見出し画像

瑞野先生のコンテンツ漂流記@2023.04.10

#ハマった沼を語らせて

今週も始まりました。
#瑞野先生のコンテンツ漂流記 」。

この連載では、瑞野蒼人がこの1週間に見聞きした、いわゆる「コンテンツ」の中で特に面白かったものをセレクトし、殴り書きのように感想を綴る備忘録的記事です。ジャンルはコンテンツと称すものならなんでもなり。あくまで瑞野の趣味に基づくセレクトですので非常に偏りのあることをご了承ください。


①『佐久間宣行のずるい仕事術――僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた』

社会人二年目にあたりまして指針となるような本が欲しかったので、ちょっと買ってみました。元テレ東でお馴染み佐久間さんの本。「自分をブランド化して希少価値を高める」とか、自分でも真似できるかできないかはさておき、ものすごく身につまされるというか。こういうふうに自分の存在を知らしめられるのかー!!というまさしく「ずるい」手法が盛りだくさんだった。一気に読んでしまった。


②オールスター感謝祭&オールスター後夜祭(TBS系列)

今一番テレビをおもちゃにして遊んでいるテレビ局、ことTBS。今回も、感謝祭は感謝祭でマラソンが赤坂に戻ってきたり、人数が増えたり。後夜祭は後夜祭で、放送事故っぽく偽装したクイズとか、マジでテレビ好きな人だけ食いつきそうな感じのやべークイズばっかり。一時期感謝祭も大いなるマンネリだったけど、後夜祭のお陰でかなり地位が戻った気がする。あとラヴィット中毒患者としては、麒麟川島さん総合優勝もアツかったなー。


③伊坂幸太郎著「終末のフール」

伊坂先生大好きで、「終末のフール」もたまに無性に読みたくなる時がある。小惑星衝突までわずか、というじんわりした絶望感が漂うニュータウン。その中の人間模様が複雑に入り組んで行って、交錯しながら誰かが誰かに関わっていく。まあとにかく、ぐいぐいのめり込んでしまう一作なのだ。短編の羅列なのに前後をしっかり読み返したり、行ったり来たりを繰り返したくなる中毒性がある。こういう中毒性が、伊坂作品の危ないところだ。


てな訳で、今週はこんなところです。
皆様がコンテンツの海を漂流するときに
この記事が羅針盤になると幸いです。それではまた。



おしまい。



先週のコンテンツ漂流記。↓

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

私の作品紹介