見出し画像

クレイジーリッチ 餃子タイム

朝から庭で摘んだカモミールと塩を入れたお風呂にに入って、昼下がりに冷凍餃子を焼いて食べた。油も水もいらないのに、パリっと上手く焼ける優れもの。濃いめの烏龍茶と合わせて、アジアンなお昼ご飯を食べた。

アジアンな料理が出てくる映画を思い浮かべたら、映画『クレイジーリッチ』が浮かんだ。たしか、家族で餃子を作っているシーンがあったはず…

2018年アメリカ映画。ジョンMチョウ監督。ケヴィンクワン原作『クレイジーリッチアジアンズ』。

アジアの俳優さんばかり出演していたので、アジア映画かなと思っていた。

この映画、簡単に言えば、主人公の女性が玉の輿に乗る話。たまたま付き合っていた彼の実家が超リッチ過ぎることが判明して、戸惑いの連続…彼を狙う女子達、嫉妬、彼の家族との確執、暴かれる主人公の出生の秘密などなど…画像はきらびやかにリッチな世界だけれど、迫るのは壁の連続。良い友人に助けられながら、主人公の知恵とガッツ溢れてる闘志で乗り越えて行くのが心地よい映画。

そんな彼女のガッツを見て、益々彼女のことを好きになる一途な彼に、私は胸キュン❣️素敵過ぎるやんーこんな誠実な彼氏❣️


玉の輿…ひと昔前は、身分の差や、立場の差の違いから、お金持ちに嫁ぐことを差した言葉。現代では、例えば大学の同級生やビジネスパートナーなど、同等の価値感を持ち合わせたもの同士が一緒に経済活動をすることが多く、あまりに経済格差のありすぎると価値観が違い過ぎて、結婚にまで至らないケースが多いという。

映画でも、そんな社会事情を反映して、彼女は名門大学卒の大学教授と言うキャリアウーマンであり、彼も実業家。お互いに実家のことは気にせずに、2人の価値観のままにお付き合いをしていた。ただ彼の実家がアジアでも有名な名門一家であり、彼女はシングルマザーの移民の子であることが、後から明るみになっただけのこと。現代風の玉の輿だ。

名門家の餃子。代々伝えられて来た味を引き継ぐ伝統の味。一体どんな味がするんだろう⁉️

以前、韓国留学生の方の実家のキムチを頂いた。韓国では名門の家柄だという、名家の伝統的なキムチ。それはくさやのような強烈な匂いがした。よくしまった白菜の間に牡蠣や魚など魚介類や様々な野菜が入っていた。真っ赤な色で余分な水分は一切なく、食べると濃厚で複雑な味。それまでも、今までも食べたことがない濃く美味しいお味のキムチだった。

名家の秘伝の餃子…きっと、皮も違えば内容物も違う。特製レシピで作られていて、美味しいんだろうな。食べてみたい…

伝統的な物は、口にするのも、観るのも、聴くのも、使うのも、身の周りに置くのも好きだが、いざ伝統を引き継いだり守る立場になると、その責任も義務も相当の覚悟を持たないと、出来ないと思う。

映画の主人公はガッツも勇気もなかなかのものだ。彼女ならばきっと、伝統的な餃子を守って行くことが出来るだろう。

2人の愛が本物なら、臆病な私も、全く違う世界を背景に持つダーリンと新しい明日を築く勇気を持てるのだろうか⁉️

とりあえず今日は、冷凍餃子美味しかった。ご馳走様。今日の食事に感謝、感謝❣️









よろしければサポートお願いします❣️他の方のnoteのサポートや、子供たちのための寄付、ART活動に活かしていきたいと思います。