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忍たま小説の土井先生を契機に日本の宗教史を学んだ(ざっくり)

大層なタイトルですが、忍たま小説版土井先生について書いた4つの一連の記事の補足orメモです。総括ではないと思います。

上掲の陰陽道の本は入門者には非常に分かり易く、また不足していた知識をもたらしました。 

・中国から道教として渡来(?  違うかも、すみません)

・平安時代から、陰陽道と仏教(特に密教)と結びついた(天台宗=法然上人様の入門した寺≒土井先生のモデル)

・後に修験道にも影響(上掲書のチャートによると、修験道の祖である役小角行者を直接介してはないみたい?)
(※しつこいですが、役小角行者は忍者関連書籍でも名前が出ます)

・神道にも影響したらしい(ページを調べる気力ないので、多分上掲の本に載っています)

・戦国時代の武将が方角を気にしたのは「方違え」(かたたがえ)のこと。
方角で勝敗が決まると本気で信じていたが、戦乱の世に一々気にしてたら  らちが空かないので、次第に実地的な戦略になった(軍配型軍師から参謀型軍師への変化?)(※自分の理解です)。

方角を気にするより人事を尽くせ

と進言した尉繚子すごいなー。
秦の時代?

尉繚子、うつりょうし、
小説で土井先生の知識として挙がっています

・記憶でネットにこうしてメモとっただけですが、日本て混合して色々な物が出来上がってるんだなー。と思いました。

◎とりあえず、菊池寛氏の「二千六百年史抄」に感謝です。これがなければ、日本史を数時間で学べなかった。
土台がなければ身につかない、と去年からの図書館通いで身をもって理解しました。

●余談ですが、菊池寛氏の通史が分かり易くて現代の歴史教科書が頭に入らないのは、
「平仮名が多い」もしくは「事象の説明を溶かしすぎて逆に原型が消えた」のでは?

●漢字は表意文字だから、読み方や辞典的な正しい意味を知らなくても同様の字から類推できます。だから、菊池寛氏の通史が難解に見えても理解できました。

●個人的に、明治?の美文が好きなので
文学を読むようにグイグイ読めたのかと。

平仮名は表音文字?になるのかな?一音に意味を持たないから、平仮名ばかりの説明だと逆に想像がつかない。(確か江戸時代の国学者が、そのせいで古文読解に苦労していた。)

雑記でした。


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