ひろき 小学校の先生

小学校の先生 /8年目 /オンラインサークル「まほろば」/自分のアウトプットの場所とし…

ひろき 小学校の先生

小学校の先生 /8年目 /オンラインサークル「まほろば」/自分のアウトプットの場所としてつぶやきます。読書記録 など ▷▶︎▷ まほろばX https://x.com/mahorobaedu?s=21&t=SY9tDeFO__cIvBsGSxCizg

マガジン

  • 紡ぐ学級通信

    • 44本

    教育サークル「まほろば」のメンバーが学級通信について書く記事をまとめています。 6人のメンバーで合計7000枚以上の学級通信を書いてきました。 学級通信の書き方、魅力などを発信していきます。 まほろばX https://twitter.com/mahorobaedu

最近の記事

  • 固定された記事

こんな視点も入れてみませんか?〜学級通信最終号〜

1 誰に向けて書く?みなさんは通信を誰に届けるために書いていすか? 子どもたち。 そして、その保護者の方々。 私はこう答えます。 子どもたちにももちろん届けますが、子どもたちをともち育てる伴走者として一緒に走ってくださる保護者のことも忘れたくありません。 とりわけ、最終号の通信は保護者へ届ける最後のメッセージになることもあります。 2 子どもたちへは前日伝えるとは言っても子どもたちにも伝えたいことがあります。 例年、最終号の少しのスペースを使って全員へのメッセー

    • どの子にも全員に言葉を届ける・受け取る〜振り返りジャーナル✖️シークレットフレンド✖️学級通信〜

      こんにちは。 noteを開いてくださりありがとうございます。 とある町で小学校の先生をしている、ひろきです。 noteでは、普段から大切にしていることやふと思っていること思ったことを不定期で書き溜めていきます。 また、教育サークル「まほろば」のメンバーが記事をまとめたnoteマガジンがあります。 これまで書いてきた通信は、6人のメンバーで合計7000枚を越します。 そんな6人が、さまざまな角度から学級通信について思うことをまとめますのでぜひお読みください。 1 振り返りジ

      • 一人一枚学級通信〜子どもたちの「素敵さ」に思いを馳せる〜

        こんにちは。 noteを開いてくださりありがとうございます。 とある町で小学校の先生をしている、ひろきです。 noteでは、普段から大切にしていることやふと思っていること思ったことを不定期で書き溜めていきます。 また、教育サークル「まほろば」のメンバーが記事をまとめたnoteマガジンがあります。 これまで書いてきた通信は、6人のメンバーで合計7000枚を越します。 そんな6人が、さまざまな角度から学級通信について思うことをまとめますのでぜひお読みください。 さて、みなさん

        • 書いたものを通信に載せられるってシンプルに嬉しい

          こんにちは。 noteを開いてくださりありがとうございます。 とある町で小学校の先生をしている、ひろきです。 noteでは、普段から大切にしていることやふと思っていること思ったことを不定期で書き溜めていきます。 また、教育サークル「まほろば」のメンバーが記事をまとめたnoteマガジンがあります。 これまで書いてきた通信は、6人のメンバーで合計7000枚を越します。 そんな6人が、さまざまな角度から学級通信について思うことをまとめますのでぜひお読みください。 最近の「まほろ

        • 固定された記事

        こんな視点も入れてみませんか?〜学級通信最終号〜

        マガジン

        • 紡ぐ学級通信
          44本

        記事

          当たり前じゃないんだなあ〜こどもたちが「そこ」にいることって〜

          朝起きて、 目を擦りながらご飯を食べてたら、 お家の人に 「早く用意しないと間に合わないよ!」 と言われて家を出る。 時にはケンカをして家を飛び出す。 子どもたちは、そうして学校で、「いつも通り」の1日を過ごして、 家に帰ると、習い事へ行き、 6時頃に帰宅する。 ご飯を食べて、時計を見るともう7時。 「宿題をしないと…」 「お風呂に入らないと…」 うたた寝をしてしまうこともある。 時には、喧嘩することもある。 やることに追われて1日を終える。 子どもって忙しい。 当た

          当たり前じゃないんだなあ〜こどもたちが「そこ」にいることって〜

          学級通信と「写真」

          こんにちは。 noteを開いてくださりありがとうございます。 とある町で小学校の先生をしている、ひろきです。 noteでは、普段から大切にしていることやふと思っていること思ったことを不定期で書き溜めていきます。 また、「まほろば」という教育サークルで学級通信についてのマガジンも書いていますので是非ご覧ください。 わいぬさんの「読み返す」こと。 過去の通信を読むことで、過去の自分と対話することができます。 書いて残すことは、それだけで価値のあるものなんですね。 学級通信で

          学級通信と「写真」

          「褒める」「叱る」のその前に ①承認

          こんにちは。 noteを開いてくださりありがとうございます。 とある町で小学校の先生をしている、ひろきです。 noteでは、普段から大切にしていることやふと思っていること思ったことを不定期で書き溜めていきます。 また、「まほろば」という教育サークルで学級通信についてのマガジンも書いていますので是非ご覧ください。 では、本題へどうぞ! 子どもたちを褒めて伸ばしたい。 これは多くの先生が、いや全ての先生が一度は考えたことがあるのではないかと思います。 それほど、「褒める」

          「褒める」「叱る」のその前に ①承認

          学級通信を書く目的 学校はブラックボックス!?

          はじめに授業は必須の仕事です。 生徒指導も必須の仕事です。 保護者との家庭訪問や個別面談も必須です。 学級通信は必須の仕事には入りません。 書がなくてもいいですし、月に一度の行事予定だけを配るケースもあります。 しかし、私は初任の頃から毎年欠かさずに学級通信を書いてきました。 今では、ほぼ毎日書いています。 それは、ひとえに学級通信の価値の高さを実感し続けてきたからです。 今回は、学級通信を書く目的の一つの「学校と家庭をつなぐこと」についての考えを綴ってみようと思います。

          学級通信を書く目的 学校はブラックボックス!?

          総合的な学習の時間〜教員7年目の考察〜 4 単元スタート前にすること①

          1 はじめに    みなさん、5日間の旅行に行くとします。  何を準備して持っていきますか?  リュック、着替え、充電器、バスタオル、貴重品、歯ブラシ、コンタクトレンズ、トランプ…  キャリーケースや大きなカバンも必要かもしれませんね。  では、30日旅行に行くなら何を準備しますか?  え、30日も!?  と思われるかもしれません。  と同時に、そんなに長い間旅行に行くのに、何を準備すればいいのかわからない。  これは初任の頃、私が感じていたことと似ています。

          総合的な学習の時間〜教員7年目の考察〜 4 単元スタート前にすること①

          総合的な学習の時間〜教員7年目の考察〜 3 探究のプロセス編

          1 はじめに 「総合的な学習の時間(以下総合)って正直、しんどくないですか?」 と聞かれれば、みなさんどのように答えますか? もし、教員1〜3年目くらいの私が答えるとなると 「・・・はい。」 と涙目で答えると思います。 その最たる原因は、何をすればいいのか分からなかったからです。 特に初任の頃は全く何をすればいいか分からず、 週に2回ある総合が怖くて仕方ありませんでした。 初任指導の先生に、 「今週の総合で何をすればいいかわかりません。  どうしたらいいです

          総合的な学習の時間〜教員7年目の考察〜 3 探究のプロセス編

          総合的な学習の時間〜7年目の考察〜 2 探究的な見方・考え方編

          1 はじめに  総合的な学習の時間(以下総合と表記)も他の教科と同じように時間割に組み込まれてはいますが、他の教科と決定的に違うところがあります。  その一つが「教科書がない」という点。  それによって、授業の組み立てや単元デザインがイメージしにくい教科とも言えます。  この記事では、総合的な学習の時間の捉え方、実践例を書いていこうと思います。  今回は第二回「探究的な見方・考え方編」です。 2 そもそも「見方・考え方」って? 「見方・考え方」という言葉は学習指導要領の

          総合的な学習の時間〜7年目の考察〜 2 探究的な見方・考え方編

          総合的な学習の時間〜教員7年目の考察〜 1 目的編

          1時間目 国語 2時間目 算数 3時間目 体育 4時間目 総合的な学習の時間 5時間目 社会 6時間目 図工 ある日の時間割です。 総合的な学習の時間(以下総合と表記)も他の教科と同じように時間割に組み込まれてはいるが、他の教科と決定的に違うところがあります。 その一つが「教科書がない」という点。 それによって、授業の組み立てや単元デザインがイメージしにくい教科とも言えます。 この記事では、総合的な学習の時間の捉え方、実践例を書いていこうと思います。 読み進めようとする方は

          総合的な学習の時間〜教員7年目の考察〜 1 目的編

          将来「YouTuberになりたい」と言う子に対して

          YouTuberになりたい! ある日の休み時間、数名のクラスの子と将来の夢について話していた。 その中の1人が、 「YouTuberになりたい」 と言った。 どのくらいの熱意で言ったものか分からなかったのと休み時間の他愛もない会話だったので 「いい夢だね。なれるといいね。」 とだけ返した。 その後、「YouTuberになりたい。」というその子の言葉が妙に頭に残った。 「YouTuberになりたい」 という言葉に違和感があったからだ。 今回のnoteではその違

          将来「YouTuberになりたい」と言う子に対して

          「筋トレ」と「心トレ」

          この記事は、喜多川泰さんが書かれた『上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え 』を参考に書いています。 まだ読んだことのない方は、Kindle Unlimitedにもある本なので、ぜひ一度お読みください。 喜多川さんが紡ぐ言葉に心が奮い立ちますよ。 美しい腹筋を見た時 梅雨入り宣言が出され、じめっとする季節に突入しました。 その梅雨が終われば、本格的な夏がやってきます。 コロナが第五類に移行したことで今年もビーチはここ数年とは、比べられないくらいの人が集まるのではないで

          「筋トレ」と「心トレ」

          称号を与える

          この記事は、喜多川泰さんが書いた「手紙屋」 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ の話を参考にしています。まだ読まれてない方はぜひ一度お読みください。 あなたは、称号を与えていますか? あなたは相手にどんな称号を与えていますか? 称号なんて与えているつもりはないんだけど・・・ と思う方もいらっしゃるかもしれません。 実は私たちは日頃何気ない生活の場面で相手に称号を与えているのです。 例えばこんなものがあります。 あの人は頑張り屋だなぁ。 あの人は努力家だなぁ。 あ

          詩て、おもろいで

          1 「書くこと」に潜む義務感自分のクラスの子供たちを想像してみました。 「日記書くよ。」 と言った時に、ときにどれだけ抵抗なくできるでしょうか。 どれだけ進んでできるでしょうか。 どれだけ楽しんでできるでしょうか。 よく、大人たちはいます。 「書かせる」と。 では、子どもたちは書かされているのでしょうか 書くことは、やらなければならない義務なのでしょうか。 子どもたちに 「日記書くよ。」 と言うと全員ではないですが、数人の子が顔をしかめます。 書くことに対して