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年末映画鑑賞
久しぶりに映画館で映画を観た。 この時期にぴったりすぎる断捨離映画。 「ハッピーオールドイヤー」 http://www.zaziefilms.com/happyoldyear/ 身につまされまくり、痛か…
芥川賞を取った作品は、読んでおこうと思ってしまう。まんまとやられている。なんだか消化不良というか、もやもやが止まらない。
人生の最後に読んだ小説がコレになったらイヤだな…とか思ってしまった。
原作のイメージ通りでよかった
今さらながら『わたしを離さないで』の映画を遂に観ました(『ザ・ビートルズ:Get Back』を観るために加入したディズニーチャンネルで配信していたので)。
原作を3回も読んでいたため、イメージと違ったら嫌だという理由で映画を観るのを避けていたけれど、あまりにも脳内に描いていた図と合致していて驚愕。美しかった。
ただ、日本語版原作の表紙にもなっているカセットテープに関する胸熱エピソードが省略されてい
若い人たちの平和生活を祈りたい
町屋良平×ショパンコンクールかー、おもしろそう!と迷わず手に取った『ショパンゾンビ・コンテスタント』。意外にも「ヌメリ」ゼロ!逆にそれ故に相当にいやらしい女子描写がリアル。
ピアノコンクールが主軸の話なので、否が応でも『蜜蜂と遠雷』がチラついてしまう。あちらはどうにも昔の少女マンガっぽくて最初読むのをやめそうになりつつもそこはやはり恩田陸さんの力量で結局グイグイ引き込まれて泣いたりしたが、こちら
私たちがしていることを
カズオ イシグロ『クララとお日さま』読了。
ジワジワと心が苦しい。しばらくは悲しみの澱が心の壁に貼り付いて消化しきれないだろう。
イシグロ作品のなかでは『わたしを離さないで』感が強かった。
「献身」という言葉がずっと浮かんでいたが、それが自分の中で「献心」と書き換えられていった。
人間が動物や子どもに対して施している様々なことや、ちょっと先の未来を見せつけられているような気がした。
いいも悪いもな
年末映画鑑賞
久しぶりに映画館で映画を観た。
この時期にぴったりすぎる断捨離映画。
「ハッピーオールドイヤー」
http://www.zaziefilms.com/happyoldyear/
身につまされまくり、痛かった。
主人公の女子に「変化を嫌う老人」呼ばわりされる母親はさしづめワタシだ。
今日も、手に取った物としばし見つめ合って捨てない方に軍配を上げてしまう。
前に進む、には痛みを伴う。
主人公のセリフ
買ったのは黄金色の火曜日でした
家にこもることの効用は、とにかくよく本を読むということ。週に3冊くらい読んでいる。傍に猫。沈潜力倍増。
みうらじゅん氏が提唱していた「グレート余生」という言葉が浮かびます。
最近は「やっててくれてありがとう!」の気持ちを込めて「やってる本屋」までテクテク散歩しては本を買う。
一昨日衝動買いしたのがリチャード・ブローティガン著、藤本和子訳『西瓜糖の日々』(河出文庫)。
先週末のオンライン飲み会でビ