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或るうばたまの夜。久方の月は、眞澄鏡のやうに清らなる光を放ち、かぎろひの春に咲く梅や櫻…
一度目の悲劇に 玉かぎる仄かなる望みを抱く 過ちを次の世の鍵にすれば良いのだから 二度目の…
縁を嘆かず平まない そんな貴方は美しかった たとえ独りになっても肯えて平まない そんな貴方…
罪を犯すことは恐ろしくない 罪を犯したことに気付いてさえいないから しかし漸う罪の意識がほ…
過ちとは何如なるものだろう 決して許されないもの 過ちとは何如なるものだろう 周りから非言…
この世できわめて探し難いもの いさなとるおおうなばらに落とした真珠だろうか この世できわ…
自分で自分が解らなくなる 気が付けば目でおい 何時も彼女を見ている自分 自分で自分が解らなくなる 彼女がこないとおもうと 恐ろしくなり 彼女の姿を認めては安んずる 自分で自分が解らなくなる 気が付けば声にみいり 彼女の側に立っている自分 自分で自分が解らなくなる 気が付けば語っており 言の葉は矢のように紡がれる 自分で自分が解らなくなる 爆発するかのこころは 殊の外なることをいわせ 喫驚してしまう行動をさせる 喜び、怒り、悲しみ、楽しみ いまにもあふれんばかりに詰ま
なにたてまつらむうたうめかほり いにしへとへど いこたへず うつらふよにて かは…
春 春が山 睦ましきかむ 宿るかも 春天花 神樂巫女の まひけるや 牡丹雪 光るる結晶 降…
伊豆沼や 蓮の浮かべる 鏡かも 蓮の葉ぞ 時のうつらひ …