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対話型鑑賞に参加しました~福岡市美術館~

ギャラリーツアー

福岡市美術館に着き、ギャラリーツアーの案内を見つけて、時計を見たら11時の5分前。
ちょうどいいやとギャラリーツアーに参加してみました。

で、案内の方と話したところ、「対話型鑑賞ですけど、大丈夫ですか?」との問い。
「対話型鑑賞で変なこと、余計なことを言っちゃっても、大丈夫ですか?」と、逆問。
ぜひぜひ、とのことで、参加させてもらいました。

松永記念館室茶室

松永コレクションのうち、茶室を再現した空間で対話型鑑賞はスタートしました。

何が見えますか?
どう感じました?
なぜそう感じました?
次々と質問が飛んできます。

何度か訪れている福岡市美術館ですが、実は、松永記念館室はいつもスルーしていたんですよね。
茶碗や掛け軸などにあまり関心がなかったので。
でも対話型鑑賞をきっかけに、少し知れたかもって思います。

ポルト・リガトの聖母/サルバドール・ダリさん

福岡市美術館で気になっている作品のひとつです。
・枠
・右と左のギャップ
・陸地と海の境目
・食物
・修復された、でもバラバラな門?
・背景のひと
まだまだいろんな声が聞けました。

桜を放つ女性/インカ・ショニバレCBEさん

・桜?
・日本を象徴してるから?
・銃を持っている
・古いタイプの銃
・服はアフリカの?
・植民地からの解放かな
・洋服は西洋との融合かも
などなど、とても覚えきれないほどの声がありました。

最後に

3作品を見るのに約60分。
移動の時間を加味しても、ひとつの作品を15分以上は見ていたことになります。
しかも、注意深く、関心を持って、いろんな気付きをもらいながら。
時間もあっという間に経ちました。

自分の気が付かないことを気付くひとがいて、驚いたり、感心したり、うなづいたりの連続です。
説明ではなくて、ひとそれぞれが感じたことを共有する時間。
濃くて楽しい時間を過ごせました。
こういう体験は、また参加したくなりますね。

では。

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