし思春期になり、親から逃れようとする心と、従おうとする心の葛藤に悩み「心の病」になってしまう。真の解決は、親が子を救い出すのではなく、子に親が救われるのだと分かった時に訪れる。

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