小川貢一(Ogawa Koichi)

(株)TBSグロウディア 人事本部組織開発部 映像含めたエンタテインメントの未来はどう…

小川貢一(Ogawa Koichi)

(株)TBSグロウディア 人事本部組織開発部 映像含めたエンタテインメントの未来はどうなるのか?年齢を重ねつつも、どうやって自分をアップデートしていくのか? 思考と実行の繰り返しの日々です!月数冊ですがビジネス書を読んでますので、その感想文を書いていきます。

最近の記事

書籍【この国の同調圧力】読了

https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B0C73NK1VY ◎タイトル:この国の同調圧力 ◎著者:山崎雅弘 ◎出版社:SB新書 色々と思い返すと、自分自身「同調圧力」に屈せず抗ってきたような気がするが、実際どうだったのだろうか? 今となっては検証のしようがないが、この「見えない力」は本当にやっかいだと思う。 そもそも「同調圧力って何?」と思ってしまう。 集団としての無言の圧力が、個人に伸し掛かるわけであるが、我々は

    • 書籍【ピクサー流創造するちから~小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法】読了

      https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B00OYMOEOS ◎タイトル:ピクサー流創造するちから~小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法 ◎著者:エド・キャットムル、石原薫(訳) ◎出版社:ダイヤモンド社 こういう会社を生み出せるのが、アメリカの底力を感じる点だ。日本ではなぜこれを真似できないのだろうか。 ピクサーの長編映画は、第1作の「トイ・ストーリー」から観ているから、かれこれ30年という年月が経つのか。

      • 書籍【コンサルが「マネージャー時代」に学ぶコト】読了

        https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/480261439X ◎タイトル:コンサルが「マネージャー時代」に学ぶコト ◎著者:高松智史 ◎出版社:ソシム 本書を読んで「なるほどなぁ」と感じる部分も多かった。意外と出来てない部分については見直していきたい。 私自身コンサルとは無縁の「ザ・日本企業」に籍を置いている訳であるが、日本企業にいたら成長が全くできないということではない。 本書に書かれた内容は、私自身若い頃に上司か

        • 書籍【生命知能と人工知能~AI時代の脳の使い方・育て方】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B09P88FBLQ ◎タイトル:生命知能と人工知能~AI時代の脳の使い方・育て方 ◎著者:高橋宏知 ◎出版社:講談社 人工知能の進化が凄まじいことになっている。この先の未来を生き抜くために、我々は何を学べばよいのか。 人間はAIの進化に対して抗うことはできないだろう。 それでは、どうすれば共存して、活用する側に回ることができるのか。 一つのヒントは、人間とAIの違いを改めて認

        書籍【この国の同調圧力】読了

          書籍【罰ゲーム化する管理職~バグだらけの職場の修正法】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B0CYPN5TV2 ◎タイトル:罰ゲーム化する管理職~バグだらけの職場の修正法 ◎著者:小林祐児 ◎出版社:インターナショナル新書 「管理職は罰ゲーム」とは衝撃的なタイトルだが、決して誇大な比喩ではないと言える。管理職はどうなるのか? 管理職の役割が益々複雑化し、ハマったら抜け出せない底なし沼のような状況に陥ってしまっている。 何とかこの負のループを抜け出さなくてはいけない。

          書籍【罰ゲーム化する管理職~バグだらけの職場の修正法】読了

          書籍【ロボットと人間~人とは何か】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4004319013 ◎タイトル:ロボットと人間~人とは何か ◎著者:石黒浩 ◎出版社:岩波新書 ロボット開発者は、結局人間そのものと向き合っている。彼らが創作しているのはロボットなのか人間なのか。 これはロボット開発者でなければ分からない苦労なのだと思う。 ロボットを開発する上で、開発者は結局「人間」そのものと向き合わざるを得ない。 その開発されるロボットの目的や、ゴールをど

          書籍【ロボットと人間~人とは何か】読了

          書籍【これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話: イノベーションとジェンダー】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4309231373 ◎タイトル:これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話: イノベーションとジェンダー ◎著者:カトリーン・キラス゠マルサル、山本真麻(訳) ◎出版社:河出書房新社 これはちょっと想像の斜め上を行っている内容だった。非常に面白い!「盲点」とはこういうことかと思う。 自分が男性であるからこそ、余計に見落としていることがあったということか。 これは十分に反

          書籍【これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話: イノベーションとジェンダー】読了

          書籍【新消費 デジタルが実現する新時代の価値創造】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4833424304 ◎タイトル:新消費 デジタルが実現する新時代の価値創造 ◎著者:藤井直毅 ◎出版社:プレジデント社 「ニューリテール」を提唱したのは、アリババ創業者のジャック・マー氏だ。買い物の定義が大きく変わる。 このことを意識している人がどれだけいるだろうか? ほとんどの人が消費者側と言えるため「買い物が便利になるのは嬉しい」くらいにしか思わないかもしれない。 しかし

          書籍【新消費 デジタルが実現する新時代の価値創造】読了

          書籍【なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B0CNXGHNKG ◎タイトル:なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか 〝ゆるい職場〟時代の人材育成の科学 ◎著者:古屋星斗 ◎出版社:日本経済新聞出版 年配の人からすれば、若者とは常に「よく分からない存在」なのだと思う。これはいつの時代も変わらない。 私自身は現在50代であるが、30年以上前に会社に入った時は、不思議な存在と思われていた。 こちらはこちらで、年配の方

          書籍【なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか】読了

          書籍【グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B09G5XYDFS ◎タイトル:グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす ◎著者:森川 潤 ◎出版社:文春新書 脱炭素の事例だけみても、世の中がすごく複雑になっているのを感じてしまう。この難問にどう立ち向かうのか。 産業革命以降に地球が温暖化しているという。 人間の活動が直接の原因かどうかについては、反論もあるらしい。 しかし実際には極地の氷は溶けているし、海

          書籍【グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす】読了

          書籍【センスメイキング 本当に重要なものを見極める力】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B07K9JT38M ◎タイトル:センスメイキング 本当に重要なものを見極める力 ◎著者:クリスチャン・マスビアウ、斎藤栄一郎(訳) ◎出版社:プレジデント社 「人間力」とは何か。勿論数値で計れるものではないが、今後ものすごく重要な指標になることは間違いない。 感覚的には、理解できる。 コンピューターやAIの進化で、今まで人間が行っていた仕事は今後ドンドンと機械が担っていく。

          書籍【センスメイキング 本当に重要なものを見極める力】読了

          書籍【メタバース進化論~仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B09V4Y8WJG ◎タイトル:メタバース進化論~仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界 ◎著者:バーチャル美少女ねむ ◎出版社:技術評論社 現時点のメタバースというバーチャル世界の話を、紙の書籍で説明する。ここに著者の強い思いを感じたのだ。 相当に大変な作業だっただろうと思う。 わざわざメタバースという世界を文字で説明するよりも、実際に体験させた方が早いのは当然だ

          書籍【メタバース進化論~仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界】読了

          書籍【「物語」の見つけ方~夢中になれる人生を描く思考法】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B09KTNTJ75 ◎タイトル:「物語」の見つけ方~夢中になれる人生を描く思考法 ◎著者:たちばなやすひと ◎出版社:クロスメディア・パブリッシング 自分の人生の物語は、自分こそ主人公。改めてそれを意識して、夢中になって人生を走り抜けろということだ。 実際にこれだけ世の中の情報量が多い中で、何を選択してどう生きていけばよいのか。 それを正しく認識して、実践している人はどれだけ

          書籍【「物語」の見つけ方~夢中になれる人生を描く思考法】読了

          書籍【テレビ局再編】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B0CQL5SJGN ◎タイトル:テレビ局再編 ◎著者:根岸豊明 ◎出版社:新潮社 放送業界の人は読むべきだと思う。賛否両論あるかもしれないが、それを議論することが大事ではないだろうか。 それぞれに感じるところはあるはずだし、感情論だけではない生き残るための議論もあるはずだ。 今私自身が会社で働いていても、とにかく核心に迫った議論をする機会が少な過ぎる。 まず議論に入る前段階で

          書籍【テレビ局再編】読了

          書籍【ゲームチェンジ日本】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/4295202126 ◎タイトル:ゲームチェンジ日本 ◎著者:真壁昭夫 ◎出版社:MdN新書 当然であるが、本当に重要なことは、変化を機敏に察知し、それに対応することだ。恐れている場合ではない。 「失われた30年」という言葉も、空虚さだけが漂う。 30年前に新入社員だった人々も、とっくに50代後半で役職定年という年代だ。 経営のかじ取りを、30年間変わらずに行っている企業なんて

          書籍【ゲームチェンジ日本】読了

          書籍【東大教授が語り合う10の未来予測】読了

          https://booklog.jp/users/ogawakoichi/archives/1/B0CNGP32X4 ◎タイトル:東大教授が語り合う10の未来予測 ◎著者:瀧口友里奈(編) ◎出版社:大和書房 未来では地球はどうなっているのか?人間はどうなっているだろうか?そんな時代に自分はどうすべきなのか? 本書で語られていることが、未来で本当に起こるのかと訝しんでしまう。 しかし、東大教授の大天才たちは大真面目だ。 未来予測という単純な話ではない。 自分たちが想像する

          書籍【東大教授が語り合う10の未来予測】読了