平安中期の直衣ってどんな形なんだろうと考えてみた
入襴の袍とは現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』の中で、弁官と呼ばれる文官は入襴になった袍を着ています。
院政期になると、貴族の装束は強装束と呼ばれる張りのある大柄な装いになります。(教科書などによく載っている伝源頼朝像をイメージしていただけると)
しかし、弁官は蟻先のある袍を着なかったとのこと。
伝統を重んじるからとも、華美を疎んじたからとも言われています。
強装束に対し、中期の装いは萎装束と呼ばれています。
御引直衣も描いてみました半分くらい想像です。
纓は柔らか