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電動糸ノコ木工 デザインと製作ヒント

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電動糸ノコで作る、木のおもちゃやパズルの図面集です。製作上のヒントや、ポイントに始まり、材料のことや機械のことなど。
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箱入パズルネコ4ピース

ナルカリクラフトの定番商品として販売してきたパズルです。箱にネコが4つ入ったいます。シンプルなデザインでありますが、意外と難しいパズルです。

画像のパズル部分は幅10センチ×10センチ、厚み15ミリのケヤキで作りました。角度のきつい部分に焦げが出た場合は、あとから少し切り直したり、紙やすりで削ってください。目玉は1.4ミリφ。最後に軽く面取りしています。

製作ノート(キリンの輪投げ小)

製作ノート(キリンの輪投げ小)

これは実際に工房でスタッフに記録してもらったり、自分で記録している製作ノートです。今でも、変更があれば修正したり書き加えて使っています。

自分は、ずっと記憶を頼りに製作しておりましたが、スタッフに仕事を任すようになった時に、ノートにメモしたり記録をとったりとしてもらうようにしました。

わからなくなったら、このノートを頼りに製作しておりますが、よく見ると詳細に書かれていないことも多いですね。

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干支2008年バージョン

干支2008年バージョン

木工を始めた頃は、干支は作らないぞって思っていのに、数年したら作り初めていた。確か、干支に文字を組み合わせるのは2007年の亥からだった。11年前のネズミ年(子)の時は、うまくできたなあって自分で思った(笑)一度、作ると毎年集めてくれるお客様もいて、それで続けて作るようになったような。

信州リンゴ

信州リンゴ

信州をイメージする製品作りとして作ったのが「信州リンゴ」です。

これはパズルというよりは、インテリアの置物ですね。

中の動物はカモシカ、キソウマ、ツキノワグマ、ライチョウです。どれも信州の代表的な動物です。

新たにデザインに修正をした図面を掲載します。

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使用糸ノコ「ユタカ YSC-500F」について

使用糸ノコ「ユタカ YSC-500F」について

※この記事は都度、付け足し編集する場合がございます。

1997年から木のおもちゃ工房を始めました。私が工房で使ってきた電動糸ノコはユタカのYSC-500FとYSC-500FNのYSC-500シリーズです。

このYSC-500Fは卓上糸ノコでありながら、プロの現場で十分に活躍できる性能を備えている電動糸ノコなのです。それは自分がこれまで20年以上使ってきたことで証明されています。

特徴としては

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木のおもちゃやパズルのデザイン画の描き方について

鉛筆でA4のコピー用紙のようなものにラフな絵を描き、上からトレシングペーパーに修正を加えながら絵を整えます。それを何度も繰り返して線を整えていきます。ある程度完成に近い絵が描けたら、スキャナでパソコンに取り込み、AdobeのソフトIllustratorを使って、されに絵に修正を入れてます。

パズルの絵を描く木のおもちゃ作家さんの多くは、雲型定規などを使って手描きでデザインしていると思われます。

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