せんちゃん@小川町

埼玉県小川町地域おこし協力隊(農業)2022.10~

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埼玉県小川町地域おこし協力隊(農業)2022.10~

マガジン

  • GOMAの会

    小川町の女性農業者が集まって共同で金胡麻を栽培する「GOMAの会」の活動をまとめました!

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[イベントレポート] ぐるぐるツアーin小川町

第3回目となるぐるぐるツアーが3月30日(土)に開催されました!満開の桜に迎えられて……とはならずでしたが(大予想外)、半袖がちょうど良いくらいのお天気に恵まれた1日でした。 お集まりいただいた参加者の皆さまは、小川町在住の方、小川町のことが好きで通っている方、移住を検討されている方、なんとリピート参加の方!まで様々な背景を持つ方々。小川町在住の方が地元の良さを再発見する場でもあり、移住を検討している人がより深く町について知る場でもあるこの企画は、ツアーを通して参加者同士で

    • 【視察/企業研修/フィールドスタディ/イベント】行程

      地域おこし協力隊をする中で、小川町の里山、農業の取組を見たい!活用したい!という声が集まるようになり、その中で企画に携わったものの事例をまとめました。 視察飯能市農業委員会さん 【背景】 飯能市の農業委員さんが、小川町にあるコワーキングロビーNESToの会員さんである繋がりから企画が始まったこの視察は、先進地域視察として小川町を視察し、①有機農業に対する知見を高める、②小川町の農家とのつながりを生む取り組みとすることを目的としたものです。 飯能市にも有機農家さんがいるもの

      • 【参加型保証システム(PGS)】【埼玉県小川町】ほ場見学会&試食会

        有機農業の耕地面積が19%を占める「有機の里」埼玉県小川町。有機農家さんの育てる野菜の認証(保証)をめぐる取組が試行的に始まりました!有機JASに代わるシステムとしての参加型保証システム(PGS:Participatory Guarantee Systems)です。これがどんなシステムなのか、なぜ有機JASではないのかをまとめてみました。 PGSとは何か? IFOAM(国際有機農業運動連盟)はPGSと次のように定義しています。 PGSの特徴は下記のとおりです。 PGS

        • 美味しい米を消費者に届けたいコンクールにも出品、努力を続ける米作りー田中賢治さん

          約3町3反の田んぼを耕作する田中さん。 場所は小川町の中でも広い田畑がある八和田地区だ。青々とした稲が一面に広がる風景がとても気持ち良い。 「子どもの頃から田んぼの手伝いをしていましたが、自分で本格的に米を作り始めたのは30歳くらいの時で、以来45年間作り続けています。はじめは稲架掛けで乾燥させられるくらいの広さから始めて、徐々に周りの人から田んぼを任されるようになりました」。 長年に渡って米づくりをしている田中さんでも、納得のいく米を作るのは難しいという。 「いい米を作

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        • GOMAの会
          6本

        記事

          【総集編】小川町女性農業者のつどい!共同の金胡麻の栽培~加工まで

          「GOMAの会」とは、小川町の女性農業者を中心に集まったメンバーが共同で金胡麻を栽培~加工品まで作る取り組みです。そんな会の1年の活動の記録を記事にまとめました。 活動の始まりと背景 小川町には女性農業委員さんが4名在籍しており、その中でもYさんは6期(約18年)もの間、農業委員を(会長としては2期を)務めています。 「女性農業者同士が悩みを共有する場をつくろう」「小川町の農業を女性ならではの視点から盛り上げていこう」という思いを持つ女性農業委員会さんを中心に、「女性農業

          【総集編】小川町女性農業者のつどい!共同の金胡麻の栽培~加工まで

          農業を営むことでより良い環境に。自ら体験し、感じてもらえる場所を目指してーSOU FARM 柳田大地さん

          前職は都内のアパレル会社でストアマネージャーをしていた柳田さんは、5年前に小川町の農家で研修をした後、新規就農した。 母親の影響から、中高生の頃から漠然と農家に対する憧れがあったという。 「母親は幼少期の頃から食べるものに気をつけてくれていて、周りの友達が食べているお菓子などを与えてもらえませんでした。その頃はなんでだろうと嫌な気持ちになった思い出が残っていますが、母親の思いをだんだん理解し始めたときに、食べるものが自分自身を育んでいるのだということを考えるようになりました

          農業を営むことでより良い環境に。自ら体験し、感じてもらえる場所を目指してーSOU FARM 柳田大地さん

          有機のまちで「有機」という言葉の意味をかんがえる

          先日、小川小学校5年生のおがわ学の授業で、地産地消についてお話させて頂く機会があり、児童から「有機農業の有機ってどういう意味ですか?」という質問を受けました。 有機って有機物だから、炭素を含んでいて…いやこれは回答にならないな…有機は農薬や化学肥料を使っていなくて…いやこれは栽培のことであって、有機という言葉の回答にはなってないよなぁ…。 普段使っているけれども改めて聞かれると意外に答えられなかった「有機」という言葉。質問に答えるために持ち帰ったことから言葉の意味、さらに

          有機のまちで「有機」という言葉の意味をかんがえる

          【小川町・ときがわ町有機農業見学ツアー】観光案内所むすびめ/ときのこや/下里有機野菜(直売所)/霜里農場/分校カフェMOZART/有機野菜食堂 わらしべ

          1月21日(日)に小川町とときがわ町の有機農業見学ツアーを開催しました!一緒に企画したのは、小川町の霜里農場にて研修後、さいたま市で新規就農した木曽農園さん。さいたま市で就農後も小川町の皆さんに愛され、繋がりの深い若手農家さんです。 そんな木曽さんと見学ツアーを企画することになったのは、さいたま市で開催された「さいたまOrganic City Fes.」におがわんマルシェを出店した際に、埼玉大学有機農業研究会の方にブースへお越しいただき、小川町の有機農業について学びたいとお

          【小川町・ときがわ町有機農業見学ツアー】観光案内所むすびめ/ときのこや/下里有機野菜(直売所)/霜里農場/分校カフェMOZART/有機野菜食堂 わらしべ

          地域の食を支え続ける。猟友会の顔も持つ農家さんー浅野博さん

          代々続く農家に生まれ育った浅野さん。 「このあたりはみんな養蚕をやっていて、見渡す限り田んぼ以外は桑畑が広がっていた。昔の手伝いと言ったら桑切りや運び出し。お蚕がだんだん廃れていって需要がなくなり、桑の木を抜いて今の畑になっていった。景色はすっかり変わったね」。 お話をお伺いした場所も元々は養蚕で使われていた蔵で、お蚕さんを育てるための工夫がこらされている。 会社員として勤め始めた頃には養蚕も衰退し始め、米、野菜の栽培が中心となっていったそうだ。勤めながら実家の畑の手伝いを

          地域の食を支え続ける。猟友会の顔も持つ農家さんー浅野博さん

          金胡麻栽培⑤「脱粒」 ー小川町女性農業者のつどい

          乾燥場所としてビニールハウスを提供してくれているYさんから、「秋風が吹きゴマ達はぷちぱちとサヤが弾ける音が聞こえます」とのお便りが届くなか、ワクワクの当日を迎えました! 6月から始まった胡麻栽培。ついに金胡麻と初対面です👏 GOMAの会 スケジュール 6月:播種 7月:草刈り、土寄せ  10月上旬:収穫し乾燥へ 10月中旬:脱粒 →今ここ! 11月頃:とうみがけ、洗い 12月:手選別と加工品試作 最後はみんなで育てて収穫した金胡麻を使った加工品(ごまクッキーなど)を試作す

          金胡麻栽培⑤「脱粒」 ー小川町女性農業者のつどい

          金胡麻栽培④「念願の収穫!」 ー小川町女性農業者のつどい

          6月に種をまいた金胡麻がついに、収穫を迎えました! 今年の夏は雨が少なくて、容赦ないほどの暑さが続きましたね、、、私自身、暑さになんどもへばりそうになりましたが、それは農産物も同様です。 そんな中見事に実を成らせてくれた金胡麻達。 感謝の気持を込めて収穫しました! GOMAの会 スケジュール 6月:播種 7月:草刈り、土寄せ  10月上旬:収穫し乾燥へ →今ここ! 10月中旬:脱粒、とうみがけ、洗い 12月:手選別と加工品試作 最後はみんなで育てて収穫した金胡麻を使った加

          金胡麻栽培④「念願の収穫!」 ー小川町女性農業者のつどい

          おがわんプロジェクトが特集されました!(テレ玉ビジネスウォッチ)

          テレ玉さんのビジネスウォッチにて、おがわんプロジェクトの特集をして頂きました。テーマは、地場産の野菜をブランド化する小川町の取り組み「おがわんプロジェクト」。 おがわんを取り巻くたくさんの関係者の皆さまが登場しています✨ ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました! 本編はこちらから視聴いただけます。 ▶霜里農場 ▶山田農園 ▶JA小川農産物直売所 ▶分校カフェMOZART ▶atelico ▶小川町役場環境農林課 ▶地域おこし協力隊

          おがわんプロジェクトが特集されました!(テレ玉ビジネスウォッチ)

          金胡麻栽培③「草取り」アゲイン! ー小川町女性農業者のつどい

          連日の暑さと雨の少なさに負けず、金胡麻がすくすくと育ち、綺麗な花を咲かせてくれています!!今回は、順調な金胡麻と同じくして成長をし続けている雑草たちを綺麗にするため、再び集結しました。 GOMAの会 スケジュール 6月:播種 7月:草刈り、土寄せ 8月:草刈り →今ここ! 9月下旬:収穫 →乾燥 10月中旬:脱粒、とうみがけ、洗い 12月:手選別と加工品試作 最後はみんなで育てて収穫した金胡麻を使った加工品(ごまクッキーなど)を試作する予定です! 当日の様子 私はカマ

          金胡麻栽培③「草取り」アゲイン! ー小川町女性農業者のつどい

          金胡麻栽培②「草取り」 ー小川町女性農業者のつどい

          6月にまいたゴマの種がすくすく成長しております◎ 7月に行われた金胡麻栽培第2回目では、この暑さで元気モリモリの草取りと、でてきた芽を間引きしてあげる作業(うる抜きとも言うらしい)を行いました。 余談ですが、胡麻の芽ってこんな感じなのだなと…(初見) 日常よく口にする胡麻ですが、どんな芽で、どんな風に成長していくのか知らないことばかりだなと、今回の栽培を通して気が付きました。 成長を見守るのが楽しいとともに、学びが多いです! GOMAの会 スケジュール 6月:播種 7月

          金胡麻栽培②「草取り」 ー小川町女性農業者のつどい

          【生産者xレストランvo.1】「畑見学&お話会」五嶋農園とたべものや月のうさぎ

          小川町のレストランを営むオーナーさんが、地元農家さんの畑に直接足を運んで交流する機会が、ちいさく実現しました。 これは飯能市の市役所で生産者とクリエイターのマッチングツアーをしている方の活動を参考にさせていただいたものです。 今回は小川町角山でお野菜を使ったご飯を提供している「たべものや月のうさぎ」さん、植物性堆肥を使ったこだわりの有機農業を営む「五嶋農園」さんのペア。 野菜の生産と消費と廃棄の循環の輪の中に自分の身を置いて暮らしたい、という思いをきっかけに小川に越してき

          【生産者xレストランvo.1】「畑見学&お話会」五嶋農園とたべものや月のうさぎ

          おがわん通信"SUMMER"ができました!

          小川町には素晴らしい農家さんとその取り組みがたくさんあり、地域おこし協力隊としていろんな農家さんとお会いする中で、もっと知ってもらいたい!と思うことに多々出会います。 いわば私一人で独り占めしてしまっているこの情報をどうにかお伝えできないか…という思いから始まったのが、この「おがわん通信」です! ・取材させていただく農家さんと、その取り組みに関わる人に喜んでほしい(素晴らしい取り組みをしているという誇りを改めて持つ機会になり、活動を長く続けてもらえたら…ひとつの応援の形に

          おがわん通信"SUMMER"ができました!