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味覚と出逢っていくお話 ++やっぱり混合な私++

5つの。感覚の。ひとつは。食する。物質に。応じ。認識され。甘味と。酸味と。塩味と。苦味と。うま味の。5つの。味で。受容の。器の。舌は。性質に。より。変化と。楽しみを。
#味覚  

私は味覚過敏で嗅覚過敏です。

パートナーも同様で、私達は味覚や嗅覚の嗜好がとても近しくあります。好みの味と出逢っていくことは、私達の日々の楽しみのひとつです。

味覚過敏と嗅覚過敏
・味やにおいに関して過敏な感覚
・食べ物やにおいがあるものに対して過敏の状態

環境と経験
・添加物などを摂取しにくい食生活で育つ
・食事のマナーに厳しく食事の時間が苦痛だった
・苦手な物、出された物を残さず食べることが苦痛だったが、食べるよう教わっていた
・少食で食べることに興味がなかった

環境と経験からの形成
子供の頃の味覚形成により、『体に合うもの、必要なものを教えてくれる味』と『体に不要、危険なものを教えてくれる味』を覚えられた
・苦手な物でも出された物は美味しそうに食べられるため、食わず嫌いがなく、新たな刺激や情報になる
・子供の頃に、苦手な物をどう美味しく食べるか(思考)を重ね、何故苦手なのか、何が好きなのかを知り続け、食べることに興味が出た
・料理することを覚え、好みの調理方法や味つけ、食材や調味料、調理器具や器など面白みを知り、食事が楽しいものとなる
・匂いや見た目で、好みの味とそうではないものを判別できる

性質と体質
・濃い味付けの物、油っこい物、甘すぎる物、酸味の強い物、辛味の強い物が苦手
・上記の物を摂取すると、舌や口周りが焼けるような感覚、痛みを生じる(口内が切れる、炎症する)
・添加物などを摂取すると、口内に残る後味と臭いが不快
・食べ物や飲み物により、味と温度などバランスの調和を感じないと不快に感じる
・身体に合わない物を摂取すると、身体の拒否反応(吐き気、震え、痛みなど)が起こる

性格と思考
他人に手料理を振る舞うのが苦手
・感覚過敏により調味料の使用量が少ないため、調味料の使用量を増量したり、お相手の口に合うか不安になることが苦痛
(一般的なレシピの調味料三分の一の使用量)

●好奇心旺盛
・食べたことがない食材、料理を食べてみたい
・苦手な食材でも、好みな味の料理人が作ったものは食べたい
・苦手なものでも、何故苦手なのか知りたい、試したい
・美味しそうな物と出逢ったらとにかく食べたい

●探究心が強い
・好みの味の料理人が選ぶ食材と調理方法なら、苦手な食材も美味しいと感じる可能性が高い

●決断が早い
・食べ物の匂いや見た目で好みの物を判別するため、食べてみたい物と興味がない物ではっきりしている
・好みだった物でも、今の自分に合わなくなったものは摂取をやめる

私達にとって外食は、ほぼ味が濃く感じられ、苦痛になることもあります。私達がよく行くお店は味が多少濃く感じても、味つけのバランスと、使っている調味料や食材が好みのお店です。

苦痛になる時の分かりやすい身体の拒否反応は、特に、油と塩に反応します。合わない油にはすぐに吐き気がし、合わない塩にはすぐに痛みが走ります。

感覚過敏
・外部からの刺激が過剰に感じる
・激しい苦痛を伴い不快に感じる
・天候、気候などの影響で、
味覚や嗅覚も変動しやすい

感覚鈍麻
特定の刺激に対する反応が低くなる
・刺激に対して反応が弱いため
強い刺激を求め感覚探求を起こす
・天候、気候などの影響で、
味覚や嗅覚も変動しやすい

味覚
食する物質に応じて認識される感覚
・人工的に精製した調味料の残留感が不快
・嗜好のこだわりが強く特定のものを好む

嗅覚
周囲に放出されている物質を受け取る感覚
・食品添加物や香粧品香料など合成香料が不快
・嗜好のこだわりが強く特定のものを好む

触覚
口腔内の皮膚を通して感じる感覚
歯や舌を通して感じる感覚
・特定の舌触り、歯ごたえ、喉ごしの食べ物が苦手
・口内いっぱいに食べ物が入っていると美味しく感じる
・あまり噛まずに呑み込むと美味しく感じる
・かたい物、弾力のある物が美味しく感じる

美味しい物と出逢った時はもちろんですが、苦手な味、香り、食感、調理方法などを食した時、私達は、何に、どう感じているのか話をします。今まで一緒に口にしてきた物と比較しながら、お互いの感覚と情報の確認、自分達の今の状態を把握し、好みを再確認していきます。

食事をしながら、美味しいと感じる思考を共有し、変化していく味の感じ方に共感し、味が変化していくタイミングの認識に共鳴します。しつこいぐらい美味いといいながら堪能します。

私達は、フルボディの赤ワインを好むのですが、赤ワインは、体調、天候や気候、一緒に食べる物、温度などで食事中の変化を感じやすいため、とても興味深い飲み物です。

赤ワインに詳しい訳ではなく、お酒の中で美味しいと感じることが多いのが赤ワインであり、食事と一緒に変化を楽しめる飲み物であり、自分達がどんな赤ワインを美味しく感じるかに興味があり、美味しく感じる赤ワインと出逢うために美味しそうなお店で食事をし、美味しそうな赤ワインを購入し、時にはちょっとお値段の良いワインも覚え、自分が美味しいと感じる赤ワインが他人の言葉でどう表現されているのかを知り、おすすめしていただいた表現とそのワインが自分の好みなワインなのかを判断する感覚を覚えていき、その時の自分に合わせた美味しい物を摂取していきたいのです。

初めてのお店で食事をするたびに、私達は好みのお店達に感謝し、美味しかった物達を思い出し、また行こうと想い、新たな出逢いのための過程を楽しみにします。

私達がもっともよく行くバルは、毎回食べたことのないお料理もあり、好みの味つけと、好みのワインを知っていてくださる有り難いお店です。店員さんがおすすめしてくださったワインに感じたことを伝え、欲しい好みを伝え、その積み重ねにつきあってきてくださった店員さんに感謝です。

そして、私以上に、その積み重ねを楽しみ、近しい味覚と嗅覚で、一緒に食事を楽しめるパートナーに感謝します。

読んでくださりありがとうございます


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共通の。性質に。基づき。分け。られる。種類は。同類の。ものを。まとめ。いくつかの。区分された。集まりには。嵌まらず。異なる。性質で。混じり。合い。入り。混じり。

#分類
#混合


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現実の存在を
写し撮り
記録と記憶を

#写真



投影の。ために。用いる。装置は。フィルムを。送る。輸動と。映し。出す。像と。音を。出す。再生の。機構から。成り。立ち。形や。姿を。表面に。現し。示し。
#映写機
#映す


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あとがき

味覚と出逢っていくお話は、味覚過敏かもしれない姪を想って書いたものです。周りの大人達は心配しているようですが、今は、味覚過敏かどうかは本人にしか分かりません。そうであったとしても、そうでなかったとしても、いろいろ食べられないことは事実です。でも、大丈夫。私は子供の頃は味覚過敏だとは思っていませんでしたし、両親に教わってきたことを手に、上手く立ち回ってきました。今は、過敏な味覚であることを好ましく思っています。

そして、おそらく味覚過敏であろう多くのお子様達と接してきました。だから、大丈夫。成長とともに、食べられるものは増えます。そのきっかけは、それぞれだとは思いますが、美味しそうに楽しそうに食べていれば伝染します。私がご飯を食べている時、お子様達が寄って来てくれていたのは、『そうゆうこと』だったと思います。彼らは基本、好奇心旺盛なのですから、好奇心でいろんなことができるようになるのです。それを教えてくれたみんな、どうもありがとう。

子供の頃に、味覚を形成させてくれ、食べることの基礎を身につけさせてくれた両親と、好奇心旺盛な私に感謝します。

長くなりました。
あとがきも読んでくださりありがとうございます。

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やっぱり混合の私
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