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ウィンター・ブルーを愛しましょ

すっかり寒くなって、もう冬の装いで出掛ける日々がやってきましたねえ。最近、調子どうですか??食欲はありますか?起きるの辛くはないですか?

わたしはなんだかなぁ、という具合です(笑)熱があるわけでもなく、喉が痛いわけでもなく。でも調子が悪いのです。

どんな具合かといいますと、平気で10時間睡眠。なのに日中も眠い。食欲も体力も低下気味。なんだか胸騒ぎがする。やりたいことはあるのに身体が鉛のように重たい。

こ、これはまさに昨年から情報を目にして気になっていたやつ。その名も「ウィンター・ブルー」なのでは??名前だけ聞くとなんだか妖精のような?クリスマス的な?かわいい響き。(だけど全然可愛くない!!)

寒さと共にダルさを感じやすい人はわたしと同じ「ウィンター・ブルー」気味なのかもしれない。この子と仲良くするためにはどうしたらいいのだろう?いっしょに考えていきましょ!


ウィンター・ブルーとは

ウィンター・ブルーとは別名「冬季うつ」「季節性感情障害(気分障害)」「季節性うつ」などいろんな呼び名があるらしい。

毎年寒くなるとやる気がなくなるし気分が下がるんだよなぁ...なぜだろう。と思っている人。実はそれ、あなたのせいではなく、この症状が原因の可能性がある。

わたしは11月〜3月にかけて気分が下がりまくる。人に会いたくなくなったり冬眠したい気持ちになったり。これが毎年続いている。1年のうちの4分の1ともなると、結構大きな影響があるんですよねえ

このブルーちゃんを消したい!勝ちたい!そう思うとさらにブルーちゃんは日々進化し、パワーアップしてくる。だからわたしは仲良くすることにした!!


原因を知って、仲良くなろう

仲良くするには相手のことをしっかりと知る必要がある。そもそもこのブルーちゃんは、なぜわたしのところへ訪れるのだろう。なぜ秋の終わりから春の始まりまで、共に過ごそうとするのだろう。

この原因は「日照時間」にあるようだ。秋冬になって日照時間が短くなることで、なんと目から脳への光刺激が減少。すると、脳から分泌される幸せホルモン「セロトニン💞」が減少してしまう。

この、「セロトニン」は快楽ホルモン「ドーパミン🔥」と不快ホルモン「ノルアドレナリン🌀」の分泌をいい具合に調整する役割を担う、まさにキーマン。シーソーでいうところの支点。

快・不快のシーソーのバランスが保てなくなり、過食、無気力、イライラ感、不安感などの症状がでてしまうというわけだ。

さらに、この「セロトニン」は夜になると睡眠ホルモン「メラトニン💤」に変身する。この「メラトニン」は体内時計を調整する働きがあるため、減少すると過眠や1日中眠いという症状に繋がってしまう。

働き者の「セロトニン💞」には、太陽のチカラが必要だったんだねえ。これがウィンター・ブルーの正体!


自然を愛して、ご自愛しましょ

さて。この地球に生きる限り、四季豊かな日本に生きる限り、わたしはウィンター・ブルーには逆らえないということが分かった。むしろ自然に準じて生きているわたしってなんて素直な生き物なのだろう、とご自愛してあげたいくらいだ。

太陽の光が届かぬのなら、何か別の方法で脳を刺激してあげよう。自然に任せるのではなく、自分のチカラで幸せホルモン「セロトニン」を増やせばよいじゃん!

ちなみに「セロトニン」は必須アミノ酸「トリプトファン🌟」が変身してできるホルモン。だからこの「トリプトファン」を増やす行動をすればよいみたい!

「トリプトファン」を増やすには...食物から摂取しよう。
・豆腐、豆乳、納豆、醤油、味噌などの大豆製品
・牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品
・米、米粉
・ごま、ピーナッツ、卵、バナナ

光刺激をたくさん受けるには...まずは少しでも多く日光に当たろう。
・カーテンを開けて寝てみる
・散歩してみる
・自転車じゃなくて徒歩にしてみる

不足しがちな快楽ホルモン🔥を増やすには...意識的にリラックスの時間をつくろう。
・温かいお湯に浸かる
・窓を開けて外の空気を吸う
・すきな香りを焚く
・香り高い紅茶を飲む
・いい香りのするクリームをこまめに塗る

「届かぬなら 届けてみせよう セロトニン」
太陽のせいにせずに、自然を愛して。そして、ご自愛していきたいものですねえ

▽参考文献等

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