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突然、推しメンの弟になっていた プロローグ

史緒里:よしよし!おいで○○!今からお姉ちゃんの入っているグループのメンバーに会うからね。 …どうして俺がこんな姿にそして何故?久保史緒里の弟になっているんだ。 話しは少し前に遡る。 俺の名前は●●。普通の高校に通う普通の高校生だ。これと言って取り柄がない。そんな俺だがアイドルグループ乃木坂46のオタクだ。その中でも推しメンは久保史緒里!もうとにかくカワイイ!初めて音楽番組で見た時に心を惹かれた。 ●●:やばい。もうすぐ久保ちゃんのラジオが始まる。 バイト帰りに急い

    • 空を見上げて 27話

      ○○:よし、行くぞ咲月! 咲月:うん! ○○と咲月は園内をぶらぶらしていた。 ○○:はあー、早く野球やりたいな。 咲月:どうせ明日からまた練習だし、甲子園もあるしね。でも、たまには休む事も大切だからね! ○○:まあ、家でゴロゴロ寝てるよりもたまにはこういう息抜きもいいかもな。 咲月:でしょ!私に感謝しなさい! ○○:はいはいー 咲月:ねえ、○○。観覧車乗ろうよ! ○○:いいよ。 そして観覧車🎡に乗る2人2人きりの空間で沈黙の時が多くなる。 ○○.咲月:(

      • 空を見上げて26話

        太陽:… 美空:… 一緒に行動することになった2人だが最近出会ったばかりで何を話せばいいのか分からないのだろう。沈黙の時間が続いてしまう。 美空:あ、あの。良かったら何か一緒に乗りませんか?せっかく遊園地来てるので! 太陽:そ、そうだね。 こうして2人で乗ることになったのは。 スカイジェット 遊園地の外周を1周回ることができるアトラクション。 美空:2人で漕ぐんですね。 太陽:じゃあ乗ろうか。 ペダルを漕ぐとゆっくりと走り始める。 太陽:疲れたら休んでいい

        • 空を見上げて25話

          遊園地にやってきた○○達、なのだが。 和:…なんで私まで。 咲月:いいじゃん!どうせ暇だったんでしょ? 和:私、これでも弓道部に入っててほぼ毎日練習があるの!今日はたまたまオフだったのに。 咲月:そんなこと言ってるけど誘った時にめっちゃ喜んでたよね〜😏 和:そ、そんなことない! 太陽:まあまあ、せっかくだから井上さんも一緒に楽しもうよ! 和:分かったよ。 美空:(太陽さんやっぱりかっこいい) 彩:おやおや〜乙女の顔してるね! 美空:うるさい! ○○:おー

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        • 空を見上げて
          17本

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          空を見上げて24話

          太陽:お邪魔します! ○○:おう!入っていいよ! 史緒里:お〜太陽君じゃん! 太陽:久保先輩!お邪魔してます。 史緒里:あいよ〜ごゆっくり ○○:じゃあ咲月来るまでマリカでもするか! 太陽:いいよ! 璃果:あ、お兄ちゃん!私もやりたい! 太陽:○○、この子は? ○○:従姉妹の璃果だよ。夏休み終わるまでいるんだよ! 璃果:太陽さんですよね!決勝戦見てましたよ!ナイスヒットでした😊 太陽:ありがとう! ○○:よし!じゃあやるか! そして始まったマリオカー

          空を見上げて24話

          空を見上げて 23話

          夏の高校野球宮城県大会の決勝戦、古豪の東北西と今大会のダークホース宮城坂道高校の対決。東北西が4回に2点のリードを奪いますが、7回に坂道高校が1点を返す。更に8回にツーアウト1.2塁から7番の清水太陽君の逆転タイムリーで3対2と逆転に成功。そして9回のマウンドには今大会宮城坂道高校快進撃の立役者である1年生久保○○君。3人で打ち取りゲームセット!吹き荒れる坂道旋風で初の甲子園出場です! 野球部の帰りのバスの中では 涼:すげえな。どのテレビ局も今日の試合ばっかりだな。 隼

          空を見上げて 23話

          空を見上げて 22話

          試合も終盤まで進み7回の攻防を迎える。 7回の裏 坂道高校の攻撃。 1アウトから連続ヒットで繋ぎ1.2塁。9番の○○に打席が回ってきた。すると、 カキーン 実況:打ちました!久保の打球は1.2塁間を抜けます!そして二塁ランナーは一気にホームイン!1点を返しました宮城坂道高校! ○○:よっしゃ! しかし後続が続かずこの回は1点止まりとなる。 7回が終了し1対2となり試合は8回に。そして8回のマウンドに○○が立つ。 ○○:もう打たせるかよ! バシーン! 審判:ストラ

          空を見上げて 22話

          空を見上げて 21話

          実況:打ちました!東北西、またしても連打でチャンスを作りました!これで3イニング連続でピンチを迎えました。坂道高校の久保君 試合は3回まで進み0対0。しかし、この日の○○は毎回ピンチを招く厳しいピッチングだった。 ○○:(くそ。いつもよりストレートの調子が良くない。) 涼:… その直後。 カキーン 実況:打ったー!東北西高校!4番のタイムリーツーベースで2点を先制しました! ○○:くそ! 涼:タイムお願いします。 彩:○○、今日打たれてるね。 美空:なんか

          空を見上げて 21話

          空を見上げて 20話

          実況:さあ〜いよいよ夏の高校野球選手権宮城大会の決勝戦です!今年の宮城大会は絶対王者宮城育英の敗退や公立校の躍進などが見られた大会でした。そんな宮城大会の決勝に進出した2チーム。 宮城の古豪であり過去には甲子園で決勝にも進出した東北西高校。守備は今大会未だにエラー0!投手陣も失点は僅かに4失点!まさに守備から流れを作るチームです!今日勝てば6年ぶりの甲子園です! そして今大会最大のビックサプライズ!宮城坂道高校!ここ数年は初戦敗退が続いていましたが、今年は一気に決勝まで勝ち進

          空を見上げて 20話

          空を見上げて 19話

          絢音:みんな!今日は本当にお疲れ様!この後すぐに第2試合が始まるからスタンドで見ていきましょう。 史緒里:データはしっかりと収集します! 咲月:します! 第2試合は第2シードの東北西が3対0で勝利した。 史緒里:東北西は宮城の古豪です。数年前までは育英と共に常に宮城大会の優勝争いをしてきました。近年は、目立った成績を残せていませんでしたが、今年は堅実に守り勝つ野球で勝ち上がってきました。 咲月:東北西は今大会、ここまでエラーが1つもありません。更に投手も左右でそれぞ

          空を見上げて 19話

          空を見上げて 18話

          絢音:みんな…固すぎよ、リラックスして! 一同:え? 絢音:みんな、準決勝で球場も今まで以上に広くて観客も多い。緊張もするわよね。 ○○:監督。 絢音:この試合に負ければ夏は終わり、3年生の2人は引退する事になる。夏はこのメンバーで戦える最後の大会だから。だからこそ、悔いのないように、自分たちの野球を貫いていきましょう!そして思いっきり楽しんできなさい! 隼人:監督。よし!お前ら!ここから俺たちの風を巻き起こしてやろうぜ! 一同:おーーー! 絢音:○○君、ちょっ

          空を見上げて 18話

          空を見上げて 17話

          実況:さあ!夏の高校野球宮城大会もいよいよ準決勝!王者宮城育英を倒し、勝ち上がってきた古川学院高校。対するは快進撃を巻き起こしここまで勝ち上がってきた宮城坂道高校!今年から監督に就任した鈴木絢音監督の采配にも注目です! 真佑:お〜人がいっぱいだね! 咲月:準決勝だからね。 彩:楽天モバイルパークだ!プロ野球チームのグラウンドは広いね! 美空:ね〜!PayPayドームもいいけどやっぱり屋外球場は開放感あるし! 和:頑張れ〜! 真佑:みんな一生懸命応援するわよ! 4

          空を見上げて 17話

          空を見上げて 16話

          夏の高校野球、宮城大会の準々決勝で昨年度の全国大会優勝チームの宮城育英高校が完敗したのだ。宮城育英の敗退は宮城県内だけではなく全国で話題となった。 咲月:育英を倒したのは古川学院高校です。 隼人:古川学院?どんなチームだったけ? 史緒里:古川学院は毎年ベスト16に入る中堅校のイメージが強いチームです。今年の春は2回戦で敗退しています。 ○○:そんな高校が育英に5対0で勝つなんて、いったいどんなチームなんだろうな。 絢音:それに関してはもう調べてあるわ。 隼人:監督

          空を見上げて 16話

          空を見上げて 15話

          2回戦が終了した後。 日奈:絢音! 絢音:え?日奈さんに眞衣さん。なんで? 眞衣:そりゃ自分達の子どもが絢音にお世話になってるからね! 絢音:もしかして○○君と咲月ちゃんはお2人の息子さんと娘さんですか? 日奈:そうだよ!絢音の事は聞いてるよ。絢音、あの時は本当にごめんね。私たちのせいで。 絢音:いえ、あれは私の調整が甘かったからです。それに私は2人のせいで怪我をしたなんて思ってないので!むしろ、お2人のおかげでこうやって指導者としてここに立っているんです! 眞

          空を見上げて 15話

          空を見上げて 14話

          日奈:あの子は私の教え子だから。 ○○:え?母さんの、教え子 日奈:うん!2人は私が昔、秋田の高校で働いてるのは知ってるよね? 咲月:はい、知ってます。確かお母さんも同期だよね! 眞衣:そう。そして、私たちはその高校の女子野球部の顧問をしていたの。 ○○:もしかして絢音監督はその時の。 日奈:そう。絢音はその高校の女子野球部の部員だったの。 咲月:そうだったんだ。やっぱり、絢音監督は優秀な人だったの? 眞衣:そうね。絢音は今まで見た中で1番優れている投手だった

          空を見上げて 14話

          空を見上げて 13話

          絢音:じゃあ今日は解散!明日はオフにします。次の試合に向けて各自、身体を休めておいてね! いつも通り咲月と一緒に帰る○○ 咲月:あ、そういえば今日○○のお母さん帰ってくるってよ。 ○○:は?そんな連絡来てないのだが。 咲月:うちのお母さんもさっき聞いたって。 ○○:帰る時は俺か姉ちゃんに連絡しろよ。 そして○○と咲月は○○の家に到着する。玄関を開けると ??:○○〜それに咲月ちゃん〜久しぶり〜!元気にしてた。 咲月:お久しぶりです!○○のお母さん! ??も〜

          空を見上げて 13話