つき

14歳から現在まで摂食障害と一緒。 5回入院し、心も体も何度も死にかけた。 永遠のテー…

つき

14歳から現在まで摂食障害と一緒。 5回入院し、心も体も何度も死にかけた。 永遠のテーマは「共生」。人と自然の、人と人の、そして自分の中のたくさんの気持ちと。

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  • 自然と生きる

    自然とともに生きるとは。 自然との「共生」について、私が感じること。

  • 目が疲れる前に読み終わる記事

    声に出しても、1分で読み終わる記事たち。

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    社会の中で生きるとは、 人とともに生きるとは。他者との「共生」について、私が感じること。

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    生きづらさとともに生きるとは。コントロールできない自分との「共生」について、感じること。

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    ごきげんうさぎのルーナと暮らす中で、彼女と私が感じること。

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共に生きる

「共生」について考え始めたのは、歳が一桁から二桁に変わる頃でした。 熱帯雨林が人間の活動により、急激に減少していること。 生物多様性の宝庫とも言われる熱帯雨林が…

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落ちた花

地面に落ちた途端に 愛でられなくなる。 雑に扱われる。 遠慮もなく踏まれる。 そっとすくって 手に乗せる。 そうしたいと 手と心が同時に動くから。 手の中で花たちが …

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身体がいたい 胸がいたい 心細くて 安心に逢いたい 平穏の中に ただいたい 2024.5.9

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顔の見えないだれかへ

今日は、「世界赤十字デー」。 赤十字の創始者、アンリー・デュナン(第1回ノーベル平和賞受賞者)の誕生日である5月8日を 「世界赤十字デー」に定めている、とのこと…

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自転車 その2

5月2日、自転車を買い替えた。 まわりに急な坂が多いことと、 片道8〜9キロ(40〜45分)の移動が週に数回あること、 そして何より体力がないので、私は電動自転車。 大きな…

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自転車

自転車が倒れていたら、 なんどきでも、起こすべきだと思ってきた。 そして、できるだけそうしていた。 あるときまでは。 「風の強い日はね、 がんばって起こしても その…

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つれづれなるままに

つれづれなるまゝに、 日くらし、 硯にむかひて、 心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、 あやしうこそものぐるほしけれ。 (吉田兼好『徒然草』冒頭)…

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希望

待つこと 信じること とっても シンプルで 簡単にみえて 難しい 待つ時間は 喜びに変わり 信じる心から 安心を得る このふたつに詰まっているのは… 希望 2024.5.1 …

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毎日何かしら書いていたのですが、読み直しがしんどく出していませんでした。
首肩周りは自律神経のツボが集まっているそう。
疲れているとき、痛みがあるときは、スマホの時間は減らしたいと思っています。
目の疲れ、頭痛、首や肩の痛みは、ぐるりとつながっている。
画面ではなく、緑を見よう。

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プリンターのお話

今回はどうでもよい話をしたいと思う。 役立てようのない話である。 私の使っているプリンターの話。 8年前に他界した祖父母が使っていたもので、譲り受けた。 購入して…

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声を捨てない

声をあげることは 大きな力がいる。 声をあげてもあげても 無視されてしまったら? 声をあげることを あきらめてしまう。 声をあげても 無意味だと思ってしまう。 今、…

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ツツジの蕾は、 空へまっすぐ、ツンと美しい。 蕾を見ると、いつも思う。 どうやったら、 こんなにきれいに折り畳めるの? 折り紙好きの心をくすぐる。 どんなに目を凝…

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好きと嫌い

私は小さい頃から、 ある個人に対して「嫌い」という感情を抱くことがほぼない。 苦手、はある。 結構あるかもしれない。 合わない、に近い。落ちつかない感覚。 === …

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孤独

孤独を感じたときに反応する脳の部位は、 注射針を刺されたときの痛みに反応する脳の部位と 同じだという。 孤独は痛み。 強烈な痛みを伴うものだと 知っておきたい。 ひ…

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『自由』の中身

『自由』の中には、必ず自分なりの基準がある。 譲れない何かがある。 その譲れない何か、がその人の軸なのだと思う。 自由って難しい。 一人でいるときでも難しいのに、…

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塀の上

私には、 「生きづらさ」という言葉はしっくりこない。 でも、今のところ、これといった代わる言葉は見つかっていない。 進もうとすると、 いえ、歩こうとすると、 必ず前…

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共に生きる

共に生きる

「共生」について考え始めたのは、歳が一桁から二桁に変わる頃でした。

熱帯雨林が人間の活動により、急激に減少していること。

生物多様性の宝庫とも言われる熱帯雨林がなくなることで、多くの動物が危機に陥っていること。

国産の木材を使用するより、輸入の方が安く済むこと。

おかしいと思ったのです。
わざわざ遠い国から持ってきた木材の方が、どうして安いなの。

知ってしまったので仕方ありません。
小学

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落ちた花

落ちた花

地面に落ちた途端に
愛でられなくなる。
雑に扱われる。
遠慮もなく踏まれる。

そっとすくって
手に乗せる。
そうしたいと
手と心が同時に動くから。

手の中で花たちが
もう一度凛々しく咲く。
身体いっぱい
嬉しくなる。

2024.5.9

日常

日常

身体がいたい 胸がいたい

心細くて 安心に逢いたい

平穏の中に ただいたい

2024.5.9

顔の見えないだれかへ

顔の見えないだれかへ

今日は、「世界赤十字デー」。

赤十字の創始者、アンリー・デュナン(第1回ノーベル平和賞受賞者)の誕生日である5月8日を
「世界赤十字デー」に定めている、とのこと。

まわりに今日献血に行くという人がいる。
“心”は、まわりにいる人に作ってもらう部分が大きいと思う。
すてきな人と関われることは嬉しい。
恵まれているなぁ。

それなのに、
なんでこんなに、
人といた後で疲れてしまうのだろう。
バラン

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自転車 その2

自転車 その2

5月2日、自転車を買い替えた。

まわりに急な坂が多いことと、
片道8〜9キロ(40〜45分)の移動が週に数回あること、
そして何より体力がないので、私は電動自転車。

大きな買い物だった。

買い直すか、タイヤやチェーンなど、フレーム以外すべて取り替えるかしないと危ない
と、近所の自転車屋さんに言われたのは、たしか昨年の…

5月1日についにパンクした。
ギアは壊れて、だいぶ前から使えていなかっ

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自転車

自転車

自転車が倒れていたら、
なんどきでも、起こすべきだと思ってきた。
そして、できるだけそうしていた。

あるときまでは。

「風の強い日はね、
がんばって起こしても
その自転車はまた倒れてしまうから、
そのままにしておいた方が
ダメージが少ないんだって。

お友達に教えてもらってね、なるほどと思ったの。」

と、教えていただいた。

そうかぁ、なるほど…
と私も思った。

―――

倒れている人を、

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つれづれなるままに

つれづれなるままに

つれづれなるまゝに、
日くらし、
硯にむかひて、
心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、
あやしうこそものぐるほしけれ。

(吉田兼好『徒然草』冒頭)

今年の4月について、
つれづれとつづろう。

この1年11ヶ月の中では最も調子が悪く、救いようがなかった。

唯一の救いをあげるならば、
1年11ヶ月前は、同じくらい体調が悪かったという点かもしれない。

何ごとも、
(先が明るい

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希望

希望

待つこと
信じること

とっても シンプルで
簡単にみえて 難しい

待つ時間は 喜びに変わり
信じる心から 安心を得る

このふたつに詰まっているのは…

希望

2024.5.1

写真は、なつみかんの花。
幸せの香り。

毎日何かしら書いていたのですが、読み直しがしんどく出していませんでした。
首肩周りは自律神経のツボが集まっているそう。
疲れているとき、痛みがあるときは、スマホの時間は減らしたいと思っています。
目の疲れ、頭痛、首や肩の痛みは、ぐるりとつながっている。
画面ではなく、緑を見よう。

プリンターのお話

プリンターのお話

今回はどうでもよい話をしたいと思う。
役立てようのない話である。

私の使っているプリンターの話。

8年前に他界した祖父母が使っていたもので、譲り受けた。
購入してから10年以上は経っているはずだ。

ガー、ゴー、クィ〜ンィィ〜
と掃除機並みの気合いで動く、インクジェットプリンターだ。

夜間は使うことを躊躇してしまうほど、静音とは無縁である。
両手で抱えても、ずっしりした重さと大きさがある。

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声を捨てない

声を捨てない

声をあげることは
大きな力がいる。

声をあげてもあげても
無視されてしまったら?

声をあげることを
あきらめてしまう。

声をあげても
無意味だと思ってしまう。

今、受け取ろう。
受け取ったことを伝えよう。

「たすけて」
たった4文字。
この4文字でつながる命があることを、
今、心にとめたい。

2024.4.26

蕾

ツツジの蕾は、
空へまっすぐ、ツンと美しい。

蕾を見ると、いつも思う。

どうやったら、
こんなにきれいに折り畳めるの?

折り紙好きの心をくすぐる。
どんなに目を凝らしても、
開くまでは分からない。

―――

蕾を見つけるとついつい、
触れたくなる。

ひよこに触るときより
小さい力で、そっと軽く、
指の腹でちょん、ちょん。

椿のようにカチカチのもの。
しっとりしているもの。

蕾が開き、

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好きと嫌い

好きと嫌い

私は小さい頃から、
ある個人に対して「嫌い」という感情を抱くことがほぼない。

苦手、はある。
結構あるかもしれない。
合わない、に近い。落ちつかない感覚。

===

「好き」が分からないときは、先に「嫌い」を見つけるとよい
という。

どういう生き方をしたいか、
を考えるとき、
どういう生き方だけはしたくないか、
に立ち戻るようにしている。

のぞむ生き方に近づけるように暮らしたい。
でも、ま

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孤独

孤独

孤独を感じたときに反応する脳の部位は、
注射針を刺されたときの痛みに反応する脳の部位と
同じだという。

孤独は痛み。
強烈な痛みを伴うものだと
知っておきたい。

ひとりじゃないよ。
ひとりにさせないよ。

だれもが、だれかを探している。
だれもが、だれかを求めている。

弱いからでも、
情けないからでもなく、
だれもが持っている自然な感情だと、
知っておきたい。

お腹が空いたら、食べ物がほし

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『自由』の中身

『自由』の中身

『自由』の中には、必ず自分なりの基準がある。
譲れない何かがある。
その譲れない何か、がその人の軸なのだと思う。

自由って難しい。
一人でいるときでも難しいのに、他人の目があると、さらに難しくなる。
自由には、正解がない。指針もない。
だから不安で、恥ずかしい。

相手の自由な姿、自由な表現を受け入れ合う場には、
やさしさと尊重し合う空気が流れている。

―――

自分でいうのも何だが、
私は替

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塀の上

塀の上

私には、
「生きづらさ」という言葉はしっくりこない。
でも、今のところ、これといった代わる言葉は見つかっていない。

進もうとすると、
いえ、歩こうとすると、
必ず前には距たりがあって、乗り越えないと行けない仕組みになっている。

たとえば誰かと親しくなりたいと思うと、
その人は必ず塀の上にいる。
私の短い手は、その塀には届かない。

もしかすると、その人は手を伸ばしてくれるかもしれない。
でも、

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