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チェルシーが販売終了!明治にチェルシーへの愛情がなくなったのでしょうか?「好きだから別れるの!」みたいな勝手な理屈でしょうか。無くなるというニュースが世間を騒がすほどの商品なのに残念ですね。

こんにちは、DJムッチーです。
明治のチェルシーが販売終了になると言うので、各局の朝のニュースワイドで取り上げられていましたね。僕にもそれなりに思い出があるので、もう買えないとなると寂しい気もしてしまいます。1971年生まれのチェルシーですから、当時生まれの人間の平均寿命よりかなり早く亡くなることになったのですね。
販売終了の理由は、「市場環境や顧客ニーズの変化に伴う販売規模の低迷で、収益性が悪化した」と明治さんはおっしゃっています。
データが残っている売上高のピークは2002年度の約25億円。2022年度は約5億円まで落ち込んでいたのだそうです。「挽回するためにどんな策を打ったのですか?」とは、記者の誰も質問してないようです。何もしてないことを皆知っているからでしょうね。

売り場占有率が少ない商品と言えますね

チェルシー販売終了は「好きだから別れる」に似ている?

明治さんが説明する販売終了の理由は、儲からなくなったから切り捨てるということなんですよね。
チェルシーのホームページを観ると、チェルシー誕生までには2年の年月を費やして愛情をもって努力を重ねたから、チェルシーは53年間も生活者に受け入れられたのだと思います。
そのチェルシーを販売終了にするのは、男性が良く使う「愛しているから別れるんだ」と言う理屈に似ているような気がします。
「愛しているけれど、このまま一緒にいると二人をとりまく環境が許さない。君を不幸にしてしまう。僕は愛する君を不幸にできない、だから別れよう」と言うような手前勝手な理屈をドラマなどに登場するへっぽこボンボンが言い出しますよね。明治さんはこれと同じようなことを堂々と世間に言い放っているように見えます。
「僕は君(チェルシー)を愛している、でもこの環境を僕は必要としている、でも君は売り上げ低迷でここには居づらくなる、愛している君の心が折れてしまうのが見ていられない、君の心が折れない内に別れよう。」と言うよくある男性的保身の姿ですね。AIの歌の様に、どうして愛している君を守ると言わないのか?
という事で、明治の役員人事を眺めますと、サラリーマン社長が率いる取締役会に女性がたった1人。これでは、この理屈が通ってしまうのも無理はないような気がしますね。
明治さんは、お客様を愛する商人からビジネスを実践するエクセレントカンパニーに変身したと思っておられるようです。
無くなることを知るとこんなに騒動になる商品を、心ある商売人は知っていますし、手放したりはしませんね。ブランドイ・エクイティは、エクセレントカンパニーの社長より商売人の方が、より理解しているのです。そうやって庶民文化は商人によって広めたれ、護られていくものなのです。
経営の神様と言われる偉人達が聞いたら何とおっしゃるか、聞いてみたいものです。

スカッチキャンディーを手に入れにくくなる

チェルシーは、明治独自の製法で作り上げた自信作でした。チェルシーがなくなると、スカッチキャンディーを簡単に手に入れにくくなります。
チェルシーほどの品質のものは、リーガロイヤルホテルか日本橋錦豊琳の通販で買うしか手がなくなってしまいますね。もちろん値段は3~5倍に跳ね上がります。明治さんお願いしますよ・・・
スカッチキャンディーと言うのは、カラメルを高温で煮詰めて作るスコットランドに古くから伝わるキャンディーのこと。煮詰める・焦がすという意味の英語:scorching=スコーティングが名前の由来です。スコットランドのキャンディーが由来ではないようです。

シモンズの「チェルシー」の歌は忘れない

チェルシーと言えば、CMソングも有名になりましたね。
安井かずみ作詞、小林亜星作曲、で女性フォークデュ オシモンズが歌った曲です。一時期「手のひらの愛」という曲名でも呼ばれていました。
シモンズの透き通る歌声が、チェルシーのイメージとよくマッチしていて、スコットランドの草原のヴィジュアルが曲を引き立てていました。
その後、ガロや南沙織さん、八神純子さん他たくさんの方が歌っておられます。でも、やっぱりシモンズの歌声が好きですね・・
シモンズの田中ユミさんに、僕の番組のゲストに来てもらったことがあるのですが、透き通る声はあの時のまんまで驚きました。トークは、それなりの年齢の女性のそれと同じでした・・・よく笑う素敵な人でしたよ(笑)
チェルシーはなくなっても、この曲はなくならないですね。
お時間があったら聞いてみてくださいね。

それでは今日はこの辺で失礼します。
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じゃあまたこの次
DJムッチーでした。

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