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駄文

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駄文集。 何者ともつかない、よりどころなきタカラモノたち。
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"キャンサーセックス"って本当にすごい言葉だと思うんですよね、あーた。

"キャンサーセックス"って本当にすごい言葉だと思うんですよね、あーた。

最近、時たま、発熱する。理由は簡単だ。おそらく腫瘍のせいか、はたまた細胞が壊死し、その後始末をするために白血球だの赤血球だの、からだのなかのいろんなひとたちが闘っていてくれるのだ。大体、アンソニーが急激に暴れた次の日、もしくはその夜には発熱する。解熱剤を飲む。あまり咳き込むと、吐血するので気合いで咳を止める。一応こんなご時世なので、コロちゃんか?とも思ったりするのだが、面白いくらいに大抵違う。熱が

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罪と咎と、バイオレンスコミットメント。

罪と咎と、バイオレンスコミットメント。

朝起きた瞬間から、というか昨日から引き続き、酒焼けのようなひどいハスキーヴォイスになっており、悩ましいのだか嬉しいのだかわからない状況になっている。いや、嘘だ。早くもとにもどってほしい。これはこれで楽しいのだが、やはり高音が出ないのは至って不便である。本番まであと今日で12日だ。おおぅ、来たなァ。つ、つ、つ、ついに来たなァ。なにげにわたしは、今回の主催は手術後はじめてだ。と、いうことはだ。約4年ぶ

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あれがわたしのヴァイオレンスジャック。

あれがわたしのヴァイオレンスジャック。

一昨日は、さすがに、死ぬかと思った。何が原因なのかは全くわからないが、咳が止まらなくなり、いつもの「やばいよ~やばいよ~」状態(いわゆる啄木ってる状態)になりそうだったので、なんとか、止めた。市販のセキドメはいい。もっと言うと、セキドメあめが舐めたい。小学生のころ、誰だったかなァ、母か誰かが買ってきてくれたのだ。はっかや生姜などが入った、セキドメあめ。あれを舐めれば、心なしか、咳が止まる。わたしは

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お前も俺に、負けるなよ

お前も俺に、負けるなよ

ウフ•デ•アラコックを喰えない人生なんか嫌だ!つうかだめだ!クロワッサンを貪り喰えない人生なんか嫌だ!つうかだめだ!そんなことをふと思う。そうだ。うまいもんをうまいと言えずして、なんだ。いや、わかるぞ。わかるんだぞ、食べ物の総てが雑巾の味がすることなんて腐るほどあるんだぞぅ。でもな、そんなこっちゃな、消えちまうんだよ。消えちゃうの。俺の魂は、消えちゃって消えちゃってバーニング!!!!!スティールバ

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夜中の徒然を聞くたびに、逝ってしまった貴女のことを思ひ出します。

夜中の徒然を聞くたびに、逝ってしまった貴女のことを思ひ出します。

最近、文章が書けなかった。理由は『かっこつけようとしていたから』だ。最近はどう見られるか、そればかりを気にしているように思える。もちろんそれも大切なのだが、正直それよりももっと大事なことがある。『自分が何をしたいのか』『どうありたいのか』『どう見られてもいいから何が言いたくて何がしたいのか』それがなくなった時点で人間は終わりだと思っている。というか、芸術家は終わり、といったほうが正しい。

年末に

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夜中の徒然をお許しくださいませ。

夜中の徒然をお許しくださいませ。

ご無沙汰しております。最近は忙殺されすぎていて全く日記が書けず・・・こんな時に書きたくなって書くと言う始末でございます。ミナミです。マイアミではありません。

いやはや、なんだか文章の形態が変わっていきそうな勢いではございますがそれもご愛嬌ということで勘弁いただけたらと思います。はい。さてさて、なんと言いますか、最近はもっぱら外的要因により自分自身の中の支柱のようなものが崩されるようなことがござい

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I'm a I'm.

突然だが、私の育ったダンススタジオが1月末でその歴史を終えるということを知った。20年以上歴史のある、この業界では有名な老舗スクール。この事実を知った時、自分でも驚くくらいに私の中の何かがざわざわと騒ぎ出した。ダンスの神様がいたとしたら、『今こそ踊る時だ』と言われているような気がした。物事には流れがある。そしてそれはいつだって始まりと終わりがあり、破壊と再生がある。どの神話を見ても、万物の理論を見

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悲しみの蒼。

悲しみの蒼。

嫌な夢を見て目覚めた。起きた瞬間は、それが現実なのか夢なのかわからないほど、最悪な気分が私を支配していた。最悪、では足りない、もはや絶望でも足りないくらいだ。時たま、世界中の人たちから無視されているような感覚に陥ることがある。誰も私を見ていない。見ていないならまだしも、存在を認知してくれていない。側を通りかかっても、認識しないまま、通り過ぎていく。赤の他人ならばそれも当然のことといえば当然のことな

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機微

踊ると心の機微に触れる。機微がない人生は嫌だ。最近そればかり思って生きている。私は欲求不満なのだろうか。いや、決してそんなことはない。おそらく、進んでいるからこそこういったことを感じるといったこともあるのではないだろうか。はたまたそういって自分自身に言い聞かせているだけなのかもしれない。最近、暴走列車に乗っているような感覚に陥る時がある。別に特段、というか今に始まった事ではない。私の弟は昔、私のこ

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雑多な街

雑多な街が好きだ。とりとめもなく、好きだ。流れてゆく感覚、止まっている感覚、その全てが雑多な街には存在しているように感じる。唐突だが、東京はインドのデリーなのかムンバイなのか、どっちに似ているのかふと気になった。感覚で言えば、ガンガー(ガンジス川)のあるバラナシは横浜。そしてムンバイは大阪なのかな、と思ったりもした。ということは東京はデリーなのか。わからない。いったことがないのでそもそも比較対象が

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やりたいこと

今の自分には書くことしかできない。そんなことを思う。だから、思いついた時に書こうと思って、只管に書いている。今やりたいことは何か、考えてみた。『畑』『果樹園』『デーツ畑を作る』『馬に乗る』その四つくらいだ。それ以外やりたいことなんて実はないのかもしれない。踊りは生活の一部なのでもはややりたいにもはいらない、呼吸をするのと一緒だ。なんだろう、こう、何かを作るという点でもちろんアーティスティックでいた

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生きる体温

って、なんだろうと思う。逆に、生きることは体温なんじゃないかとも思う。最近目につくこと。自分にはできないことが多い。例えば、情報を整理すること。人の情報は整理できるのに、自分自身のことは全くと言っていいほど整理ができない。注意力も散漫、集中してしまえば周りの声が聞こえなくなるほど集中してしまい、それはそれで迷惑をかける。一度思い込むと、それに一本になってしまう。それはそれでいいのだが。兎にも角にも

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