12日目:ほんのちょっといい雨。

休職12日目。月曜日。

6:00前に目が覚めてしまい、迷った挙句、ゴミ出しだけ行く。また寝て、9:00過ぎに起きる(長く寝たかったからゴミ出しといてよかった)

午前中は心療内科へ。「表情がよくなってきている。ただ情緒が安定していないからまだまだ治っていないよ」。

この「まだまだ治っていない」という言葉にほっとした。自分はまだ本調子じゃないんだ、休んでいて、大丈夫なんだ・・・

仕事中に自分の心理に起きていた様々なことを思い起こす。みんなの前ではなんともない、誰にも気づかれていない、けど、あれらはもう通常の私じゃなかったんだと、今になってすっと、当たり前じゃんって感じで、すっと認識できるようになってきた。

病院のあとは前々から欲しかった度入りのブルーライトカットメガネを作りに行った。眼精疲労を少しでも和らげるため、休職期間に入ってから何度も行こうと思っては疲れてしまい店に入れなかったが、ついに。出来上がりにはまだ少しかかる。でもひとつ自分のためのことを成し遂げられた気がして、嬉しかった。

滅多に食べないパンケーキを昼食代わりにし、ドラッグストアなどで生活に必要なものを買って、雨の中家についた。

家では洗濯物をたくさん回したり(いつも室内干し)、少し勉強したりした。夜ご飯は、作るのが面倒だったから冷凍ご飯と惣菜(雨の中また買いに行った)。お風呂に入って、今。ここ最近は実家にいたので、一人暮らしはやっぱり生活を整えるのに時間を使うことをあらためて実感している。特に自分がこんな状況だから、甘えさせてくれているんだろう。情けないけど、今は有り難く、有り難く甘受させていただこう・・・

・・・

毎日お腹はあんまり空かない。食後は胃が張ったり気持ち悪くなったりする。毎日仕事の夢を見る。それ以外にもオムニバス形式でたくさん見る。薬を飲まないと身体がすぐ痛くなる。

でも、今日は雨をなんだかほんのちょっといい感じに思えた。寒いしかなり濡れたのに、ほんとうにほんのちょっと、いいなと思えた。



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