【今日のnote】「巻き込まれ力」で、人生を賑やかにする。


 どうも、狭井悠です。

 毎日更新のnote、170日目。


 さっき、ふと思ったことをメモ的に書いておく。

 もしかすると、僕は「巻き込まれ力」が強いのかもしれないということ。

「巻き込まれ力」とは、誰かが「これをやりたい!」と思いついたときに「一緒にやらない?」と誘われるチカラのことである。さっき思いついた僕の造語。

 世の中には「人を巻き込んで何かをする」ということが得意な人と、そういう人のやりたいことに誘われて「巻き込まれて何かをする」ということが得意な人の二つに分かれる気がする。

 そこで、僕の人生を振り返ると、圧倒的に後者でパフォーマンスを発揮してきたように思う。

 ちなみに、20代の頃は巻き込まれ力が強かったために、散々な目にもたくさん合ってきた。

 自分自身の能力が未熟なときに、巻き込まれることって、ほとんどの場合、ロクでもないことばかりである。

 働いた会社でもキツイ目にばかり遭ってきたし、プライベートで参加する場所でも、楽しい想いをすることより、悔しい思いや、つまらない思いをすることの方が多かった。


 しかし、30代になって、フリーランスになり、状況は一変した。

 自分自身のやれることが増えて、決裁権を持ったことで、面白いと思うことだけに参加することを、自分で決められるようになったからだ。

 自らの巻き込まれ力によって「これ、やってみない?」という提案を人からもらい、「面白そう!」と思ったら、「やろう!」と返事をし、「ちょっとつまらないかも」とか、「時間的に厳しい」といったことがあるときは「ごめん、今は無理」と断る。

 ものすごくシンプルな話なんだけど、決裁権のない状態だと、上記のような心のままの意思決定がすごくやりづらくなる。

 自分より目上の人間に許可を取らなければならない場面があるし、周りの人の目も気にしなければならない。

 だけど、フリーランスになると、上司はいないし、周りの人の目も何もカンケーないと思えば、まったく関係ない。

 だから、「巻き込まれ力」の真価を発揮するためには、自分の心のままに決定ができる、決裁権が必要なのだ。

 自分の意思で、本当にやりたいことを見極めることができていれば、「巻き込まれ力」は人生を賑やかにする立派な能力として機能する。


 今の僕の状況は、まさにそんな感じだ。

 僕が今、自らの人生の中で一貫して標榜してきたことといえば「文章を書いて生きていく」ということだけ。

 あとは、そんな志をもって動いている僕に興味をもってくれた人たちが、「これ、やってみない?」「実は、こんな話があるんだけど」と色んな提案をくれて、「面白い。いいね、やろう!」と返事をしてきた結果が、今である。

 フリーランスで請け負っているSEOコンテンツマーケティングをはじめとする、複数の代理店さんから依頼される様々なお仕事。友人である経営者が展開する新規事業のコンサルやサポート。ジョーブログのジョーくんが若旦那のインフルエンサー事務所「オンザロード」や「インフルエンサーバー」の立ち上げ。オンラインサロン「ジョーズクラブ」のライター部部長。

 どの仕事も、きっかけをたどれば、僕自身の「巻き込まれ力」によって舞い込んできて、「やろう!」と決めたことばかり。

 おまけに、先ほどツイートしたけれど、最近では以下のような話もある。

 テレビの放送作家になってみないか、というお誘い。もう、いろいろとやることがパンパンなので、これ以上、触手を伸ばして大丈夫か? と、わけがわからないのだけど、自分の「巻き込まれ力」に、我ながら驚いている毎日である。

 あと、これはまた、改めて深ぼって書いてみたいテーマなんだけれど、良質な「巻き込まれ力」を発揮するためには「断るときはちゃんと断る」ということが大事。

 なんでもかんでも、きた話に飛びついて「やります、やります」ばかり言っていると、それは単に、すごく都合のよい人間だと思われてしまう。

 単なるイエスマンは、自分の価値を下げる。20代の頃の僕は、これでめちゃくちゃたくさん失敗してきた。

 自分の心と向き合い、本当にやりたいことだけに「やろう!」と返事をするためには、断るときはちゃんと断ることを徹底するのが良い。

 そうすると、相手が真剣に誘ってくれているときは、時期を改めて、本当に真摯に話をしてくれるときがある。僕が、「やろう!」と返事をするときは、往々にして、そういうときである。


 今日もこうして、無事に文章を書くことができて良かったです。

 明日もまた、この場所でお会いしましょう。

 それでは。ぽんぽんぽん。

サポートいただけたら、小躍りして喜びます。元気に頑張って書いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。いつでも待っています。