見出し画像

置かれた場所で咲きましょう【転職活動終了】

離職期間6か月以上。
ようやく、就職先が決定いたしました。
12月から社会復帰します。

就職先は、技術者派遣を主にしている企業。雇用形態は契約社員
私はCADオペレーター+事務職としてまずは研修を受け、来年に派遣されます。


叶えられなかったこと

実のところ、清々しい転職だったかというと、微妙なところです。
数日前にめっちゃ愚痴を残してしまったぐらいなので。

①職種・キャリア

以前から私のnoteを見守って頂いている方々にとっては聞き飽きたお話だと思いますが、当初私が転職活動で目指していたのは以下の事でした。

今回特に注目したいのは、「理想のキャリアに近づけるか」でしょうか。
職務は「労務事務」ですが、例えばもし具体的な仕事内容の実態が「ひたすらデータ入力」「ひたすら連絡仲介役」だったりしたら、もやもやしてしまいそう。
できれば産業カウンセラー養成講座で学んだ知識、傾聴を活かしてみたい…というのが本音。すぐでなくても良いので、将来的にはメンタルヘルスや職場環境改善、キャリア支援に関する業務に関わりたいですね。
(中略)
だから今回の転職は、自分のキャリアの方向性だけは妥協してはいけないと思っています。

自身のnote2023/9/9「最優先したい転職条件は」より引用

結局、この理想が叶うことはございませんでした。
ほとんどは書類落ち、面接でも落ち、周囲からは「向いてないんじゃないか」「正直難しいのでは」といわれる始末。なんというか、現実を思い知りました。

②年収・通勤時間(?)

加えて、月収年収は前職からダウン。勤務地は派遣先次第ですが、通勤時間は最長1時間半らしいのでどうなるか分かりません。

ちなみに、先日noteで荒れた呟きをしていたのは、年収・月収・賞与の欄を父に見せたところ
「はぁ、こんな安いのか?信じられんな。本当にこんなところで良いのか?」
と言われたからでした。いやいや、一応頑張って取った内定だし。今更言わないで。
26歳で未だに大した職歴もなく恋人もおらず実家に寄生している娘ですものね。将来一人で生きていけるのかと心配した親心で言ってるんだとはわかってます。わかってますとも。
でも残念ながら、もう無いんですよ、他に私を雇ってくれそうなところは。
子供のころから、学費も大学の学費も生活費も何から何まで投資してもらったのに、何もリターンできない親不孝者になってごめんなさいね。

③雇用形態(正社員)

そして「今まで正社員経験が無いから、今度こそ正社員になりたい」と思っていたのですが。
面接時に「正社員は転勤有りですが、契約社員であれば地域限定で働けます。給与、昇給制度、福利厚生など他は全く差がありません。契約切りも余程の勤怠不良がなければ行いません。」と説明を受けまして。
選んでしまいました、契約社員。自分の意思のなんと弱きことよ。

表向きの言い訳をするならば「今年姉が結婚して来年にかけて親族の行事が多いため、今転勤するのは困るから」。
本当の理由は「転勤先で適応できるか不安だったから」「独りでいると何をしでかすか分からないから」です。
元から情緒不安定な性格でしたが、前職で不本意な退職をしてからそれが悪化してしまいました。恨み言をつぶやく、泣く、怒りと悲しみの沸点が極端に低くなる、ひどい時は机や壁にあたる…。
人前、つまり家族の前では抑えられますが、自室やシャワー室ではボロボロ出ます。
落ち着いた状態であっても、近所のスーパーに行くだけで疲弊、無気力、自他への不信感…。この状態で一人暮らしは、我ながら危険すぎる。
先日、ようやくメンタルクリニックで診察を受けまして、明日は2回目に行ってきます。まだ何の診断もついていませんが、改善のきっかけになればいいな。

胸は張れない

最近は日替わりで、「これから頑張ろう」と意気込む気持ちと、「私は今まで何をしてきたんだ、情けない…」と絶望する気持ちで揺らいでいます。
今日はどちらかというと前者だったので、今のうちにこのnoteを書いております。
いやぁ、noteであれだけ、「理想を実現させる」って宣言したのに、この結果だったので…。
周囲の人にも、noteの皆様にも、自分自身にも嘘をついた感覚があります。あと、謎の羞恥心。私の理想や夢を語ったことのある友人に対しては、未だに内定先のことを話せていません。
内定先や、内定先で働いている方々を見下すつもりは一切ございません。
ただ、自分で宣言した事をほとんど達成できなかったことが、物凄く恥ずかしい。気にしなければいいのに、すぐに切り替えられない。


ここで働くと決めた理由

…さて、色々と書いてしまいましたが。
理想は叶わない、年収は下がる、正社員でもない、勤務地は遠いかもしれない。
そんな条件でも、結局私はここに行くことに決めました。
「ここでしか内定を貰えなかったから」も大きな理由ではありましたが、一番の理由は別にあります。
それは「働いている自分を現実的に想像できたから」です。
身の丈に合っていそうだった」とも言えます。

目指していた職種は、周囲から適性を疑われるし、不採用ばかり。
精神的に不安定で、あまりハードな働き方や転勤もできない。
正社員経験もないから、正社員求人のハードルが高い。
もちろん、高い年収も望めない。昇給も賞与も期待できない。

私にあったのは、26歳にして既に3社以上ある職歴。
大した知見はないけれど、CADを扱った経験。
それだけ。
それを唯一「ウチで活かせそう」だと判断してもらえたのは、内定先の、技術者派遣という働き方でした。
まぁ、全員一律でみっちり研修を受けるのらしいので、全くの未経験でも採用されたと思いますがね。「みっちり研修」も、自分には必要なものだと思えました。

理想とは程遠い結果となりましたが、まずは「安定して働く」ことを目指して、向き合ってみたいと思います。


次に考えなければならないのは、この仕事をしながらどうやって理想の自分に近づくかです。
もうカウンセラーや人事労務職に固執しておりませんが、やはり「なりたい自分」はずっと存在しています。

それについては少し考えて、また後日noteにできればと思います。
今回も重い内容が、長くなってしまいましたので。

本日も、お付き合いいただきありがとうございました。
皆様、良い週末をお過ごしください。


野乃





サポートに相応しいnoteを書けるように、サポートに相応しい人物になれるように、今後も努めて参ります。 もしも、万が一サポートして頂くようなことがあれば…泣いて喜びつつ大切に使わせて頂きます!