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上手くいく・いかないと継続の因果関係

先日、飲みの席で一緒だった人が
とても共感できることを言っていた。

要約をすると、
上手くいっていることと
好き嫌い・継続に関することだ。

上手くいっていると好きになれ、
続けられる。

逆なら続けることは難しく、
嫌いになってしまう。


当たり前のように聞こえるが、
かなり核心をついていると感じた。

人によっては当たり前に聞こえるだろう。

しかし、私が注目したいのは
続けなくなることの理由の大半が
上手くいかないことではないかということだ。


人が何かを止める場合
いくつかの理由が考えられ、
その理由を最もらしく語るだろう。

だが、人間は言い訳がうまい生き物なため
最もらしい理由でやめているつもりが、
本当は上手くいかなくなって止めることを
カモフラージュしているだけではないか。

全ての事象に当てはまるとは思っていないが、
少なくとも自分はそれに当てはまることがいくつかあった。

つまり、人間が何かをやめてしまうには
上手くいかないことは十分すぎる理由である。

一方でそれを理由としたくない層がいて、
その人は上手くいかないことが本当の理由であるが
それ以外の理由を探し、それを盾にしてしまう。


これまでの話が全て正しいとすれば、
なぜ一定層の人間は
上手くいかないことを理由として隠すのか
という疑問が生じる。

考えうる答えは
自分の無能さを認めたくない、
自分の非を認めたくない
あたりだろうか。

上手くいかないから止めるということは、
前提として自分に能力がないから
というものがある。

それを内心認めているのも関わらず
プライドがそれを許さないため、
他者にいう時は別の理由を言って見栄を張る。

自分のプライドが邪魔して、
真摯にその事象に対して向き合えない。



私はこの結論に至り、とても内省した。


私も何かを止める理由を
上手くいかなかったからなのに、
プライドが邪魔して別の理由を考えてしまった。

もしかしたら
自らの精神衛生上の理由かもしれない。

だとしても、
現実を直視する必要があった。

逃げにまわっても良い方向には発展しない。

見栄を張る前に
事態を好転させる取り組みをこれからするべきだろう。

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