ポイント
本のこと
感想
「上善如水」「無為自然」など、断片的に言葉だけ知っている老子。
詳しく学んでみたいと思い、キンドルで読んでみた。
老子の教えを簡単な言葉に言い換えれば、
「謙虚に、背伸びせず生きることが大切」
と言えると思う。
つい、「俺がやった」「こんなすごいことをした」と自慢したくなったり、「もっと評価されるべき」と思ってしまったりする。
でもそれは、誰かと比較しているからこそ生まれる気持ちであって、そもそも比較すること自体が、労使のいう『道』という大きな視点から見れば、大したことのない物事に思える。
もちろん努力は必要だけれど、それは自分を高めることに向けるべきであって、誰かに勝つことを目標にしてはいけない。
争いを避けて、人に気持ちよく働いてもらうことが、うまくやっていくコツなんだろう。
そうあるように、自分も日々の人との交わりの中で気を付けていきたい。