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重忠春秋ー畠山重忠終焉の地に住む

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歴史は出会い。2022年6月、万騎が原の畠山重忠遺烈碑近くにある商店街アーケードで重忠壁芝居をやりました。大河ドラマ鎌倉殿の13人の紀行に登場したあたりです。秋バージョンはケアプ… もっと読む
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暮れからありすぎで一月もありすぎ。遠い昔の日々に遡りつづけ、時間も日にちも感覚がどうかしたまま。今日は松飾りのお焚き上げをしてきた。舞い上がる焔を見上げ、冬空に舞う灰をかぶる。今年の焔は大きく、雄大。シャッターを切るのを忘れ、ただ見上げていた。境内で大根のように太い人参を買った。

庭の端っこではじめた畑。コマツナとほうれん草の双葉が顔を出す。母は可愛いねという。土や葉を触る楽しさ。畝を見る楽しさ。畑は母の不安定にもいいらしい。一昨日は地蔵の縁日。近くの畠山地蔵へ。朝早く、花を供え、香を焚く。縁日供養もそろそろ一年。母が安堵安定してくれればと思いながら。

9月の24日。秋のお彼岸と重なる地蔵の縁日。直売所で花束を買い、お水とお香とLEDキャンドルをもって重忠遺烈碑エリア、辻に立つ畠山地蔵へ。ぎゃーていぎゃーていはーらーぎゃーてーいはらそーぎゃーてーいぼーじーそわかーはんにゃーしーんぎょーう。ほんのひととき心しずまる。

重忠追悼の歌絵巻夏野の露を旭図書館からお借りした際、嬉しさのあまり拙著を寄贈。たまたまUさんがみつけ、写真をくれました。展示?良くも悪くもどなたにもわかりやすいとは言えない本書。せめて表紙だけはどなたにも伝わるよう作らせていただきました。横浜の海と波をイメージした青い本です。

涼しくなるのを待ってお地蔵さんへ。お香を焚いてしばしゆっくり。重忠のお地蔵さんでしょう?と声がした。どこかで見ていたらしい。香の箱をものめずらしそうに覗きこみ、いい香り今日お参りするといいんですかと呟きながら手を合わせた。最後にニコッとしてお線香ありがとうと言ってくれた🐴^ ^

重忠公遺烈碑のとなりに畠山のお地蔵さんがすっと立っている。スリムな姿はよいが台座の石が年月を経てちらほら欠けている。石を直すには手間ひまかかる。石屋さんは、まわりを囲うほうがいいという。ネットでミニサイズのカラーコーンを見つけた。あすはお地蔵さんの縁日。安全第一。お土産にしよ🐴

地元マガジンふまほんを始めたらおもしろくなってしまったの記

地元マガジンふまほんを始めたらおもしろくなってしまったの記

昨秋から春まで、郷土史を学ぶ会を月イチで開いた。大河鎌倉殿の余波おかし。5月6月は重忠イベント準備でお休み。7月・8月はどうしようか。高齢の方は猛暑のなか外出すると熱中症が心配、夏休みにしましょうとご意見。なるほど。9月以降は白紙。今後どうなるかさっぱりわからない。

この会をはじめたときとほぼ同時だったかな。わたしが生まれるはるか前、地元のむかしを伝える逸話群に魅了された。

そんなこんなで、む

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2023重忠イベント後記ー謎の二人三脚

2023重忠イベント後記ー謎の二人三脚

二俣川の6月といえば、鎌倉時代に武蔵武士畠山重忠が二俣川合戦で讒死した月。今年の6月重忠イベントは一週間に二回も重忠公壁芝居を展示する(要するに設営→撤収→場所を移動して設営)という想定外のアクロバティックな展開にみまわれた。一回目は地元も地元万騎が原、二回目はお隣の鶴ヶ峰。

ローカルすぎて余計な話だが、相鉄線でいうと、一回目の会場は二俣川駅から徒歩10分くらい、二度目は隣の鶴ヶ峰駅の駅ビルであ

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6.11重忠イベントでつぎの壁芝居展示をお手伝いくださる方と出会う。ついでに持ち寄り展示もいただく。なりゆきで持ち寄り重忠コーナーを設け、重忠の清新なイラストが追加。7/8までの期間中まだ増えそう。6.22重忠忌。人に出会う縁、絵に出会う喜び、ふまほん補充嬉し、夏の思いで☆彡

梅干しは三年もの。らっきょうは二年もの。糠漬けは何年目かわからない。わが家の味ができつつあると思えればそれでいい。歌絵巻夏野の露をみると、江戸期の変体仮名が美しい。明治がすぐそこという時期の地元に美しい字があった。紐解けば知らない世界が足元に広がる🐴

昨秋からむかしを伝える地元マガジンふまほんを作っています。6.11重忠イベントでの話を特別号にしました。明治25年、重忠遺烈碑に寄附をした地元の人々は、烈死した重忠を悼み、お墓を立てると考えていたようです。功績をほめたたえる顕彰碑にみえつつ、追悼の思いがこもっているようです☆彡

6.11重忠公遺烈碑130年イベント。雨。早朝の設営が終わる頃、傘をさしみなさん集まる。清来寺ご住職の姿。初めて会う方も。お話いろいろ。後半はちょっぴり闇鍋になりながらあっという間に時間が過ぎました。珍しい展示もあり、楽しい持ち寄り会でした。みなさまありがとうございました🐴

地元のむかしを伝えるこぼれ話を書いている。書いて伝えていいのか、やめといたほうがいいのかわからない話に出くわす。考えたところでモノサシがない。土地の古い人にポツポツ聞きながらああそうかと行くだけ。不定期地元マガジンふまほん。万騎が原を馬騎が原と書くひとがいる。リアルに合ってる🐴

梅干し作り。青梅の塩漬けをいくつかの瓶にしてある。梅の木に残っていた実を収穫。大きい。早くとりすぎた。スーパーに出回っている赤紫蘇を洗い大きなザルに並べて干す。母と手を動かしながら毎度おなじ話も元気のうち。見て見ぬふりであいづち打つのに慣れてきた。11日、横浜の予報は雨です☆