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【広報・マーケ担当者向け】2023年トレンド予測特集編/冬休み、どれ読めばいい?国内10紙のポイント

毎年この季節になると書店に並ぶ雑誌各紙の「20xx年予測」「20xx年トレンド」の文字。来年以降に向けた備忘録も兼ねて、今年国内で特集を実施していた雑誌のうち、10紙の発売時期と広報・マーケティング担当者観点でどれを読んでおくべきか、どう活かしたらよさそうか、個人的主観でポイントをまとめます。

ほとんどデジタルで読めるので、年末年始に「どれを読もう」の参考にもなればいいなの気持ち・・・!

①ビジネス・経済系

週刊東洋経済 2022/12/24-31新春合併特大号 (2022年12月19日発売)

ポイント:「社会」の話から予測/とにかくカレンダーがわかりやすくてシーズン施策に使えそう
・dマガジン、Kindle 有り
・話が「社会」から入っているため、BtoBもBtoCも読んでおいて良さそうな特集内容
・年間の注目トピックスは経済の話のみならず、カルチャーやスポーツイベントなども載っている
・統計や金融政策については年間のカレンダーが月日レベルで記載されていて使いやすそう
・業界別の動向がそれぞれに載っているので他業界まで広く知ることができる

 

週刊ダイヤモンド 2022年12/24・31合併号 総予測2023(2022年12月19日発売)

ポイント:「経済」の話から予測/グラフや図表が多いので難しい話もわかりやすい
・dマガジン、Kindle 有り
・話は「経済」から入っているものの、グラフや図表が多く比較的理解はしやすい
・東洋経済よりも選んでいる話題が経済寄りなので比較的BtoBやコーポレートのプロモーション担当者向けかも
・経済紙のなかでも生活者視点での「お金」の話が比較的充実
・年間カレンダー&業界ごとの動向言及あり
・本筋ではありませんが、贈与税&相続税の法改正に向けて「駆け込み術カレンダー」も付いているので、この年末年始の情報のインプットにも

 

週刊エコノミスト 2022年12月20日号(2022年12月12日発売)

ポイント:世界経済と分けているのでコンパクト/経済・消費のざっくりインプットに
・dマガジン、Kindle 有り
・予測のボリュームはコンパクトなので、国内経済トピックをざっくり一通り把握したい場合に
・「2022年に何があったのか」から話が入るので前段のインプットが少なくても読みやすい
・専門家執筆の部分が多いので、来年関わってみたい&追いかけたい有識者を探す時にも

 

※週刊エコノミストは翌週2022年12月19日発売の 2022年12月27日・2023年1月3日合併号にて 「世界経済総予測2023」も特集しています。

ForbesJapan 2023年 02月号 (2022年12月23日)

ポイント:「ビジネス」の観点で予測/本誌を取っ掛かりにして調べていくという使い方
・dマガジン、Kindle 有り
・「ビジネス」の観点から入っているため、注目すべき企業そのものや企業の動向について予測
・トピックス(事象・論点)ベースというよりは2023年注目の「ひと」への取材をベースに構成されているため、広報・マーケ担当者としては本誌を取っ掛かりに調べていくのがよさそう

 

ニューズウィーク日本版 12/27・1/3号 ISSUES2023(2022年12月20日発売)

ポイント:「国際社会」の観点から予測/世界で注目されている政治家について知れる
・Kindle 有り
・国際社会の観点から、海外の注目政治家など「ひと」ごとに特集
・媒体の特性ではあるが、論説にも近しいため、客観的トピックスを洗い出すにはもう一冊用意が必要かも? 


②ガジェット・テクノロジー系

日経TRENDY 2022年12月号 ※「2023ヒット予測100」特集号 (2022年11月4日発売)

ポイント:文脈検討にすぐに取り入れやすい記載の仕方
・dマガジン、Kindle 有り
・モノよりもジャンルごとにトレンドを紹介しているので、文脈検討にすぐに取り入れやすい
・業界ごとのトレンドもあるので、「フード」「家電」などで話題になりつつある(と言われている)ものがわかりやすい
・「消費が見えるカレンダー」として年間カレンダーも
・2022年に流行ったモノについては、流行の経緯も併せて紹介されているので戦略の参考にも

 

日経TRENDY 2023年1月号 ※「2023-2030大予測」特集号(2022年12月2日発売)

ポイント:12月号よりも技術特化のトレンド予測
・dマガジン、Kindle 有り
・12月号よりも主語が広く、技術などHOWに特化した特集となっているため、どちらかといえばBtoB向け
・「ひと」ベースの取材記事も複数あるため、来年に向けて注目度の高い企業がわかる

 

GetNavi 2023年2・3月号(2022年12月22日)

ポイント:モノに特化して2023年すぐに来そうなものを紹介
・dマガジン、Kindle 有り
・各ジャンルの専門家(評論家)が2023年来るのでは!?と思っているモノをピックアップ
・メンズコスメやキャンプなど近年話題となったカテゴリについてもジャンルとして区分して商品紹介
・2022年終盤にきているものもちらほら見られるため、2023年上半期などのスコープでウォッチするのに良さそう

 

WIRED VOL.47  ※THE WORLD IN 2023 (2022年12月16日発売)

ポイント:概念を表現した”新しい”ワードが豊富
・dマガジン、Kindle 有り
・近未来的なテクノロジーに関して、10のテーマで紹介
・概念を表現した”新しい”ワードが豊富なので、「これから」に照準を合わせる目的で見ておくと良さそう
・ビジュアルまで含めて読んでいて楽しく、「見せ方」の参考にも

 

③ライフスタイル・ファッション系

anan(アンアン) 2023年 1月4日号 No.2329[NEXT!2023] (2022年12月23日)

ポイント:見開き15ページで端的にC向けトレンドをキャッチアップ
・dマガジン、Kindle 有り
・30程度のキーワードについて、見開き15ページにわたってコンパクトに紹介
・わかりやすくToCの2023年トレンドを紹介しており、アイテムからエンタメなど幅広く網羅している
・「世の中のトレンド」をざくっと把握したい時に

 


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