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エンタメコンテンツの制作、バラエティやドラマのプロデューサー。2023年にメンタルダメ…

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エンタメコンテンツの制作、バラエティやドラマのプロデューサー。2023年にメンタルダメージを受け、只今人生の夏休み中。 過去の経験に基づいた備忘録的な日記や小説をアップします。 人間を取り戻すための活動記録。Instagramもたまに動きます。

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  • 連載小説【ゆっくり継続中】

    人生で3回死にかけたあおいちゃんのお話 いつ完結できるか、まだわかりません。。。

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【ゆる〜い募集】雑談しませんか?

突然かつ唐突ですが、このところずっと考えていた無謀なことを書きます。 雑談したい人を募集します。 ただ「誰かと話したい、喋りたい」という方と、なんでもない、なにげない時間を過ごしたいと思い立ちました。 お悩み相談というと少し敷居が高くなってしまうので、あくまでも「雑談」。 「いや、見ず知らずのあんたと何を話すんだよ!」と思われるでしょうから、私のこれまでの人生とこの雑談相手募集の目的をお話しします。 記事投稿もフォロワーも少ない新参者ですが、少しでも興味を持っていただけた

    • 登山初心者 高尾山で息切れ

      2月なのに。2月だっていうのに。 温かい日が続いていてちょっと怖い。桜が春と勘違いして咲いている所もあるし、ちょっと気温おかしくないか? と思いながら…だったら山登れるかも!?と思い立っての高尾山。 少し時間は経ってしまったけど、2月の登山記録です。 実はこれまで高尾山を避けていた。誰もが知る、誰もが気軽に登れる、年中多くの人が訪れる名山。人が多い場所が苦手な私には向いていないと思っていたからだ。 いくら温かいとはいえ、この時期北アルプスじゃ雪山確実だし初心者には難しい

      • いつでも会える距離にいる時にこそ会うべき人がいる

        唯一の親友がアメリカに帰ることになった。 これまで何年も日本とアメリカで離れて暮らしていて、会う機会は数少なかったけれど、彼女とはたくさんの思い出があり心はずっとそばにいた。 彼女とのエピソードはこれまでにも何度かnoteに登場している。 その彼女が旦那さんの仕事の都合で日本にやって来たのは昨年のこと。 1時間もすれば会える距離にいた彼女には定期的に会っていたけれど、アメリカへの帰国は1年先だったのでこれからまだまだ会えると思っていた。 いつでも会える距離にいるのに、いつ

        • 又吉直樹さんへの憧れが行き過ぎた

          仕事を休む前から、そして休んでからも、彼の存在にたくさん助けられた。人生を何度も諦めそうになった時に、彼の言葉に生かされた。勝手に恩人と崇めているほど又吉直樹さんが大好きだ。 又吉さんのYouTubeチャンネル「渦」に「インスタントフィクション」という大好きなコーナーがある。 インスタントフィクションとは… 自由な発想と気軽なノリで書かれた400文字以内の超短編ストーリーのこと。又吉さんのYouTubeでは、チャンネルに届いたインスタントフィクションストーリーを独自の解釈

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          エアーズロックトレイル 8miles -6- 終わり!

          ウルルでの壮大な体験、今回でようやく終了します… 朝日が昇るのを見届けた後、私たちは駐車スペースのある広場に辿り着いた。歩き始めて約3時間、ガイドの男性が私たちの到着に備えてフルーツとスナックを用意してくれていた。ここで一旦小休憩。 ここからさらに数時間歩くので、出発前に水を補充する。 地上に伸びた管から出る水をペットボトルに詰める。スイスの女性が一口水を飲んで一言。 「Taste like nature…」 なんだかいい響き。ペットボトルの水に慣れている私たちにとって

          エアーズロックトレイル 8miles -6- 終わり!

          エアーズロックトレイル 8mile -5-

          ウルルの朝5時、気温0℃。 オーストラリアでは7月は真冬に差し掛かる時期。寒さに凍えながらも、体温で温まったチクチクの薄っぺらいブランケットが妙に優しくて、体を包んでくれる安心感とともに4時間ほど眠ることができた。 昨夜シャワーを諦めたので、起きたら再度挑戦しようと思っていたけど、外で全裸=凍え死ぬ。という結末がありありと想像できたのでやっぱり諦めた。確認したら他の5人もシャワーを使っていなかった。全員風呂無し。大丈夫。 昨夜のカードゲームの喧騒がそのまま残るダイニングに

          エアーズロックトレイル 8mile -5-

          エアーズロックトレイル 8mile -4-

          なかなか終わらない人生に迷った人のウルルバックパック旅。 日が暮れるとウルルの乾いた大地に冷たい風が吹いて「あぁそうだ、ここは冬だった」と改めて気付かされる。 エアーズロックのサンセットを見届けた後、キャンプ場に到着。ひとり一つずつ大きな布の塊を渡され、割り当てられた小屋に入る。 布の塊からシーツと枕カバーを取り出し早速ベッドメイク。 この小屋、まわりが丈夫なテントシートで囲われているだけで、風が吹くとゴワゴワ揺れるし、おまけに風がすごく入ってくる。やばい、これは耐えられ

          エアーズロックトレイル 8mile -4-

          エアーズロックトレイル 8mile -3-

          ちっぽけな自分を再確認するかのような、ウルルでのバックパック旅。 風の谷とも呼ばれるカタ・ジュタを歩いた後、私たちはバスで移動し、ウルルの広大な大地が見渡せる場所で小休憩をとった。 ここでまたスイス人の女性が「あなたの写真を撮りたい」と二人だけの撮影会が始まった。 このアングルじゃダメだね!と場所を変えてもう1枚。 彼女の「カメラを見ないでね」という助言を忠実に守ったけど、体が斜めになって、撮られ慣れていない感が否めない1枚が仕上がった。 アイルランド人の男性から「ど

          エアーズロックトレイル 8mile -3-

          エアーズロックトレイル 8mile -2-

          ウルル カタ・ジュタ国立公園の中に入った私たちは、ガイドの案内でカタ・ジュタへ向かった。 カタ・ジュタ(オルガ山)は大小36の巨大な岩が群れとなっている場所で、アボリジニにとっての聖地の一つ。その岩の群れのあいだを歩くショートトレイル。 真冬の風は冷たいけれど、太陽が近く感じられるからか、体を縮めて歩くほどではない快適な寒さ。体感温度は5℃くらい。 岩のあいだを抜ける風を全身で受け止めながら前に進んでいく。地面も岩に繋がっているかのようなゴツゴツとした感触で、ところどこ

          エアーズロックトレイル 8mile -2-

          エアーズロックトレイル 8mile -1-

          2023年7月、オーストラリア入国。 ただただ現実逃避のために向かった国。メンタルダメージの症状が悪化し、社会復帰の見込みが立たない私が絶望とともに過ごした国。季節は真冬。 気温5℃のメルボルンに3日間滞在し、ウルルへ移動。 クラシックな建物が立ち並ぶ街並みから1時間ちょっとで、赤茶色の土しか見えない大地が広がっていく。小型飛行機の小さな窓に顔を押し付けるほど近づいて、見たことのない景色に目を奪われたままの時間が続いた。 道さえないただの大地。誰も踏み入れたことのないだろ

          エアーズロックトレイル 8mile -1-

          noteにメモした下書きのお焚き上げ

          私の記事は、特に決まったテーマがあるわけでもなく、取り留めのないことをつらつらと書き並べるスタイル。 なので、ふと浮かんだことをパッとメモって下書きに置いておくことが多い。しばらくするとそのメモさえ忘れて、全く違うことを綴る…というとてもマイペース&マイウェイなスタイルでやっております。 そして今、noteの下書きには謎の言葉たちが自分の出番を待っている状態。正直、いつどんな気持ちでメモしたかさえ覚えていないものも多い。今日は過去の私が下書きに残した謎のメモの一部を成仏さ

          noteにメモした下書きのお焚き上げ

          心のモヤモヤ成分表

          先日、ある友人から4年ぶりに連絡が来た。 「しばらく会ってないけど元気?主人の仕事の都合でNYに引っ越すことになったの。知人がお別れ会を開いてくれることになったから是非来て!待ってるよー! 場所:●●●●(都内一等地のパーティー会場)  会費:ひとり1万円」 なぜか。なぜだか。すごくモヤっとした。そしてそのモヤモヤが数日経った今でも残っている。 大学時代からの友達で数年前に起業し、がむしゃらに頑張っている子。かつて仕事が軌道に乗る前は、私の仕事つながりでテレビに出られな

          心のモヤモヤ成分表

          "世界一優しい裁判官 Frank Caprio"に学ぶこと

          テレビの仕事を離れると、テレビを見ることを避けるようになって、ここ1年はもっぱらYouTubeウォッチャーと化している。 最近ずっと見ているのが”Caught in Providence” アメリカ ロードアイランド州プロヴィデンスにある地方裁判所の裁判長、フランク・カプリオ氏の裁判の様子を見ることができるYouTube。 何の演出も作り込みもない本物のノンフィクション映像。 彼が「世界一優しい裁判官」と呼ばれるのには、その裁判で被告にあたる人たちとのやりとりと愛のある言葉

          "世界一優しい裁判官 Frank Caprio"に学ぶこと

          カールを食べると記憶がよみがえる

          なんだかアホのタイトルですねこれ笑 カール。明治製菓から発売されている私の大好きなスナック菓子。 カールおじさんと、かえるのケロ太がニッコリ微笑むパッケージ。 黄色が和風だし味で、緑がチーズ味。 いつからか西日本でしか販売されなくなり、年末年始に地元の九州に帰った時には必ず買い漁り、関西出張の時にも必ず買い漁り、西から東京に上る時の私の持ち物には必ずカールが含まれる。 とにかくカール愛がすごい。 以前、九州の親戚からお米が送られてきた時、緩衝材代わりにカールがぎっしり詰

          カールを食べると記憶がよみがえる

          登山初心者 霧ヶ峰高原で途中リタイヤ②

          登山経験が少ないのに冬真っ只中に霧ヶ峰高原に向かった私の反省記録。 ①はこちらから スタート地点には「ころぼっくるひゅって」という山小屋カフェがあった。 宿泊していたであろう団体客たちが次々とお店に入っていくのが見える。 あったかそうな佇まい…ここに戻ってきたら行こう!と決めていざ出発! 歩き始めてすぐに、白い木々に魅了されてしばらく写真を撮り続けた。 一面の白い世界を地図を見ながら進んでいくのだけれど…全く足跡がない! 誰もここ歩いてないんだ…ということは、この先に

          登山初心者 霧ヶ峰高原で途中リタイヤ②

          登山初心者 霧ヶ峰高原で途中リタイヤ①

          12月も終わりにさしかかった頃、私はまた山にいた。 初心者に冬山は無理だろうと、前回の11月初旬の御岳山を今年最後の登山と思っていたけど(今年最後とかっこつけてみたけど、言い換えたら人生2回目の登山!笑)、どうしてもどうしても行きたい場所があったのだ。 それは長野県にある霧ヶ峰高原。 noteをはじめてしばらくした頃、ある投稿に綴られていた生き方にとても共感し、すぐにフォローさせてもらった方がいる。 その方の経験や言葉にとても励まされていたのだけど、初めての八ケ岳登山投稿に

          登山初心者 霧ヶ峰高原で途中リタイヤ①