あまだのぶゆき

音楽と本をこよなく愛し、「明るく、楽しく、元気に」をモットーに活動をしています。週末の…

あまだのぶゆき

音楽と本をこよなく愛し、「明るく、楽しく、元気に」をモットーに活動をしています。週末のお酒も楽しみ、様々な人と話すことがとても大好きです。

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  • #きんようび通信

    毎週金曜日発行の通信をまとめて読むことが可能です

最近の記事

きんようび通信No.697📚

2024年4月26日 ▲20日、アクティビティセンターひびき(東大阪市)の「うたごえコンサート」に呼んでいただき30分ほど歌う機会がありました。事前リクエスト含めて全8曲、みんなで歌うことの楽しさを感じる充実した時間となりました。仲間の笑顔・職員の姿にとても励まされました ▲最後に歌ったのは、「てのうた」(すずききよし)。1985年8月・岸和田障害者共同作業所にプレゼントしてもらって来年で40年になります。人が働くことを通じ様々な力を獲得していくことを世界でもっとも短く表

    • きんようび通信No.696📚

      2024年4月19日 ~「今日は何の日」にちなんだ話し~ ▲今日は地図の日。寛政12(1800)年に、伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発したのを記念して定められました。当時55歳、それから71歳までの間に10回に渡り全国を歩き回り日本地図を完成させました。その功績は高く評価され、明治以降の国内基本図の一翼を担いました ▲地図には目的地を確認するだけでなく、道のりを思い描き自分だけの物語をつくる楽しみがありますね。時刻表を見る時と同じ感覚なのかも知れません。最近は地図アプリが住所

      • きんようび通信No.695📚

        2024年4月12日 ~新しい年度の始まりにあったあれこれのこと~ ▲新年度が始まって約2週間が経ちました。不安はありつつも新しいスタートに胸躍る気持ちが続いている人もいるでしょうか。ピカピカのランドセルを背負った子どもたちを見ると、微笑ましい気持ちになりますね。2人目の孫も保育園に入園し、元気に通っているそうです ▲先月27日、いずみ野福祉会(岸和田市)新職員研修で社会運動の話しをしました。今回は当事者の声を直接聞いてもらいたいと考え、動画をメインにした構成。時間はか

        • きんようび通信No.694📚

          2024年4月5日 ▲先月28日・29日と能登半島地震の支援活動に参加しました。金沢駅前のビジネスホテルに前泊しましたが、駅は外国人観光客で溢れお土産物屋や飲食店も賑わっていました。街を歩きながら、阪神淡路や東日本大震災で最初に現地入りした時のことを思い出していました ▲翌朝、2時間余りで和倉温泉に設置された現地支援センターに到着。打ち合わせの後、輪島市に向かいました。朝市などを見て回りましたが、被害の甚大さに言葉を失いました。再開している事業所を訪問し、スタッフと障害者

        きんようび通信No.697📚

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          221本

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          きんようび通信No.693📚

          2024年3月29日 ▲先日、隆祥館書店主催のトークイベント「ジャーナリストは時代に反逆する」に参加しました。登壇したのは、青木理さんと小倉考保さん。共に第一線で活躍されているので、期待に胸膨らませ開会を待ちました。「時代の反逆者たち」(青木理、河出書房新社)発刊記念でした ▲第一に感じたのは、日本の権力をめぐる闇は深いということでした。報道されている裏側の事実にアプローチするのは難しいですが、様々な角度からみること・事実をつかみ検証をしっかりおこなうことは大事だと改めて

          きんようび通信No.693📚

          きんようび通信No.692📚

          2024年3月22日 ▲先日、「ぽぽろスクエア」の第11期生卒業式に出席しました。一人ひとりを大切にした手づくりのプログラム、8名のこれからの歩みにつながる大切な節目になったと思います。送り出す在校生やスタッフ・地域のみなさんも輝いていました。参加出来てとても良かったです ▲「今この時だからこそ伝えておきたいことがあります」と切りだされた乙須所長の言葉が心に響きました。災害や戦火の中にいる人たちに思いを寄せ、「私たちの暮らしとつながっていることを知っておいてください」「人

          きんようび通信No.692📚

          きんようび通信No.691📚

          2024年3月15日 ~東日本大震災13年に寄せて~ ▲先日、長堀橋近くの島之内教会で「アン・サリー」のライブを聴きました。前から2列目の席、のびやかで心に染み込む歌声・笹子重治さんの素晴らしいギター演奏・ほんわかトーク、癒しの時間と空間に身を委ねることができました。次に大阪に来るときも絶対行こうと思います ▲オリジナルの「新しい朝」や小坂忠の名曲「機関車」など、アンコール含めて14曲。どれも良いのですが、今回の一押しは、「3月のうた」(谷川俊太郎/武満徹)。2011年

          きんようび通信No.691📚

          きんようび通信No.690📚

          2024年3月8日 ~「阪堺電車の思い出」と「大阪ひまわり号」~ ▲あべのハルカス前から住吉大社前・我孫子道を経て浜寺公園前につながる阪堺電車(路面)は、高校時代に通学で利用していました。天王寺駅東口周辺に自転車を止め、地下道からホームに駆けあがって乗車。5駅10分弱という短い乗車でしたが、大人になった気分を感じてました ▲帝塚山三丁目駅近くの万代池・周回コースは、卓球部のお決まりランニング場所でした。近くには土蔵を改装した「POINT」という喫茶店があり、次の四丁目駅

          きんようび通信No.690📚

          きんようび通信No.689📚

          2024年3月1日 ▲「またポストに入ってたよ」と言って知り合いが持って来てくれたのは、新しく出来た就労継続B型事業所の利用者募集チラシ。主にパソコンの入力作業がメインのようで、初心者大歓迎・食事無料・1時間からの利用可能・資格取得サポート有りなどの言葉が並んでいました ▲最近みた就労A型事業所のチラシは、「自分らしく働く自立へのチャレンジ」が謳い文句。時給1200円から始まり、6ヶ月毎に50円時給UP(Max3年で1500円)・在宅勤務OK・正社員への登用有り等が書かれ

          きんようび通信No.689📚

          きんようび通信No.688📚

          2024年2月23日 ▲「え、そんなことあるんですか」と思わず聞き直してしまいました。2011年の東日本大震災と原発事故により、関東地方から大阪市に避難してきたSさん。末期のがんで余命宣告を受けています。そんな状況のSさんは今、大阪市から訴えられ住居から追い出されようとしています] ▲大阪市は、国が住宅無償提供を2017年3月31日で打ち切ると発表するや、原発事故避難者への提供打ち切りを決定し転居や有償住宅への切り替えを強引に進めました。激痛と治療の副作用で寝たり起きたり

          きんようび通信No.688📚

          きんようび通信No.687📚

          2024年2月16日 ▲14日はバレンタインデーでした。子どもらが高校生の頃は1週間余り冷蔵庫が占領されてましたが、そういったことは無くなりました。「大変やったけど作るの楽しかったわ」と母親。「今は家の手伝いして欲しいけど」と次女に言うと、「今度するわ」と逃げられていました ▲もともとは269年、ローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日。ヨーロッパでは、男性も女性も花やケーキなど様々な贈り物を恋人や親しい人に贈るそうです。諸説ありますが、日本の習慣は

          きんようび通信No.687📚

          きんようび通信No.686📚

          2024年2月9日 ~優生保護法問題の早期全面解決を求めます~ ▲三ノ宮から大阪に向かう新快速の車内、思わず「よし」と声が出て隣の人に怪訝な顔をされてしまいました。1月26日の優生保護裁判・大阪控訴審判決は、原告逆転勝訴となりました。「除斥期間の壁破る」との旗出しの文字を見た時に、心からよかったと思いました ▲「今まで苦しい戦いでしたが霧が晴れたような感じで大変喜んでいます。子どもを産んで育てたかったという思いは今もあります。国には悪かったと謝罪を求めたい」と、原告が報

          きんようび通信No.686📚

          きんようび通信No.685📚

          2024年2月2日 ~「なんとしても最高裁で勝ちたい」~ ▲2013年度からの生活保護基準引き下げは、過去最大の下げ幅(平均6.5%、最大10%)で96%の生活保護利用世帯が削減の影響を受けました。生活保護利用者は、惣菜の量を減らす・風呂の回数を減らす・友人との付き合いを減らすなど厳しい生活を余儀なくされました ▲人間らしく生きていこうとする希望や前向きな気持ちを奪い、憲法25条が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」を侵害しました。大阪地裁では私たちの主張が認められ全

          きんようび通信No.685📚

          きんようび通信No.684📚

          2024年1月26日 ~「ずっと噓だった」「キックバック」~ ▲東北大震災直後に流行った「ずっと噓だった」という歌を知っていますか。斉藤和義「ずっと好きだった」の替え歌セルフカバーで、アコギ1本で歌う姿がとてもカッコ良い。元歌MVも「ルーフトップ・コンサート」仕立のいい感じで、両方ともユーチューブで何度も観ました ▲「反原発」のストレートな歌詞で、大きな話題となりました。共感が広がる一方で反発もあり、本人には様々な声が届いたと思います。「ものが言えない気持ちの悪さ 」に

          きんようび通信No.684📚

          きんようび通信No.683📚

          2024年1月19日 ~阪神淡路大震災29年に寄せて/能登半島沖地震について(2)~ ▲1月17日5時46分、お弁当を作りながら29年前を思い出していました。出勤直後の大きな揺れ、施設の手すりにつかまりながら揺れが収まるのを待ち館内点検と必要な連絡を行いパンの仕込みを始めました。帰宅後にTVに映し出される神戸の街を呆然と見ていました ▲2回、現地に行きました。1度目は大阪労連が実施したバイクで支援物資を届ける活動。その時に買った大きめのバックは、今も持っています。2度目

          きんようび通信No.683📚

          きんようび通信No.682📚

          2024年1月12日 ~能登半島沖地震について(1)~ ▲テレビで流される能登半島沖地震の被害を観ていると、阪神淡路と東北大震災の状況が重なってきます。立ち尽くす人たち・懸命に救助活動を続ける消防や医療従事者等の姿に、心がざわついてなりません。福祉事業所への支援物資の提供が、関係者の努力によって進められています ▲先日、「なぜ日本は原発を止められないのか」(青木美希/文春新書)を読みました。丹念な取材で明らかにされた事実・証言に強い衝撃を受けました。安全神話に加担した人た

          きんようび通信No.682📚