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2021年12月13日「思うままの読書日記を書けば良い」

このnoteを始めたばかりの頃は、はてなブログに書けないようなことを書こうと思っていて、でもはてなブログでも好きなことを書き始めたら、今度はnoteに書くことが無くなって、noteとは、しばし疎遠になってしまった。

しかし、はてなブログで「有益なことを書かなければいけないんだ!」という思いと別れられなかった私は、またもやnoteへと逃れてきた。今度は【読書日記】として改めてスタートしてみたのだけど、これが楽しくて今に至る。

しかし楽しい気持ちでいつもいられるわけじゃなくて。最近は、noteを毎日更新することに疲れてきてもいた。誰に頼まれているわけでもなく、自分で勝手に「毎日更新する」と決めているのだから、疲れてしまっているのは自分の責任なのだけど、でも毎日更新しないと気持ち悪いぐらいに習慣にもなっているので、なかなか更新頻度を落とすという選択肢は選ばれない。

そして今日ふと、私は「毎日更新する」ことよりも、毎日読んだ本の内容を書くことに疲れてしまったのかもしれない、と気づいた。読んだ本を紹介したり、分かりやすく説明することを取り入れようとすると、途端に文章がしどろもどろになる。どうも説明するのが苦手らしい。

今更そんなことに気がついて、でも私はこのnoteを「本の紹介をする場所」として始めたわけではなかったはずだし、ただ読んだ本を記録しているだけのこと。

noteを始めたばかりの頃のように、ただ自分の書きたいように文章を書くということだけをしていけばいいのではないか、そんなことに気がついてみると、あっという間にここまでの700文字弱を書き上げてしまった。思いのままに文章が書けるようになって良かった。

そんな今日の読書は『分別と多感』。

実はこの一ヶ月弱、毎晩すこしずつ読んでいるのだった。

何事にも冷静でありたいと思っている姉と、自分の欲望のままに突き進む妹の恋愛が二転三転していくのだけど、二転三転していくと言っても、今の時代のように恋愛がスピーディーに進んでいくわけでもなく、ゆっくりとでも確実に問題が発生したりして、そういった物語の流れを読むと、オースティンという人は本当にスゴイ作家さんなんだなと、語彙力のない感想が出てきたのだった。

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