RYOKO 満天の星

健康情報に興味を持つ一介の主婦です。そろばん塾の講師として働いています。 二男一女は…

RYOKO 満天の星

健康情報に興味を持つ一介の主婦です。そろばん塾の講師として働いています。 二男一女は独立し、夫婦二人暮らし。 「存命の喜び日々に楽しまざらんや」の心持ちで生活しています。 どうぞよろしくお願いします。

マガジン

  • 登山

    登山の想いでを1つと、実話を基にした短編小説です。

  • 石けんの話

    石けんのことを経験に基づいて記しています。

最近の記事

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保健室の先生の励まし①

写真は、現在の母校です。 50年程前、田舎の小学校で、私の人生に大きな影響を与えた話です。  私の通っていた小学校は、かつて祖父や叔母、義理の叔父が教師をしていた伝統のある古い小学校で、クラスを松竹梅で分けていたようです。当時の私の学年は、松組と竹組の2クラス(35人編成)で、男女はあまり仲の良くない学年でした。  私は、その小学校で3年生までは天真爛漫な子供で、通知票にはよく明朗活発と書いてありました。  4年生から6年生までの3年間、仲間外れにされて村八分状態のいじ

    • お前にとって丁度よい

      「もしもし、お義姉さんこんにちは。もうすぐお義父さんの17回忌なんですけど」 「17回忌ってあるの知らなかった」 「一緒に行きませんか」 「ありがとう、感心なお嫁さん」 という電話のやり取りをし、後日弟夫婦と私たち夫婦と4人で最正寺へ伺うことになった。 令和6年3月30日(土曜日) 天気晴れ 午前11時より いつもお世話になっているご住職様からお経をあげていただき、40分ほどの法話をいただいた。 卑下した日、後悔した日、怯えた日もある、様々な経験をして今こうして健

      • 習わぬ政治を語る

        片道6キロの田舎道を幼馴染み2、3人と自転車で中学校に通っていた。『車に気を付けっせえ行ったどー(行くんだぞ)2列に並んとあっねど(危ないぞ)』とよく父に言われていた。雨の日はカッパを着て自転車を漕いだ、カッパのズボンは、制服のひだスカートを気にしながら丁寧にはいていた。自転車置き場でそれを脱ぐ時のカサカサという音や全てが懐かしい。 ある晴れた日、中学生になりたての私は、校門まで続く20メートルくらいの登り坂を懸命に自転車を押した。登り切ると校門の先に広い校庭が広がり晴れ晴

        • 初めての確定申告

          確定申告に関係する郵便物が某銀行から2通届くのを待っていた。依頼してから5日目に1通が届き、もう1通はなかなか届かなかった。 仕事から帰宅し郵便受けを確認すると空っぽだった。力無く手を離し「パタン」と蓋の閉まる音を聞き『これはきっと忘れられているよ、だって2週間をとっくに過ぎているのに未だ届かず、だもの』と郵便受けが言っているようで、夕暮れ時が一層空しく思えた。明日は必ず電話で状況確認をしよう。 「お願いしていた書類が、2週間以上経っても届かないのですが」 「そうですか

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        保健室の先生の励まし①

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          5本
        • 石けんの話
          5本

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          食べ物へのこだわり

          こだわり尽くした生活をしている訳ではないが、そこそこやっているつもりだ。 添加物をさほど気にしない夫に「またこんな物を買って来たの」とよく呆れている。先日も同じような買い物をして来たので、それを横目に「私も寛容になりたいな」と呟いた。 「ハハハ」と夫は笑っていた。 この大らかな性格が羨ましかったりもする。 年末に娘が辛子明太子を「お父さん、かねては食べられないでしょう」と言ってお土産に持って来た。そう言えば久しぶりに見る食品だった。無着色、保存料無しといえどもアミノ酸やその

          食べ物へのこだわり

          晩酌は疲れを取る

          鹿児島では晩酌のことを『だいやめ』とか『だれやめ』と言う。方言で疲れることを『だれる』と言い、だれる事を止めるという意味でそんな言葉になったのではと推測した。 子供の頃は其処此処のお宅で生活の中に『だいやめ』があり、当たり前の日常だったかもしれない。 しかし近頃の若い人は、だいやめをあまりしない気がする。特にお酒に手伝ってもらわなくても、疲れ解消の術は色々あるのだろう。 お酒ならなんでもござれで、飲酒を週に2日休み5日間する夫を思えば、少し羨ましくなる。殆ど月、火曜日を休み

          晩酌は疲れを取る

          人の褒め方 色々

          ある日、幼稚園年長の太郎君が珍しく宿題をしてこなかった。 「先生、そろばん塾に問題集を忘れていたから宿題が出来なかった。だから今からします」 そう言って椅子に腰掛ける後ろ姿は、実直な大人の雰囲気だった。教室に忘れていた問題集を渡しながら、少し甘い考えをした。 「練習時間が始まるまでに終わらせたら、宿題をやってきたことでいいよ。ご褒美シールを貼ってね」 「でも、宿題というのは家でするものだからシールは要らないよ、先生」 なんて大人なんだろう、その小さき背中に感心し恥じ

          人の褒め方 色々

          怖いパンデミック条約 大変な世の中ですよー

          11月に入り肌寒くなりそうな朝だった。「今日も暑いわー」と言っていたのに、正月のことが気になる季節になってきた。 今年最後の歯の定期検診も済ませなくては、気が急いて電話でその日の夕方の予約をとった。 4ヶ月振りの歯科医院は、いつもと変わらない雰囲気で、女医さんの明るい挨拶で迎えてもらった。歯のクリニーングが終わると、上の右奥歯に虫歯が1本だけ見つかったが、それは次回の治療になった。 合間に先生が私に質問をされた。 「以前、ニ重窓にリフォームをされましたよね。どうですか」

          怖いパンデミック条約 大変な世の中ですよー

          虹色の光

          秋の気配を少し感じた9月の某日、実家の空き家管理に桜島フェリーを乗り継ぎ帰省した。快晴で海は穏やかに見えたが、最上階(3階)の甲板に上がると帽子が飛ばされそうになり、思わずそれを右手で押さえた。 桜島が悠然として青い空とのコントラストが美しかったので、スマホで写真をパチリ。 2時間後、目的地に着くと庭の雑草が出迎えてくれた。何か良い対策はないものか‥ 亡祖父の敷地は雑草の勢いが凄まじく、まるで育てているかのように一面に広がって長く伸びていた。この有り様に草取りのやる気が起き

          鹿児島伯林的管弦楽団 あれから30年

          「鹿児島伯林的管弦楽団のブルックナーを聴きに行かないか」と夫が言った。 いつもの夫の趣味のお供に躊躇した。夏バテ気味の身体に出不精ときている。 「たまにはいいかもね」行く選択をした。 このオーケストラの名前には『伯林』の文字がある、それを見ると必ず思い出すことがある。 もう30年程前、家族で実家に帰省している時、テレビのクイズ番組をみんなで観ていた。 ある漢字の読み仮名問題を見て、子供たちと私は首を傾げていた。すると、当時60代の母が「ベルリン」と落ち着いた声で言った

          鹿児島伯林的管弦楽団 あれから30年

          米粉パン 当選

          🎁特別企画🎁 米粉パン無料プレゼント 鹿屋市の料理教室 みちぱん様からLINEでお知らせを頂きました。 『食べてみたい、当たるかもしれない』ふと思い応募しました。すると、8月25日に当選のお知らせが届きました。 9月3日の午前中に届く予定だったので、その日は朝から今か今かと楽しみにしていました。 朝方、夫にも米粉パンが届く旨を伝えていました。暫くすると「休みらしく、コーヒーを入れようかなぁ」と冷蔵庫を開けて、コーヒー豆を探していました。 「コーヒーが入った頃にパンが

          米粉パン 当選

          ゴーヤの和物

          今日のお昼ご飯の一品 ゴーヤという野菜は、地元で『にがごい』『にがうり』という名で昔から身近にありました。 子供には理解し難い味でしたが、歳を重ねるごとにその旨みが分かり、欠かす事のできない物になりました。 最近は、ワタ取りを箸一本でしています。 長年、苦味を考え薄くスライスしていましたが、その厚みの歯応えに目覚めました。

          ゴーヤの和物

          草刈りの翌日は、自社の牧草で育った牛の焼肉

          お盆前の気温は35度前後で、茹だるような暑い日が続いていた。約1ヶ月振りの実家に帰省すると、庭には大きな雑草があちこちに生えていた。夫は、すぐさま空き家を開け放った後、空き地の草刈りに取り掛かった。 私は、庭の雑草と格闘した。大きな雑草は手でしっかり掴め、力も不要なくらい簡単に引き抜けた。台風6号の接近で雨が降り、地面が湿っていたからだろう。それらをスポッ、スポッと抜いていくと、せっかく敷き詰めてある砂利まで、根に絡まり付いてくる。地面に草を叩きつけ砂利を払い落とし、ひっく

          草刈りの翌日は、自社の牧草で育った牛の焼肉

          蜂に刺されて#2 酵素のお陰

          夫は頭頂部を蜂に刺された痛みを堪えながら、自分で車を運転して早朝に病院へ行った。 私は庭に出て、夫の指示通り草刈機を安全地帯へ移動させた。その直後に何処からともなく、黒い大きめの蜂が目の前に現れた。 『うわー』と声が出そうだったが飲み込んだ。きっとこの蜂が刺したんだ、と思いながら家の中に急いで避難した。 そして今度は、スピリチュアル的観点で『蜂に刺された』とスマホで検索をしてみた。 調べると、金運が爆上がり、長い間の未解決問題が解決する。と‥嬉しい情報があった。 その

          蜂に刺されて#2 酵素のお陰

          蜂に刺されて#1

          3年ほど前、次男が私の実家を弟から買った。つまり、息子にとっての祖父の家を自分の物にした。 それから時折り東京から家族3人で飛行機に乗り、ど田舎にやってくる。 リモートワークをしながら1週間ほど過ごし英気を養うと、再び大都会の喧騒へ戻って行く。 まさかこんな流れになろうとは、私の両親もさぞやあの世で喜んでいるだろう。そして、58年の年月を重ねたその家が一番喜んでいるかもしれない。 父のふた従兄弟にあたる、80歳代の近所のおじさんが「この家を建てる時、俺たちが加勢をしたんだ。

          蜂に刺されて#1

          自然発酵 奄美の酵素飲料

          夫の転勤で奄美大島に夫婦で転居したのは13年ほど前になる。 引越して間もない頃、島内の大型スーパーに行くと、飲料コーナーの一角に『奄美のしずく』という酵素ドリンク100mlが陳列してあった。その傍には、女性社長さんの顔写真と商品開発の経緯が書かれた新聞記事の切り抜きも貼られていた。 私は疲労が蓄積していたため、この酵素ドリンクを1本試しに買うことにした。 この発酵飲料の黒糖は、白砂糖のように綺麗に生成され、全てがそぎ落とされていないため、ミネラルが豊富に摂れる。更に、身体へ

          自然発酵 奄美の酵素飲料