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がんばらない看護師のリアルな1日の記録。

こんにちは。
私は4人の子育てをしながらフリーランスの看護師として複数の職場をかけもちで働きながら月収40万稼いでいます。
また、それだけでなく投資や在宅ワーク、個人事業主として開業し、複業での収益化も実践中。

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そんな私の看護師仕事のモットーは「がんばらないこと」。
具体的に何を頑張らないかというと、自分が苦手な仕事、職場、業種での仕事はしないで精神的、肉体手に楽な看護師仕事をして稼いでいるということ。
例えば、、、
✔病院、病棟の仕事は嫌いなのでやらない
✔正社員の仕事はシフトが365日束縛され、連休や年末年始も仕事が入るのでやらない
✔看護師はきつい人も多いので、大勢の看護師とコミュニケーションをとる職場は避ける
✔「情報収集」という名の時間外早出出勤や「申送り」という業務が嫌いなのでそういう職場は避ける(おもに病棟)
✔雨の日でもカッパをきて自転車に乗っていかなくてはいけない距離の職場。
などなど。あげればきりがないかもしれませんが、今まで自分が経験してきた職場で働いていてストレスに感じることをもとに、自分に合う職場や働き方を選んだ結果、複数の職場をかけもつフリーランスの看護師としての働き方が今はベストと思っています。

そんなあきれるほどがんばらない私の看護師としてのある1日を紹介します。

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デイサービスでの看護師仕事の1日です。

9:00 
家で夫とコーヒータイム。職場は家から歩いて5分なので、出勤はギリギリで大丈夫。出勤前には夫がコーヒーを淹れてくれて二人でいろんな話をしてゆっくり過ごしてから出勤する。
9:15
1杯のコーヒーを飲み終え、出勤。ほぼ在宅ワークの夫が玄関まで見送ってくれる。出勤。
9:20
職場到着。着替え。9:30まで時間があるので、女子ロッカーの床や気づいたところを軽く掃除してからタイムカードを押しに行く。
9:30
タイムカードを押して仕事開始。
デイサービス内に高齢者の利用者さんもぞくぞくと到着する。全員の血圧を測る。血圧が高い人、低い人は再計測。具合悪そうな人はいないか確認する。
10:00
お薬のチェック。
昼食前後で飲む薬をチェックし、不足したものがないかなど確認する。
10:30~11:45
フロアで見守り。
体操をする人、麻雀や囲碁、将棋をする人、手芸やクラフト作りなどの手作業をする人、ペン習字、読書など、それぞれやりたいことをして過ごすので、見守りをする。
あまり得意ではないけど、縫物やクラフトの作り方などを聞かれたりもするので、見本をみながら見よう見まねで教える。
その間に、昼食時のお茶の準備もする。
11:45
片づけを促し、テーブルを拭いたり、お茶を出したり、配膳の準備をする。
12:00
配膳の手伝いをする。
12:15
食事開始。手の動きがあまりよくない人の食事介助をたまにするが、ほぼ自立している人ばかりなので、見守り中心。むせてる人がいないか注意する。
12:30
食事が終わった人から配薬。多くて10人くらい。少ない時は5人くらい。
血圧の数値が午前中あまりよくなかった人の再検をする。
13:00~14:00
休憩。
休憩室がきちんと独立していて、休憩中は一人で過ごすことができ快適。
→他の派遣先で、ごみごみしたロッカールームの一角のテーブルしかないところ、休憩中なのに利用者さんが視界に入ったり、話かけられたりして落ち着かない現場、休憩室が独立していない職場などは労働環境がよくなくて嫌だなと思います。休憩中に本当にリラックスできるかどうかは重要だなと思います。
14:00~15:30
フロアで再び見守り。
午後はカラオケをする人もいたり、麻雀・囲碁・将棋する人、歌や合奏のイベントがあったり、外部講師の先生が来て作業したり。
今日はアロマクラフト作りがあったので、一人では難しい人のお手伝いをしました。
15:30
おやつの準備。全員分のお茶を用意します。
16:00
テーブル上を片付けたり拭いたりした後、お茶とおやつを配る。
16:00
ティータイム見守り。利用者さんの作った作品について話をしたり、お出かけした人がいたら、外出先のお話を聞いたりしながら見守り。トイレに行きたい人がいたら誘導する。
16:30
5分だけテレビ画面でDVDをみながら体操。
スタッフも一緒にやる。手足を伸ばしたりと、自分にとってもいい体操になるので、かなり本気でしっかりやる。
16:35
上着の返却。トイレ誘導。
16:40
帰りの会。
16:45
送迎車への乗せ込み手伝い。
17:00
仕事終了。

***
看護師業務と呼べるものは、血圧測定と配薬くらいですね。
トイレ誘導や食事介助などケアスタッフと変わらない仕事もありますが、自立度の高いデイサービスなのでそんなにたくさんはありません。
あとは、手芸を手伝ったり、色塗りを手伝ったり、話相手になったり。

生死にかかわらない仕事、看護師としての判断や責任がない仕事、死人がでない仕事、医療依存度の低い人たち、要介護度が低い人たち。
看護師として同時にいろんな業務や受け持ちを持たされて手一杯になることもない。
(例えば、私は病院で助産師の仕事をしていた時、死産の人の分娩と正常な分娩と、同時に一人で任されたことがあり、壁一枚隔ててお腹の中でなくなった子どもを分娩するご両親と健康な赤ちゃんを産むご両親の分娩室をいったりきたりしながら同時進行で仕事をしなくてはいけない時があって、その時は業務は業務としてこなせたんですが、気持ちが追いつかなくて、おいてけぼりになって、後から体中蕁麻疹が出てきて放心状態になったことがありました。)
そんなストレスフルな仕事とはいまは無縁。
もうそんな働き方はしない。
仕事で気持ちが乱高下するような仕事はしない。気持ちが追い付かない仕事はしない。
あきれるほど楽な働き方でいい。
別に仕事をさぼっているわけではない。
その職場では精一杯必要とされる、感謝される働き方をして心穏やかに過ごしているだけ。

忙しくて、精神的にも肉体的にも追い詰められて、常にタスクだらけで、責任の重い仕事、人が死んでいってもゆっくり思い巡らせることもできず、どんどん業務として片づけなくてはいけない職場。

***
独身で若いうちはそれもいいと思う。
めいっぱい、限界までやってみてもいいと思う。
でも、私は家庭を持って、母親となって、考えを改めました。

4人の子育てをしているので、子どもの教育、受験、習い事、進路、PTA活動、学校行事。スケジュール管理。弁当作り。学校の準備。
それぞれやることが満載です。
はっきり言って、子育てそのものも仕事の1つと言えるほどやることがたくさんあります。
ですから、仕事で手一杯になっていたら、子どもに割く気力と時間がありません。

だから、いまはもう「がんばらない看護師」になります。

経済的な安定とストレスフリーな仕事。
自分のやりたくないリストに照らし合わせて慎重に職場を選んだ結果、今のところ、あと10年は続けてもいいな、と思える仕事だけを厳選しているのです。

そういうはっきりとした意図があるので、「看護師としてのやりがいがない」とかの不満とは皆無。

やりがいとか、別に結構です。
ミスや事故が起こらない仕事。肉体的にも精神的にも落ち着いてできる仕事。それでいてそこそこ時給がよい仕事。

病院勤めの看護師さんからしたら、こんなあきれるほど楽な仕事をしている看護師もいるのです。。。。
申し訳ないです。

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