どうなってる?復調の兆しすらない。 1勝3分4敗(4/16現在)みごとにJ2へ自動降格圏内だ。 昨期の躍進からすると、誰もが今年のサンガはより上位に位置するだろうと思っていた。なんなら優勝争いも・・・と淡い期待と希望があったのだ。 いい試合もあった。けどいい試合だけでは勝ち点は付かない。 私はゴールネット裏で応援する紫魂(ムラサキダマシイ)を持った心底サンガを愛してやまないサポーターではない。 スポーツ観戦が好きなただのサッカー好きだ。地元京都のクラブ
何時間でも居られる場所。 スマホで検索し、ポチッとすれば翌日には手元に欲しいものが届く。 あえて出向く必要はないのだ。そういう時代だ。 でも本に限っては本屋に出向き平台、新刊スペースや趣味のコーナー、文庫の棚など興味を惹かれる表紙やタイトルを求めてウロウロする。これがたまらなく楽しいのだ。何時間でも居られる。 本屋なので基本的に紙ベースの本が所狭しと陳列されている。本を手に取りパラパラめくる。本の始まりを読む。その後帯を読む。誰が帯を書いているかはあまり気に
焚き火が好きだ。炎の中に薪を焚べる。 それだけで何時間も楽しい時間を過ごせるのだ。 だからキャンパーは薪をたくさん買い、キャンプに出かける。そう、薪は買うものなのだ。 もちろんキャンプ場に落ちている枝木を拾い、焚き火に使用するケースもある。ただ、薪は基本的に乾燥していることが前提で、水分を含んでいるとなかなか燃えづらく、煙ばかりが出てしまうこともある。 だから楽しい時間を過ごすためにきちんと乾燥している薪を買うのだ。大量に。 薪には大きく分けて2種類ある
熱々の鉄板にお肉がのる。焼肉屋さんでも鉄板焼き屋さんでもない。 外だ。 ジューっとお肉の焼ける音と共に、なんとも食欲をそそる匂いが煙と一緒に鼻腔を通っていく。 キャンプで食べる食事は全てが美味しい。インスタントものであろうが、手間暇かけて作る料理であろうが、シンプルに焼くだけのお肉でも、外で食べる食事はとにかく美味いのだ。 お肉をシンプルに焼くことが好きだ。岩塩とわさびで食べるお肉は私史上最高の食べ方だ。わずかな塩味がお肉本来の旨味を引き立たせてくれるし、わ
久しぶりにデイキャンプに来た。 もちろんHOME(勝手に決めてる)の琵琶湖だ。 今回のデイキャンプは、友だち家族とファミリーキャンプに行くことになったので、10年頑張ってくれた穴あき、防水機能ゼロ、カビだらけのベテランテントに引退してもらい、代わりに新人テントを迎え入れることにした。その新人テントの試し張りに来たのだ。 新調したテントはDODワンポールテント(L)。 何の予習もしていかなかったが、ひとりで20分ほどで張ることができた。2箇所に出入り口があり便
椅子と缶ビールだけ持って行けばいい。 キャンプとは少し違った楽しみかもしれない。好きな場所に椅子を持って行き、座ってくつろぐ。 チェアリングという楽しみ方がある。 キャンプのような準備は不要。メインは折りたたみの椅子ひとつ。飲み物と食べ物をリュックに詰め込み、自然の中に繰り出す。 時間がゆっくりと流れる。誰かと会話を楽しむことも、読書をすることも、昼寝をすることも自由だ。 個人的には読書をするのにもってこいだと思っている。読みはじめはまだしも、読み進めて
よほどのことがない限り、焚き火をしないキャンパーはいない。急な雨や焚き火台を忘れてしまうなんてことがない限り、焚き火はする。絶対に。 前回キャンプになぜ行くのかということを書いた。自身ではこれだという明確な理由がないと書いた。 今回焚き火のことを書いてみようと色々想いを巡らせていると、焚き火って割とキャンプに行く理由の大部分を占めてるんじゃないかと思えてきた。 陽が落ちるころ(またはまだ明るい時間から)キャンパーはナイフや鉈、斧を取り出し、薪を適当な大きさに割り
とろんとろんに仕上げてやるぞ!と毎回意気込んで焼き芋を焼く。 焼くと言ってもダッチオーブン(アメリカ開拓時代から使われている、蓋が付いた鋳鉄製の鍋のこと。 炭の上に直接置けて、蓋にも直接炭をのせられるので、オーブンのように上下から加熱できるのが最大の特長)に小石を入れ、熱を加えて「石焼き芋」にするのだか、これがなかなかに奥が深い。 微妙な火加減やこまめな様子見が必要なのだ。 使うさつまいもは「紅はるか」。とろとろ系の品種だ。こいつがうめぇ。 しっかり汚れを落
キャンプの魅力は何なんだという議論がよくある。不便、暑い、寒い、寝れない、お風呂入れない、虫、雨、雪、など家にいればおおよそ回避できる状況もキャンプとなると急に面倒ごととしてキャンパーの行く手を遮る。 しかし、そんな面倒ごとを面倒ごととせず、むしろその状況を楽しむべくキャンパーは山、川、海へ繰り出すのだ! なぜ? 実は私もよくわからない。 「自然が好きだ」「癒される」「バーベキューが美味い」「焚き火が好き」など、これかな?ってことは言える。そして間違ってない
ウォーターアクティビティとして年々その人気が増しているStand Up Paddle board(スタンドアップパドルボード)通称SUP(サップ)。水上にボードを浮かべ、パドルで漕ぎ進めるスポーツ。1960年代にハワイで発祥したとされている。 5年前に家族旅行で行った高知県の仁淀川で体験ツアーに参加し、初めてその存在を知った。その時はダウンリバーと言って、文字通りSUPに乗っての川下りだった。 わずか2、3時間の体験ツアーだったが、水上に浮かぶ気持ち良さ、川に飛び込
「おとう」 6年生の息子は私のことをそう呼ぶ。家族間で「さん」を付けることに違和感を感じて、そう呼ばせることにしている。そうすると「お」も必要ないんじゃないかという意見もあるかもしれないが、そこは語呂というかリズムというかしっくりこないというか、つまりそこまでこだわってるということでもないのだ。もちろん母親のことは「お母さん」である。 週末近くになると「おとう次はここ行こ」と、自分で調べた次に行きたいスーパー銭湯の情報をLINEで送ってくる。 大きく広い、様々なお
「となりのトトロ」を観るとき、必ず「めちゃくちゃわかるわぁ〜」と共感する場面がある。さつきが父の帰りを待つバス停ではじめてトトロに出会い、傘を貸してあげる場面だ。木の枝葉から雨の雫が傘にポツポツ落ち、その音やリズムにトトロが恍惚とする場面。人ではなく、トトロに共感してしまうのだ。 トトロは傘を傘として使ってるわけではなさそうだが、私は雨を避けるために傘をさす。雨が傘にポツポツとあたる音が心地良いと感じる。たまに電線から落ちてくる雫や建物から落ちてくる雫のかたまりが「ブル
子どものころ、茶色の紙パックのコーヒー牛乳が大好きだった。コーラよりカルピスより、よく冷えたあの甘ったるい味がこの上ない飲み物に思えた。もちろん毎日飲めるわけではなく、たまに飲むからよりその美味しさを実感していたのかもしれない。 大人になるにつれ、コーヒーといえば缶であれ粉であれ、ブラックを好んで飲むようになり、ある時期から家でコーヒーを飲む時は専門店で買った深煎りの豆を挽いてハンドドリップして飲むようになった。専用スケールで豆の量を測り、ハンドミルで好みの粒度に豆を挽き
無性に文字を書きたくなった。 きっかけは些細なことだ。 中学生になる子どもの同窓会で、久しぶりの子どもどうし、親どうしが話すきっかけになればと、それぞれの家庭の近況報告をまとめた数ページの冊子を作ることになった。最終ページにまとめとして「編集後記」を書いた。内容は大したことはないけれど、その時の文章を読見返した時のリズムがとても心地よいもので「あれ?なんやこの読みやすい感じ」と思ったことがきっかけだ。 言葉の意味を調べたり、もっと素敵な言いまわしはないものかと、考えて