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2019年7月の記事一覧

SNSの時代に本を書くということ・・・新書「ヒトラーの時代」に思う

中央公論新社から新書『物語オーストリアの歴史』を上梓してからほぼ一ヶ月半が経過した。私にとって四冊目の単著であるが、今回の本は、オーストリアの歴史を、各州の地方史の視野に降り立ちながら、通史としてもある程度フォローできるようにという大変高いハードルを課されたという意味で、これまでのように、自分の専門領域のストライクゾーンの範囲内で構想し、執筆するパターンとは全く違った作業だった。そして、ウィーン文

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SNSの店舗紹介は、まるでキャッチコピーのようだ。

背伸びして専門用語を駆使したらニセ医者みたいだし。

ご自分のお悩みはよく勉強なさっているお客様との会話には、「慢性痛」「不定愁訴」はしばしば登場します。しかし医療現場では、これらの言葉は重みが違う気もする。

カッコつけ過ぎてもさむいけど、誠実さはアピールしたい。なにより商売として、集客も重要。

客観的なアドバイス、ツッコミどころを見つけて、ぜひご教授ください。

ツイッター: https:/

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ヤフーとアスクルの対立で考える日本的な提携の理想像

ヤフーとアスクルの対立で考える日本的な提携の理想像

なるほどなぁ。

ヤフーとアスクルの提携は個人的には結構理想的な組み合わせだよなぁと、勝手に思っていたので、こんな展開になるとは正直ビックリしました。

初めて騒動の記事を見たときは、日本でもこんな紛争ありえるんだ、というものでしたが、この記事を見ると逆に、日本だからこうなったのかな、と思い始めてます。

ヤフーとプラスで議決権的には過半数超えてるそうなので、資本の論理的にはもう詰んでいて、岩田社

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「超」メモ帳:最簡略版テンプレート

「超」メモ帳:最簡略版テンプレート

 「超」メモ帳は、さまざまなアイディアやデータなどを、いくらでも書き込み、必要な時に瞬時に引き出せるメモ帳です。    
 きわめて強力ですが、決して難しいものではありません。

 下記の「ダウンロード」という緑のマークを押して、ワードファイルをダウンロードしてください。それをコピーしてあなたのGoogleドキュメントに貼り付けると、あなたの「超」メモ帳ができあがります。

 これは、最簡略バージ

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提供する知的サービスの必要性を、潜在的カスタマーに知ってもらうには

提供する知的サービスの必要性を、潜在的カスタマーに知ってもらうには

 高度な知的なサービスについては、潜在的な顧客にそのサービスの必要性を知ってもらうことが大変重要です。
 以下では、そのための強力な手段を提案します。

 高度知的サービスとしては、これまでも、弁護士、公認会計士、税理士などがありました。
 いま、新しい高度知的サービスが成長しつつあります。
 例えば、コンサルティングやアドバイス等のサービスです。資産運用のアドバイスもあるでしょうし、企業の経営そ

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情報の整理にあたっては、それまでの考えを大きく転換する必要がある

情報の整理にあたっては、それまでの考えを大きく転換する必要がある

情報の整理にあたっては、それまでの考えを大きく転換する必要がある

◇ 「超」整理法と、押し出しファイリング
 『「超」整理法』(中公新書、1993年)では、「情報を分類する努力をやめるべきだ」と提案した。これは、整理する対象がモノから情報に変わったことに伴って要求される考えの転換だ。
 このような転換が必要な理由は次の通り。
 モノについては、分類ができる。しかし、情報についてはできない。分類し

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VERYの「見出し」をまとめ続けて”気づいた”こと

VERYの「見出し」をまとめ続けて”気づいた”こと

なぜ私たちは「VERY」に惹かれるのか?
子供がいなくても誌面を飾る洋服が買えなくても、何故だかVERYは読んでしまう。そんな女性って少なくないはずです。読む価値を安定品質で提供している雑誌。

言うなれば、時代を牽引する”圧倒的存在感”を放つ女性誌。
レガシーメディアで、表現の打ち手が限られている雑誌において、どんな時でも輝いてみえるのはなぜなのでしょう…。

最所さんもたくさんVERYについ

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「超」メモ帳とGmailを組み合わせた、きわめて強力な資料アーカイブ

「超」メモ帳とGmailを組み合わせた、きわめて強力な資料アーカイブ

 Gmailの送信記録は、自動的に作り上げたアーカイブ(資料格納庫)になっています(『「超」AI整理法』、第2章の3)。
 検索キーワードを適切に設定することによって、10年前のメールであっても、探し出すことができます(『「超」AI整理法』、p.70)。
 これは、きわめて便利なアーカイブです。

 ただし、どんな場合にもピンポイントで目的のメールがすぐに見いだせるわけではなく、多数のメールがヒッ

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