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中山道を歩く:中山道ウォークに参加

11月初めのお天気のよい三連休の中日。
ずっと行ってみたかった中山道往来(なかせんどうウォーク)に参加しました。

ゴールでもらった記念品

中山道は、江戸時代の五街道のひとつ。
江戸時代に日本橋から京都三条大橋を内陸で結ぶ道で、主に岐阜県などの山中を通っています。
中山道往来(なかせんどうウォーク)とは、中山道の御嶽宿・細久手宿間(岐阜県御嵩町と瑞浪市間)の11.8kmをウォーキングするイベントです。

中山道ウォークは、平成22年から開催されているようで、以前から参加したいと思っていましたが都合が合わず、今年初めて参加しました。
今回は娘(小4)と2人で参加。
小学生1年生くらいから年配の方まで、双方の宿スタートで大勢の方が参加していたようです。

11月4日(土)8:30~受付開始。

私は、細久手宿(岐阜県瑞浪市日吉町)から参加しました。
近くには駐車場(約50台分)もあります。

予約は不要ですが、事前申し込みをしておくと便利と書かれていたので、上記HPから申込しておきました。
当日、記入用紙に書く手間なく、名前を伝えるだけで受付完了。
参加費は500円です。(中学生以下無料)

引き換えに、ステキな中山道の手ぬぐいとスタンプラリー付き中山道の地図を頂きました。

参加者みなに手ぬぐい

手ぬぐい好きの私にはもうすでに満足。500円以上の価値があります。

スタート地点では、地元の街づくりの人たちによるお店も出ています。
おにぎりや五平餅、パンなどが売られていました。

9時前頃出発式の後、来た方からぞろぞろと歩きスタート。

今回は、スタンプラリーを開催していて、子供の楽しみにもなります。

最初のスタンプポイント


最初は、家がある平たんな道です。見かける建物もずいぶん歴史ありそうな家などがチラホラあります。
次第に山道に入っていきます。
道には中山道往来(ウォーク)のオレンジの旗が立っていたり、道にたまに矢印が書いてあるので、それを目印に進みます。

熊注意看板が気になる点


たまに、道を間違えそうなときも、周りの人が気づいて声を掛け合っていました。

11月とは思えないほどの暑い晴れた日。赤や黄色に色づき始めた山はとってもきれいで、歩いていてとても気持ちよかったです。

真っ赤!

お楽しみのひとつが休憩スポットの峠の茶屋。
最初のスポットは、日吉町まちづくりによる、仮設のお茶屋です。
ボランティアの中学生がかわいいお茶娘の姿で三色団子とお茶をふるまってくれました。

仮設のお茶屋さんという凝りよう


前半、ちょっと疲れてきたところに、甘くておいしい団子とお茶。おもてなしが最高です。

このお団子とってもおいしかった!


おいしいお団子に子供も大喜び。

他の地点にも、地元のお店による飲食の販売がありました。

おいしそうな匂いと看板


五平餅や、鬼まんじゅうなど、地元のおいしいものも売られ、焼かれるおいしそうな匂いと雰囲気に思わず足を止めます。
私たちも、豆腐田楽と鬼まんじゅうをいただきました。

豆腐の田楽

ところどころ、歴史ある場所では、ボランティアの方が説明もしてくださいます。

昔の水飲み場


耳神社

歩いた道は、途中、傾斜の厳しい山道もありましたが、天気もよく、水の音や木漏れ日を感じながらで、とても気持ちよかったです。


なだらかな道も多く、私がたまに行く低山よりは、歩きやすいと思いました。

想像していたよりはなだらか

とはいえ、昔の人は、この道を歩いて移動してきたのかと思うと、苦労は想像もつきません。のんびり旅なら気持ちはよいですが。
私も実家まで少し遠いので、帰省は大変ですが、江戸時代じゃ、これは家に帰れないなと、ちょっとさみしく思いました。
(そもそも、当時は、遠くへ引っ越すこと自体少ないか。)

中山道は整備がされているためか、きれいなトイレがいくつか設置されています。

トイレはいくつもありきれい

中山道ウォークのときは、さらに臨時のトイレも置かれ、トイレ問題はなく安心でした。

仮設も追加で

山歩きのとき、トイレがないところも多いので、このトイレがあるかどうかは、私にとってはけっこう重要です。
配られたマップにもトイレの場所が記載されています。

約12kmは、しゃべってるとけっこういけますが、さすがに後半は、娘もお腹がすいたし疲れてきた様子。
それでも、だんだん山道ではなくなり、車が多い道になってくると、自然が減ってしまい残念がっていました。
そして、御嵩駅がやっと見えてきて、ゴール!
ゆっくり休憩をしながら、4時間弱かかりました。
スタンプラリーを制覇していたため、記念のグッズもいただきました。

ウッドチャームゲット


娘は、毎年参加して、このウッドチャームを増やしていくそうです。(本当かな?w)

帰りはスタートの細久手宿か瑞浪駅までシャトルバスが出ているのも本当に便利です。
歩いて帰る気にはなれませんでした。シャトルバスの時刻表はイベントHPにも記載されています。

ゆっくりおしゃべりしながら、きれいな景色を楽しめる中山道。
次は、馬籠宿周辺に行ってみたいと思っています。

紅葉を楽しみながら、歩いて歴史を感じる中山道。
秋のレジャーの候補にいかがですか?


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