blur / Parklife (1994)
ブラーの最高傑作にして、ブリットポップの金字塔というべき名盤となったサード・アルバム。本作で初の全英チャート1位を獲得。
前作で志向した”英国回帰路線”をさらに強力に押し進め、古のミュージック・ホールから60年代以降のブリティッシュ・ロック、70年代のパンク、ニュー・ウェイヴ、そして80年代エレクトロ・ポップまで取り込んだ上で、ブラーらしく知性的でウィットに富み、滑稽でどこか哀愁の漂う詩情と、捻くれながらもどこを取ってもキャッチーなメロディ、ギター・ポップの弾けるリズム感に