モードエフラッシー

昭和生まれの道楽ヲンナ。贅沢という病に罹患し、これはもう一生完治しないものだと諦めた。…

モードエフラッシー

昭和生まれの道楽ヲンナ。贅沢という病に罹患し、これはもう一生完治しないものだと諦めた。「贅沢」の定義は人それぞれだ。潤沢な資金があるのが前提?そんなところで生きていない。森茉莉のように生きたい。一枚の絵を見て綺麗だなと立ち止まる。花を愛で、動物と親交を深める。ソンナヒトニナリタイ

最近の記事

お手洗いのペーパー三角に折られている件について

もう約13年くらい?もっと?昔々にどこかの媒体で書いたような気がする資料が出てまいりまして・・・ でっ、以下の文にある職業に対し、揶揄するような表現と捉えられかねない表現が含まれておりますが、ご批判等は受け付けられません。 むしろ「あるある!」と、共感して下されば有難いです。 宜しくお願い申し上げます。 では新米主婦だった頃の当時の私の嘆きを読んで下さい。 👇 相方というのは、芸人システムにおいてもその言葉どおりのパートナーつ~わけで。 注釈:他に師匠とか、にいさんと

    • カリマー

      カリマーという登山用品メーカーがある。 他の登山用品メーカーと同様、カリマーも最近は登山ウェアや登山靴、トレッキングポール等小物なども展 開する総合登山用品メーカーのイメージがあるが、もともとザックメーカーとして発展してきたこともあっ てほとんどの人はカリマーと聞くとまず登山用ザックを思い浮かべるのではないであろうか。 最近は新機能やデザインの工夫などそれぞれ特徴を出したブランドが多数乱立するなかで、比較的古典的な ザックを展開しているカリマーの評価は大きく分かれるところであ

      • A Iが作ってくれました

        こちらの絵本の原稿は、A Iが作ったものです。 途中までですが、ご参考までに🤣 ☟ 絵本の作成をお手伝いします。次のようなストーリーはいかがでしょうか? ☟ 銀河のはずれにある小さな惑星に、サングラスをかけたハスキー犬のコスモという名前の少年が住んでいました。コスモはサーカス団の一員で、宇宙船で色々な星を回って公演をしていました。コスモはサーカスの中でも一番の曲芸師で、高く跳んだり、回転したり、バランスをとったりするのが得意でした。しかし、コスモにはひとつだけ悩みがありま

        • 法律について語る〜リーガルマキシム

          私は家庭の事情を鑑みて、ある学問を諦めました。 そんな折、ある場所を介して、ある工学博士と知り合いました。 既にバブルは崩壊していたけれど、若い私は野心の塊でした。 その野心を抱く本当の理由は「豊かになりたい。親に楽をさせてやりたい。」の一心でした。 そして、その思いは強く、まだ何も持たない若い私は博士に拾って頂きました。 博士が私に初めに教えたことは「モードエフラッシーさんなぁ、何をするにも常に法律を意識してやらなあかんで。」でした。 仕事のノウハウは勿論のこと、いろんな勉

        お手洗いのペーパー三角に折られている件について

          文系と理系

          ある方と往復書簡を交わしていた時のものをご紹介致します。(もう10年以上前のものになってしまった・・・) その方はもうこの世にいない。 皆さんは文系?理系?(これ自体愚問ですね。ナンセンスかも?) ↓ 平成21年度の流行大賞は「政権交代」に決まったそうだ。 今回の政権交代で大きな注目を集めたのは、予算を組むのに用いられた「事業仕分け」という手法であろう。 さらにこの作業が公開されたということが画期的であった。 「必殺仕分け人」などと面白可笑しく呼ばれた事業の可否を振り分け

          文字と日本人

          瓶のラベルに大きく「〆」と筆書きされた地酒が到来した。 「しめ」という銘かと思ったらその下にローマ字で「Kejime」と書いてある。 「けじめ」は〆と書くのだったかと辞書で調べてみた。 そこで発見したことは「けじめ」に対応する漢字が無い、ということだった。 けじめを〆で表すのは、当て字だろう。 日本人が、昔から使ってきた言葉のなかに、対応する漢字を持たない名詞があるというのは寡聞にして知らなかった。 「きずな(絆)」「しがらみ(柵)」「うつ(欝)」など難しい言葉に

          人間に生まれる

          下記はある科学者との往復書簡を交わしていた当時のものである。 時折、彼とは手紙のやり取りをさせて頂いていた。 しかし、彼は既にもうこの世にはいない。                   記: 前略 お変わりありませんか。 当方は確実に老化が進んでいることは事実ですが、急変はありませんのでご放心下さい。 今度エッセイを一本書きましたので読んで下さい。 考えてみると私の実母のことを書いたのはこれが初めてです。 映画、特に洋画の好きな人で大戦前に私を連れて映画を見せて

          ブラッディメアリー #5

          「えっ?もう一度お願いします・・・。」 女は言った。 「占いのお金はいりません。私は商売でみているわけではありません。私はお金をとってみてはいけないと神様にそう命じられている者です。私が占いをし、一度でも人からお金を戴いた時は私のこの能力は失われてしまうのです。このことは私に与えられた何かの使命・・・それはまだ自分でもよくわかっていないのですが、そのためにここにいるのです。」 僕ははっとした。 今さっき、この女に唇を奪われ、その後不愉快になって「お代はいくらですか?」

          有料
          300

          ブラッディメアリー #5

          ブラッディメアリー #4

          「な、なんだって!」 僕は女を見上げた。 女は言葉を続ける。 「そもそも整形というものはですね・・医療技術などを施して顔や体を理想の形に整えることですが・・・」 「そんな話はいいっ!さっきの発言はなんなんですかっ、一体!!」 僕はイラついていた。 僕としたことが・・・ 声を荒げてしまった。 女は一瞬びくっとしたが、気を取り直したのか静かに話を続けた。 「おお、こわっ!やっぱり当たってたんだ、私の勘・・・おっと、そうそうサイキックだったわね、私。」 は?

          ブラッディメアリー #4

          ブラッティメアリー #3

          女の突然の言葉に僕は狼狽した。 だが、待てよ・・・。 昨日初めてこの女に出会った時からの会話のやりとりを思い返していた。 この女、超テキトー。 超いいかげん。 だから僕の次に発する言葉は必然的にこうなった。 「なぜ、そのように思うのですか?」 根拠のないことで、恋人が僕のもとから何も告げずにいなくなった・・などという自分の恥部をわざわざこちらから話すことはない。 女はまた言う。 「だって、私サイキックだもん。」 う。呆れた・・・。 ただただ呆れた。 そ

          ブラッティメアリー #3

          ブラッティメアリー #2

          明るい日差しで目が覚めた。 どうやら僕は酔って寝てしまったらしい。 「おはよう!」 その時、僕の視界に白髪で眼鏡をかけた女が入ってきた。 ぎょっとして、思わず布団をかぶってしまった。 布団? 布団で寝ている僕。 どこだ?ここは・・・。 「よく眠れましたか?」 女の声。 ぎょっとしたのは言うまでもない。 昨日、ブラッディメアリーを注文した際、この女は確かにこう言ったのだ。 「若い女から”戴いた”フレッシュなジュース・・・。」 あの状況の中で、僕がその言

          ブラッティメアリー #2

          ブラッディメアリー

          初めまして!モードエフラッシーと申します。 こちらは以前私が書いた小説です。 なにも私が小説家になりたかったわけではなかったのですが、古くからブログを書いていたので、それがたまたま出版社の方の目に留まり、書いてみませんか?とお声をかけて頂き、書き始めたのですが、ライフスタイルが変わり、私の都合で、勝手ながら話を流してしまったのでした。 その原稿を見つけましたので、懐かしくなり、こちらでご紹介させて下さい。 まだまだつたない文ですが、宜しければ楽しんで頂けますと幸いです。

          ブラッディメアリー