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塩っぱいかき揚げ蕎麦

どうも西尾です。

今日の大阪の天気は晴時々曇・最高気温21℃の予報(Yahoo!天気より)で、暖かく穏やかな一日となりそうです。

昨日、下記の投稿をしたので今日はお天気さんに感謝です。



塩っぱいかき揚げ蕎麦

浜松町かどこかにて

写真を整理していたら懐かしい写真が出てきた。

遠目に見た東京タワーの写真。

また随分と変なところから撮影したものだ。

もう少しいい場所から撮影すれば良かったのに。

でも、右のビルには空の様子が反射して映って明るいのに対し、左のビルは茶色で暗いというコントラストも何だか良いなと自画自賛してしまう。

この写真はいつ撮影したものだったかな。

遠目に見た東京タワー

ここ最近は東京に行く機会が無かったので、もう何年も前に撮影したものに違いない。

ただ、何の用事で行った時に撮影した写真であるかが全く思い出せない。

左側の茶色のビルからして浜松町のような感じもしないことはない。

小笠原・父島に行った時の帰りだったのか、山形・酒田からの帰りだったのか、それとも就職活動の面接の帰りだったかな。

就職活動の時は大森の方だったし、終わったら速攻で品川駅から新幹線で帰った記憶があるので、おそらく違うと思う。

因みに、この時も自分へのご褒美として「東京たまご ごまたまご」を忘れずに2箱きちんと購入した。

父島からの帰りに竹芝桟橋から東京駅まで歩いた時に撮影したものかなと考えるも、あの時はもう少し海側を歩いていたような気がする。

酒田からの帰りは、庄内空港から全日空(ANA)の飛行機に乗って羽田で乗り換えをして大阪に帰った。

今は全日空とは呼ばずにANA(アナ)と呼ぶのが一般的なのだろうか。

全日空と呼ぶ人をあまり聞かなくなったような気もする。

昔は機体に明朝体で大きく全日空と書かれていたのが印象的だったが、今ではANAだけ。

羽田空港では乗り換えで3、4時間くらい待ち時間があったから浜松町まで足を伸ばして、浜松町駅近くのお蕎麦屋さんでかき揚げ蕎麦を食べた記憶がある。

となると、山形・酒田からの帰りが有力だ。

あの時はお腹も空いていたし乗り換えに時間もあった。

羽田空港は人が多いし、せっかくだから少し空港の外に出てみようということになり浜松町まで向かった。

その時に初めて東京モノレールにも乗った。

東京モノレールの車窓から見た東京の街並みはすごかった。

乱立する高層ビルに街を行き交う人や車の多さ、港の船の多さに大型の倉庫やガントリークレーン。

同じ大都市と言えども大阪とは規模が全然違うということ、そして日本の首都であることが一目で理解できた。

大阪に住んでいると大阪の人の多さにも疲れる時はあるが、東京の人の多さは別格だと思う。

これが世に言う東京一極集中というやつだろうか。

実際のところ、ここ数年で大阪に本社を置く企業は減ってきており、東京へ移転する企業も多いのだとか。

そして、東京が日本の首都であることは他の場所でも垣間見れた。

それは羽田空港。

羽田空港の規模の大きさ、各地へ向かう飛行機にお客さん。

残念ではあるが大阪の関空や伊丹、神戸の3空港が合わさっても羽田空港には敵わないと思う。

そんなことを考えながら浜松町駅の周辺を歩いた。

お腹も空いていたし、何処かで腹拵えしようと思い、お蕎麦屋さんを見つけたので入ってみた。

お昼の時間もとっくに過ぎていたのでお客さんも疎らだった。

かき揚げ蕎麦を注文した。

かき揚げ蕎麦

注文したお蕎麦が手元に届いた時の衝撃は今でも鮮明に覚えている。

お蕎麦のつゆがすごく黒かった。

器も黒かったが、それ以上につゆも黒いではないか。

そしてつゆを飲んだ時のことも、すごく濃口で塩っぱいことに驚いた。

この時に初めて理解した。

関東は濃口なのか。

関西では薄口なのに対して、関東では濃口だった。

あまり飲みすぎると身体に悪いなと思いほどほどにしておいた気がする。

うどんの出汁が異なることも有名で、そちらについては知っていたが、まさかお蕎麦でも違いがあるとは思わなかった。

うどんの出汁については関西では鰹節や煮干しなどの魚系の材料と昆布を使って出汁をとるが、関東では鰹節が主な材料で、煮干しや昆布は味を整える程度でしか使わないという。

また、呼び名にも違いがあり関西では“うどんだし”だが、関東では“うどんつゆ”と呼ぶらしい。

北海道との食文化の違いや、沖縄県との食文化の違いならまだ分からなくも無いが、同じ本州にあって直線距離で400キロほどしか離れていない関西と関東だけでも、これだけの違いが出てくるのだからすごく面白いことだ。

普段から薄口に慣れている者としては東京で食べたお蕎麦に驚きを隠せずにはいられなかったが、美味しいお蕎麦でお腹が満たされた。

こうして食文化にも違いが出るなら他の料理も食べてみたいと興味も湧いてくる。

腹拵えが終わり空港へ戻る前に駅近くで新幹線や山手線、東海道本線を行き交う電車を見てみた。

行き交う電車

ひっきりなしに電車が行き交う。

新幹線はもちろんのこと、在来線の電車であってもとてつもなく長い。

一体全体これは何両編成なんだと思わずにはいられないほどに長いことに驚いた。

東京のラッシュ時の人混みの多さをテレビなどでよく目にするが、おそらくラッシュ時では無くとも人が多いのだと思う。

東京の人は本当にすごいなと思う。

私はあの人混みの中で毎日通勤したり通学するのはおそらく出来ない。

ただでさえ、大阪の環状線でも人混みを避けてしまうのに。

でも、こんなことを書くとますます東京との繋がりが減ってきてしまう。

東京の食にも興味が湧いてきたのだから、旅行にも行きたい。

東京にも行きたいところはたくさんあるし。

でも、満員電車だけはご勘弁を。




以上になります。

お読みいただきありがとうございました。




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