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子どもに教えられたこと【コトバビタミン】第48回

先日、子どもと二人でアマチュアバンドのライブイベントを見に行きました。

よく行くお店で働く、子どもの大好きなお姉ちゃんのバンドのライブです。

こういうライブの時って、お目当てのバンドの時に前に行って見たりしますが、他の知らないバンドのときは後ろの方や横の隅っこから見ていたりするものです。

しかしうちの子、お目当てのバンドが終わった後も一人最前で楽しそうにライブを見ているのです。


私はその姿を見て、なんとも言えない気持ちが湧いてきました。

大人になると、または他者の目を意識する気持ちが強くなると、多数派と同じようにしておくことが楽だったり、恥ずかしさなどでなかなか自分の気持ちのままには動けなくなるものです。

しかし、知らないバンドのときもうちの子は最前でめちゃ楽しく身体を動かしているのです。
これは妻の血筋かもしれませんがw

恐らく本人に意識はないけど、そこに何か楽しさがあったのだと思います。

しかし、この「最前で反応しながら見てくれる人がいる」という状況が、どれだけ演者を勇気づけるか。

自分もステージに立った経験からからよく分かります。

ホント、我が子ながら尊敬します。

あとで、「知ってる曲あった?」と聞いたら、「ないよ!」と答えていましたw

私たちは歳を重ねていくうちに「素直さを隠す鎧」を少しずつ身に纏っているのかもしれないですね。

久しぶりにライブハウスへ足を運びましたが、自分がライブさせていただいたこともあるところで、なんだか懐かしくもなりました。


ではまた!

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