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恐れる育児

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はじめての育児に奮闘中の私が、先回りしてあらゆることを心配しまくっています。
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恐れる育児-体型コンプレックス

恐れる育児-体型コンプレックス

コンプレックスというのは、どんな人にも多かれ少なかれあるだろう。

私は自分の体型に大いにコンプレックスがある。
物心ついた頃から私は…ぽっちゃりなのだ。
そして骨格がしっかりしているので、常にガッチリ体型である。

生まれた時こそ、2300gと小さめだったが、旺盛な食欲で一日で保育器を出された…と母に聞いた。

年子の妹は逆に昔からガリガリだった。
同居の祖母に妹と比較されてデブだと言われ続け、

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恐れる育児-親戚付き合い

恐れる育児-親戚付き合い

私も夫もきょうだいはいるが、いずれも子どもはいないので、赤子にとって一番年齢の近い親戚はイトコの子ども(ハトコ)である。

更に私は親戚付き合いの薄い家なので、日常的に連絡を取り合う親戚はいない。
夫側の親戚は距離の近さも相まってよくお世話になっている。

夫はイトコたちの年代では一番年下で(正確には夫の妹が一番下だが)めちゃくちゃ可愛がられている。
結婚して挨拶に行った時も「〇〇ちゃんが結婚

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恐れる育児-恋バナと性教育

恐れる育児-恋バナと性教育

今時の子どもはマセている。
よく聞くハナシだ。
小学生でもう当たり前に彼氏彼女がいるという。

私が小学生の時でも、好きとか告白するとかそういうのはあったけれども、彼氏とか付き合うとかそういうのはなかったような気がする。

告白が最大のイベントで、両思いになったからと言って恋人同士として何をどうする…ということはなかった。

せいぜい一緒に帰るくらいのものだったと思う。

ただ女子というのはいつで

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恐れる育児-頭髪検査

恐れる育児-頭髪検査

自分で子を産むまで、赤子の頭髪がこれほど千差万別とは知らなかった。

生まれた直後からフサフサの子もいれば、一歳近くても薄い子もいる。
我が家の赤子は後者である。

これについては特に心配はしていない。
私も夫も薄毛だったらしく、実母にも義母にも心配ないとずっと言われているからだ。

大人になった今は毛量はむしろ多い方である。

また他のママさんに言われるのは、薄毛の方が「赤ちゃんっぽい」。
たし

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恐れる育児-顔面偏差値という呪縛

恐れる育児-顔面偏差値という呪縛

社会の中で生きていく上で、容姿に優れていることは一つの武器になる。

容姿が全てではもちろんない。
だが、容姿が良いだけで得することはある。

手前味噌で大変恐縮だが、うちの赤子はかわいい。
世の中の母親はみんな自分の子が世界一可愛いと思うが言わせてほしい。

うちの赤子は本当にまじでかわいいのだ。
実際、見知らぬ人から褒められることが多い。

最もよく言われるのは、まつ毛が長い、である。

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恐れる育児-オマセさんというボス

恐れる育児-オマセさんというボス

妊娠が分かったとき、男の子がいいなと漠然と思った。

理由の一つには前回書いた通り女の子らしいものが苦手ということがあるが
そもそも女の子自体に苦手意識がある。

保育園の記憶で鮮明に残っているものがある。
多分年長の時のものだと思う。

同じ学年に双子の姉妹がいた。
双子はとてもオマセさんで、ハキハキとよく喋る子たちだった。
特に妹(仮にAちゃんとする)はかなり気が強く、事実上園児の中でボス

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恐れる育児-ピンクモンスター

恐れる育児-ピンクモンスター

10ヶ月になる赤子がいる。
女の子。初めての子である。

10ヶ月の赤子というのは、生まれた直後からすればだいぶ人間らしくなった。

まだ立って歩くことはできないが、ハイハイで自由に移動できるし、気がつけばソファによじ登っていて肝を冷やす。

あやせば笑うし、チャイルドシートに乗りたくなくて泣きながら身体をくねくねよじらせている。
意思を持った生命体なのだ。

だが、まだ無性というか、性別を感じな

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