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2023年読んでよかった本ランキングベスト10

今年(2023年)読んでよかった本ランキングベスト10をご紹介します。

春くらいからプライベートでのバタつきがありまして、集中して本を読む時間がとれなかった2023年ですが、そんな中でも「本棚に残しておきたい良書」と出会うことができました。

今年は転職による環境面の変化が大きかったので、自分のメンタルを維持してくれるような自己啓発本を読むことが多かったように感じています。

年末年始休みで読む本に悩んでいる人は参考にしてください。

それでは、早速行ってみましょう!

一生折れない自信のつくり方

アチーブメント株式会社 代表取締役社長の青木仁志さんの著書。

2023年、一番刺激を受けた一冊です。

自信とは習慣が生み出すもの。日頃から自分との約束を守る。決めたことは必ずやり切る。他者へのギブと感謝の気持ちを持つ。

こういった小さな自分との約束事を一つずつ果たしていく中で、自分の中の自信は培われていきます。

「自信がある」とは読んで字の如く、「自分を信じている状態」のことです。本書はそれらをストレートに教えてくれた一冊です。

とても読みやすく、ただ読んでいるだけで心に光が差し込んでくるような一冊です。

失敗をして自信を失っている。自分の考えに迷いがあって自信が持てない。そんな人におすすめな一冊です。

物語思考

けんすうさんの「物語思考」。こちらも目から鱗の気づきを与えてくれた一冊。

「何者かになりたい」という願望を抱いてる人は多いと思いますが、自分が描いている何者かになるためには、まず大きな実績を出さなければと思っている人は多いはずです。

本書では、成功を積み重ねるから自分のなりたい姿に近づいていくというロジックではなく、自分が理想とする「キャラ」を演じるからこそ、一段と視座が上がり行動が伴っていく。と書かれています。

誰でも社長のように扱われれば、社長っぽくなりますし、マフィアのボスのように扱われれば、マフィアのボスっぽくなります。
そのくらい自分の内面というのは曖昧なのです。

物語思考

大切なことは「自分はこうなりたい」というイメージを具体的にして、そのなりたいキャラを演じること。そうすることで、より「なりたい自分」に近づくことができるのです。

理想を叶えるための戦略が、最強に勉強になった一冊です。

夢と金

西野亮廣さんの「夢と金」。夢とお金は切っても切れない関係で、どんなに綺麗事を並べてもお金がなければ、夢は追えないし、大切な人たちを守ることもできません。

お金の使い方を知り、お金の守り方を学ぶことで、周囲の人たちを救うことができるようになる。

「お金の稼ぎ方」の知識があれば可能性は無限大ですね。

子を持つ親としては、日頃から子供達と「生きるためのお金の話」をしようと決意させてもらいました。

命綱なしで飛べ

『命綱なしで飛べ』。仕事で起きる悩みを網羅した一冊です。

自分に当てはまることが多く震えて読みました。

2023年5月に転職したのですが、この一冊がきっかけとなったといっても過言ではないでしょう。

仕事で成功したいと思うほど、周りが見えなくなり心理的な罠にハマる。これは激しくうなずけました。

自分の行動を妨げるような不安を乗り越えるには、格好悪くてもいいから望ましいことをする事。

実際にやるのは難しいですけど、現状を変えたいと思うならやってみる価値がありますよね。

人は考えた通りの人間になる

「人は考えたとおりの人間になる」。いかに「良い考え」が持てるかどうかで生き方そのものが大きく変わると痛感した一冊です。

本書の中で響いた部分のハイライトはこちら。

人の考えと目標が大胆に結び付いた時、考えは大きな想像力となる。

これを正しく認識した人はそれまでのふらついた考えや感情の動揺から脱し、より高い、強い人間になるための準備ができる。

考えと目標を結び付ける人間は自分の精神力を意識的に、それも賢く発揮できる人間になれるのである。

人は考えた通りの人間になる

まさしく因果応報。人としての考え方や心のあり方を高めていくことで、人間性を高めることができる。

それらが回り回って自分の人生を決めていくのだと痛感した一冊でした。

ザ・マジック

人生において「ありがとう」という言葉が、どれだけ人にかけがえのないものを与えるのかを説いた一冊。

感謝を毎日の習慣にして「ありがとう」の気持ちを言語化していきたいと思います。

すべてに「ありがとう」と感謝できる人は、仕事も健康も富も引き寄せる。本書の響いた部分のハイライトです。

感謝は豊かさを、不平不満は貧しさを意味します。

朝、目が覚めた時、生きていること、考えること、楽しむこと、そして愛することがどれほど素晴らしいか、考えてみなさい。

ザ・マジック

幸福の資本論

3つの資本を持っている人に憧れてましたが、この本を読んで考え方が変わりました。

本書で言われる3つの資本とは以下の通り。

①社会資本(共同体=絆)
家族・友人

②人的資本(自己実現)
恵まれた仕事

③金融資産(自由)
財産

幸福の資本論

自分にとって1番大切なのは「社会資本(絆)」です。そして、働くことで得られる「人的資本(仕事)」も人生100年時代においては外せないマストな資本。

さらに。ある一定の金融資産も必要なので、結局、3つの資本のバランスが大切なのだと感じましたね。

ハイコンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代

これからのAI時代に求められるスキルとは?

「ハイコンセプト」では、新しいパターンやチャンスを見つけ出す能力、新しい構想を生み出す能力、抽象的な概念を具体的にしていく創造的な思考力が求められます。

今後、これまで人間がこなしていた仕事の大半はAIに置き換わっていきますが、その中でも「ハイコンセプト」で求められている能力は、人にしかできない能力。

出版自体は10年以上も前の書籍ですが、2023年現在でも学びの多い一冊です。

戦わない採用

なぜ、リファラル採用が必要なのか?その背景をわかりやすく解説された一冊です。

現代は、「採用力」こそが企業の生産性に直結する時代です。採用とは営業・マーケティングそのもの。

人事担当者が単独で頑張り続ける構造ではなく、属する全社員を巻き込んで採用活動を行っていく必要性。

他社と同じような方法で転職市場に募集をかけるのではなく、会社自らが転職潜在層にアプローチする「戦わない採用」こそが重要だと痛感した一冊。

地政学が最強の教養である

地理で歴史が決まるというのは、日本のような恵まれた地に生まれたからこそ気づかない視点でした。

地理的な条件では、アメリカも日本もとても恵まれてます。

シーパワー。これまでも四方八方を海で囲まれているという環境が多くを守ってきた。と本書では説かれています。

逆に中国やロシアは陸続きの国の多さから、隣国によるプレッシャーを常に受けてる。

戦争が隣り合わせの国に住むのと、そうでは国に住むのでは、民族性にも大きく影響ができますよね。

地理で気候→隣国→民族性→産業が決まる。

地政学を知れば知るほど、とても面白いです。

2023年読んでよかった本ランキングベスト10

復習です。2023年読んでよかった本は以下の通り。

  1. 一生折れない自信のつくり方

  2. 物語思考

  3. 夢と金

  4. 命綱なしで飛べ

  5. 人は考えた通りの人間になる

  6. ザ・マジック

  7. 幸福の資本論

  8. ハイコンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代

  9. 戦わない採用

  10. 地政学が最強の教養である

冬休みの課題図書選びの一つとして参考してもらえたら幸いです!

2024年もたくさん読書に勤しみたいと思います!

良いお年をお過ごしくださいませ!!

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