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日記(2024/04/21)

日記(2024/04/21)

1週間くらい前に一気読みしたこちら。

WEBでも一部抜粋記事が読めます。
インナーチャイルドが揺るがされてしまう方は、
心が凪いでいる時に読むことをお勧めしますが、
大切なことがたくさん書かれています。

松戸市の図書館で借りられますので、
私が返した後にご予約ください 笑

誰かに自分をあけ渡さない、
生きる強さを知ることができる本だと思います。
10代には難しいと思いますが、
大人になった今

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『子どもの宇宙』を読んで

『子どもの宇宙』を読んで

先日、東京都現代美術館に行った際に、いつもSHOPをのぞくのですが、ちょっと気になるタイトルだったので購入。
なぜって、最近私が好んで使っている言葉だったからです。

「子どもの宇宙」

私自身は、「子どもの宇宙」という言葉は、ベネッセさんから出版されているこちらの本を読んだ時から気に入っていました。

それ以来、Youtubeのカテゴリにも追加しましたが、「子どもの宇宙がひろがる様に」というネー

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カレル・チャペック『ロボット R.U.R』からみるタイパ志向と子育て観

カレル・チャペック『ロボット R.U.R』からみるタイパ志向と子育て観

はじめに 『ロボットR.U.R』こんにちは。
先日、カレル・チャペックの『ロボット R.U.R』を読みました。

見た目は人間そっくりのロボットを作り続ける工場に、ヘレナという女性が視察にくるところからスタート。ロボットが人間以上の働きをする中で、ドミンを中心とした主人公たちは、「ロボットの生産性の高さ」、そして「人間の効率の悪さ」から、ロボット工場をどんどん大きくし、ロボット中心の世界を作り上げ

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ネガティブケイパビリティと子育て観

ネガティブケイパビリティと子育て観

こんにちは。
今日はネガティブケイパビリティについてちょっと考えてみたいと思います。
この言葉に出会ったのはもう3年くらい前なのですが、紹介してくれた友人に「なんでこれ紹介してくれたんだっけ?」と聞いたら、「え、忘れた!」と言われました。笑

でも3年経って、今このネガティブケイパビリティがものすごーく効いてきてるので、
子育てに絡めてお話ししたいと思います。(読み返すたびに、深い味わいを見つけら

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歩くことを哲学する <1/6>

歩くことを哲学する <1/6>

はじめに 歩くことを哲学するこんにちは。
昨日はアートトさんで、レベッカ・ソルニットの『ウォークス 歩くことの精神史』を題材に、歩くことについて考える講義を受けてきました。

最初この講座を受ける際、「アートと歩くことにどんな関係が?」と不思議でならなかったのですが、「歩く」という、人にとって取るに足らないこと、神経を向けなくてもできること、無意識な運動について、どこまで哲学できるのか、ということ

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再読中『わが子がギフティッドかもしれないと思ったら』

再読中『わが子がギフティッドかもしれないと思ったら』

「アンダーアチーバー」で「高IQ」の次男について、
なかなか書けないでいました。
あらゆる場面で、「高IQ」という言葉は誤解を呼ぶし
「ギフテッド」も何かと議論を醸すので…

彼のことを、私には手に余ると感じているし
彼も自分自身を持て余しているように感じます。

2年前に、同じようなお子さんを持つ友人にこの本を紹介され、
以来ずっとかりっぱなしでごめんなさい><という感じなのだけど、
再読してい

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『人生を半分降りる』中島義道

『人生を半分降りる』中島義道

こんにちはNeiroです。
何度となく紹介している、『人生を〈半分〉降りる』中島義道・著。

昨日から再読しています。
この本は私のストレスバロメーター。
疲れている時、何もかも投げ出したくなった時、人恋しくなった時、人に理解されたいと思った時に必ず手に取り(無意識)、
〈半隠遁〉な人生を送りたいと心から思うのです。

〈半隠遁〉な暮らしとは、半分隠れて暮らすこと。
人と合わせることや、人前に出る

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