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雑多なものの寄せ集めです。古歌の現代語訳や古典作品に関する雑談、創作古語など。
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2019年10月の記事一覧

現代語訳『山家集』(455)

【 原文 】 きりぎりす夜寒《よさむ》になるを告げ顔に枕のもとに来つつ鳴くなり (455) 【 …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(363)

【 原文 】 さだめなく鳥や鳴くらん秋の夜は月の光を思ひまがへて (363) 【 現代語訳 】 鶏…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(449)

【 原文 】 虫の音をよそに思ひて明かさねば袂も露は野辺にかはらじ (449) 【 現代語訳 】 …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(712)

【 原文 】 つくづくとものを思ふにうち添へて折あはれなる鐘の音かな (712) 【 現代語訳 …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(1045)

【 原文 】 馴れ来《き》にし都もうとくなり果てて悲しさ添ふる秋の暮かな (1045) 【 現代…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(935)

【 原文 】 木枯《こがらし》に木の葉の落つる山里は涙さへこそもろくなりけれ (935) 【 現…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(472)

【 原文 】 いつよりか紅葉《もみぢ》の色は染むべきと時雨《しぐれ》に曇る空に問はばや (472) 【 現代語訳 】 いつから紅葉《もみじ》の葉を染めるつもりなのかと、時雨《しぐれ》が降りそうな曇り空に尋ねたい。 ※Amazonでオリジナル小説『フルカミの里』を発売中です。  (Kindle Unlimited利用可)

現代語訳『山家集』(394)

【 原文 】 露ながらこぼさで折らん月影に小萩が枝の松虫の声 (394) 【 現代語訳 】 露とそ…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(108)

【 原文 】 いかで我この世の他の思ひ出《い》でに風をいとはで花を眺めん (108) 【 現代語…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(267)

【 原文 】 折らで行く袖にも露ぞしほれける萩の枝《え》しげき野辺の細道 (267) 【 現代語…

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(830)

【 原文 】 あはれ知る空にはあらじ侘《わ》び人の涙ぞ今日《けふ》は雨と降るらん (830) …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(922)

【 原文 】 琴《こと》の音《ね》に涙を添へて流すかな絶えなましかばと思ふあはれに (922) …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(370)

【 原文 】 なかなかに曇ると見えて晴るる夜の月は光の添ふ心地する (370) 【 現代語訳 】 …

たま
4年前
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現代語訳『山家集』(804)

【 原文 】 涙をやしのばん人は流すべきあはれに見ゆる水茎《みづくき》の跡 (804) 【 現代語訳 】 我慢していた人もきっと涙を流すに違いないほど、美しく見事な手跡だ。 ※Amazonでオリジナル小説『フルカミの里』を発売中です。  (Kindle Unlimited利用可)