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【休学中】大学でやれることは講義を受けることだけではなかった。

お疲れ様です。休学中の月島のんです。


半年の休学を選択し、その期間がもうすぐ終わろうとしています。とはいっても、夏休みに突入するだけですが。

数日前に大学から、書類の入った封筒が届きました。中には、復学届と退学届が。

復学するのか、退学するのか、どちらか選べ、ということですね。

書類の提出に期限が設けられていますが、まだ何も記入はしていません。

親の手前、大学卒業する、と言いましたし、私自身もそのつもりでした。ですがその後、彼氏と会った時に心が不安定になってしまい、子どものように大学に行きたくないと言って泣いてしまいました。

講義を受けてもうまく聞こえなくて内容が分からないままだったらどうしよう。前みたいに、突然泣き出したりパニックになってしまって保健室などに運ばれたらどうしよう。

不安で頭がいっぱいになって、私はもう駄目なんだと思いました。一度ネガティブな方向へ行ってしまうと、自分が駄目な人間なんだと思うところが昔からあります。


さて、一旦思いっ切り泣いてすっきりしたのか、あれから数日経つ今、私は大学に復学する心持ちでいます。

理由はひとつ。大学に行くのは、可能性があるから、につきます。

私が大学でしていたことは、なにも講義を受けることだけではなかったなと思い出しました。

大学の講義とは直接は関係しない、大学主催のイベントのようなものにも参加して、自分のやりたいことをやらせてもらいました。

それにサークルにも、5個ほど所属して、そのうちの2つでは役職についていました。既に後輩に引き渡しましたが。

急に実家に戻ることになり、対面で挨拶ができないまま、ラインで簡単に事情を説明するだけになってしまったところもあります。

そうすると、また大学に通って顔を合わせたりするのは、少々気まずいところもありますが、相手は忙しくしていて私のことなど忘れていることだと思うので、これについて考えるのはやめにします。



可能性がある、というのは、バイト先で「若いから可能性があるね」というようなことを言われて、そうか、と思ったのが発端です。

私がバイトをしているところでは年配の方が多いため、お話をしていると、自分が見ているものとは違う年配の方々ならではの視点で見たものを聞くことができたり、または「若いっていいね」と言われることがあります。

こればかりは、周りを若い人たちで埋められていたら、気づくことができずあまり感じることのなかったことだと思います。

お話をしていると、彼女らとしてはそんなつもりはないのでしょうが、確かにそうだな、と考え込んでしまうことも多々あります。

それで最近も話をしていて、私は何をこれくらいのことでくじけているんだ、と思いました。今こんなに自由なことってなかなかない、と。

もちろん今自由なのは休学中だからですが、学生をしていたとしても、やりたいことは何でもできる環境にあると思います。

大学が始まれば、講義があり、中にはレポートなどの課題も出されます。そして、サークル活動にも取り組みつつ、休みの日にはバイトが入っていたりすると自由だと感じる機会はあまりありません。

だけど、その環境が、自由そのものだったんだな、と今大学から離れてみた今やっと気が付きました。

やりたいこともやれない、と思っていたけれど、そうではなく、やりたいことをやれている環境にあったんだと思いました。

受けることのできる講義は決まっているわけではありません。ある程度は、カリキュラムによって決定しているところもありますが、基本は自分で受けたい講義を選択することができます。

サークルやバイトだって、人に決められたのではなく、自分で決める人がほとんどだと思います。


私は、あるときはボランティア団体の運営に携わったり、イベントを一緒に完成させたり、色々やってきました。休みを合わせて、友達と旅行にも行きました。

遊んでばかりではなく、資格もいくつか取りました。大学では、図書館課程を履修していたので、図書館実習にも行きました。それも、大学近くではなく、自分の希望の図書館に行かせてもらい、良い経験になりました。

大学ほど、やりたいことをやれる機会はなかなかないと思いました。


社会人になったことがないので分かりませんが、社会人になれば、まず友達と予定を合わせてどこかに遠出するということができにくくなるのだと思います。

予定を合わせれば遊べそうな気もしますが、仕事優先になってしまい、会えない、ということでしょうか。

日本の場合、一度会社に入ってしまえば倒産というようなことがない限り、クビになったりして、仕事を失うということはあまりないように思います。

そうなると、自分のやることはある程度決められているわけで、改めて自分のやりたいことを考える機会がなくなるように思います。だからこそ、今こうしてやりたいことを考える時間があるのは、とても貴重だと思いました。

貴重だとしても、やりたいこと、というのがすぐに見つかるわけではないのですが。


人間どうしても当たり前には気付けないもので、そうすると不満ばかり表面に出てしまいます。ですが私の場合休学して、バイト先だけではなく高校時代の先生や友達の話を聞いてみて、大学含め人生のことについて色々考えると共に、自分の考えを改める機会にも出会いました。

できないことばかりに目を向けてしまいがちだけれど、今一度できていることを見直してみると、いかに自分が良い環境にいたのかを知りました。

私は自分の耳が悪いことに対して悲観的になりやすく、とはいえ、この私でも大学に通って講義を受けて単位を取るということができているわけで、しかもサークルにも、その他イベントにも参加していて、やれないことの方が少ないんじゃないかと思いました。

なんだよ、私でも可能性めっちゃめちゃあるじゃん、って思いました。


それでもたまには落ち込むこともあるかもしれないけれど、頑張って大学行ってみようと思ったのでした。



なんだか毎回、障害を言い訳にしているような気もしますが、もしも気を悪くされた方がいたらごめんなさい。読み流してもらえればよいので。


ここまで読んで下さりありがとうございました。スキ、コメント、フォロー励みになります。では、またお会いしましょう。





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