西葛西でのスマホ教室も第4回目になってきました！
自治会の方々や、意欲的なご夫婦に支えられて、貢献の範囲が広がってきているもの毎回毎回感じています。

今回のnoteの主人公は、レギュラー参加されているご高齢の夫婦です。
息子さんと別居され、ご夫婦で生活されています。
70代とのことですが、身体はとてもお元気で、僕たち世代とも同じリズム・温度感で話をしてくださいます。

そんなご夫婦は、第1回目から参加されています。
第1回目は確か1ヶ月半前でした。
その時は、奥様のみがスマホ利用者で、ご主人はまだガラケーでした。
スマホについてご説明し、ガラケーでの操作のお手伝いもさせて頂きました。

第2回目の会場は「ドコモショップ」でした。
ご夫婦のスマホ購入支援です。
ご夫婦と店員さんの会話の通訳をし、後日めでたくご契約となりました！

第3回目はその二週間後。
ご主人はスマホから手を離すことなく、熱心に操作されていました。

そして迎えた今回。
ご夫婦としては、スマホを新規購入して約1ヶ月。
過去の事例からいうと、ご高齢の方がスマホを初めて購入して1ヶ月だと、まあせいぜい「LINEで一対一トーク」ができれば御の字。
平均すると、「かかってきた電話に出る。仲のいい人に電話する。」くらいできていれば大丈夫かな、といった感じです。

しかし、以前からスマホを使いこなされていた奥様はもちろんのこと、人生で初めてのスマホを持ってから1ヶ月のご主人までもが、「バリバリ」使いこなせるようになっていました！

一週間くらい前から予感はしてたんですけどねw
LINEグループには、多くの写真や動画、軽快なトーク。
”本当にご本人が操作してるのかな？w”と思ってしまうほど、使いこなされていました。

まるで”JK”

スマホを買って1ヶ月。
あれですよ、”おじいちゃん”ですよw
そのおじいちゃんが、ずーっと右手にスマホを持って真剣な眼差しで、時折天にも昇るような表情で楽しんでいます。

口を開けば”スマホが・・・”、”このアプリが・・・”、”写真の撮り方がね・・・”とか、スマホの話ばっかりです。

「スマホを置きなさい！！！」
と、ママに怒られそうです。

そのくらい熱狂してくれています。

高齢者の順応性

以前noteでも書きましたが、高齢者は現代の若者に比べ「時代の変化」と調和するのが上手い！・・かもしれない！ということです。

今の80歳だとすると、
・幼少期は戦後不況により明日の食べ物にも困る
・20歳は戦後15年、急速な戦後復興で世界が変わった
・40歳は高度経済成長で日本経済が世界第2位になった
・50歳はバブル経済真っ只中、日経平均史上最高値になった
・55歳はバブル崩壊
・60歳はIT化の波で事務作業が急速にパソコンになった

20代30代の若者の諸君！

これすごくね？w
変化どころか、天変地異が起こったくらい激動な時代でした。
冷静に見てみると、「俺らの時代はな〜」と偉そうに言われても、「そうっすよね」って納得してしまいそうです。w

だとすると、
「高齢者にスマホは・・・」とか、「おばあちゃんには無理よ〜w」という意見は少々的外れではないか？と思います。

現実に西葛西スマホ教室では、スマホを持ったこともない”おじいちゃん”がたった1ヶ月でバリバリ使いこなしているし、楽しそうです。

スマホと高齢者の親和性が高く、ツールとしての可能性が高いことを、またひとつ証明するための出来事になりました。

次回、このご夫婦がどんな変化を遂げているのでしょう。
お会いするのが楽しみです！

＜終わり＞

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