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「フリー」「シェア」「ソーシャル」などの先駆け!ヒッピーバンド! 本「グレイトフルデッドにマーケティングを学ぶ」★3

ライブは録音OK。音楽は無料で聴き放題。
新たなカテゴリー を作り、社会に恩返しをする--。
伝説のヒッピーバンド、グレイトフル・デッドは、
インターネットが登場するはるか前から、
フリーも シェアもソーシャルも実践していた!
大反響を呼んだラブ&ピースなマーケティング本が文庫になりました。

出版社からのコメント

2020年(単行本2011年)
デイヴィッド・ミーアマン・スコット、ブライアン・ハリガン

楽天ブックスの商品購入 / 楽天グループ株式会社
http://msm.to/6ca937a

 PART 1 THE BAND
Chapter1 ユニークなビジネスモデルをつくろう
Chapter2 忘れられない名前をつけよう
Chapter3 バラエティに富んだチームを作ろう
Chapter4 ありのままの自分でいよう
Chapter5 「実験」を繰り返す
Chapter6 新しい技術を取り入れよう
Chapter7 新しいカテゴリーを作ってしまおう

 PART 2 THE FANS
Chapter8 変わり者でいいじゃないか
Chapter9 ファンを「冒険の旅」に連れ出そう
Chapter10 最前列の席はファンにあげよう
Chapter11 ファンを増やそう

 PART 3 THE BUSINESS
Chapter12 中間業者を排除しよう
Chapter13 コンテンツを無料で提供しよう
Chapter14 広まりやすくしよう
Chapter15 フリーから有料のプレミアムへアップグレードしてもらおう
Chapter16 ブランドの管理をゆるくしよう
Chapter17 起業家と手を組もう
Chapter18 社会に恩返しをしよう
Chapter19 自分が本当に好きなことをやろう


内容は、期待のわりに物足りない印象。あまり新鮮味を感じず、刺激がない。大方、最初と目次を読めば済むかな、ていう感じがする。本自体の作り・デザインは、手が込んでて素敵、気分は上がる。

肝心のマーケティングについてよりは、むしろグレイトフル・デッドの良い宣伝になってて、バンドには興味を持てた。せっかくなので、曲を聴きながら読書していた。

「自分だけの特別性を再考する必要」「透明性」「考えを押し付けない」「禁止せず広がりやすく、管理をゆるく」「真似する者と提携」など。


一番良かったのが、結局、最初の糸井重里さんの言葉だったな。序文なので短いが、「見られてる効果」とか「へらへら、ふらふら」の精神とかの方が興味深く、それについてをもっと読みたいと思った。

上を向いて歩くのはいいけれど、上を目指してばかりというのはどうも違うみたいです。「横へ向こうへ、前へ後ろへ」の精神で。糸井重里

グレイトフル・デッドには、以前から興味があったけど、なんとなく縁がなく、知らないままだった。今回、本自体の満足度はあまり高くはないけど、とりあえず、多少は知ることが出来たので良かったかな。


用語
・グレイトフル・デッド、米1960年代・西海岸サンフランシスコ生まれ。
・デッドヘッズ、熱狂的なファン。
・フリーミアム、「フリー(無料)」と「プレミアム(割増料金)」の造語。
・コントラリアン・マーケティング、他の反対のことをする。
・エヴァンジェリスト、「伝道師」IT技術を伝える役割を担う人。
・カスケード効果、同じものがいくつも数珠つなぎ的な。
・コンシューマーファティーグ、消費者疲労。
・オルタナティブ、取って代わるもの。



ヒッピー・カルチャー!ドラッグ・カルチャー!カウンターカルチャー!
好きだな~~~(^_-)-☆

Love & Peace な計画! By 糸井重里.



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