【読書記録】まんがで読破 平家物語
ポイント
何事もいつか終わりがくる
勢いのあるときほど謙虚に
本のこと
感想
「平家にあらずんば人にあらず」とまで言わしめた平家の権力の絶頂期。
今の日本では考えにくいけれど、たった700年前にそんなとんでもないことを言った人がいた。
そしてその一族が滅ぶところまでを描く「平家物語」。
いつか読んでみたいと思っていたけど手が出ず、まずは入門書からと手に取った一冊。
全体の流れが分かりやすく、ここからステップアップして原作を読んでみたい。
当然ながら「平」という名前がたくさん出てくるのでこんがらがってしまうけれど、まんがだと顔が違うので少し理解しやすい。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。」
あまりに有名なこの書き出し。
どれだけ栄えていても、いつか終わりがくる。今は良くても、次の瞬間には失ってしまうかもしれない。
日々を大切に、驕らず、謙虚に生きていきたいものだと思う。
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