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どうする?子育てと仕事の両立。「わたしの最適バランス」を見つけるための本。【ワーママ読書】

体が一個しかなくて、時間も有限。

特にワーママは「はたらく」と子育て、自分のやりたいこと、自分時間のバランスに悩むと思います。

そんなあなたに、この春読んでほしい新刊です。
(初版2024年1月です)

この本で答えを得るというよりは、
この本で「自分らしいバランス探しの旅」のスタートラインに立てるといいなと思っております。

⚖️バランスポジションは人によって違う

「バランスのいい人生とはあくまでも本人が決めることだ」
「バランスを取るとは、きっちり等分に力を注ぐことではありません」

とこの本では言い切られています。
例えば、仕事と子育て(家庭)のバランスは50%50%でなくていいと言うことです。

「ちょっと働きすぎじゃない?」
「もっと子どもとの時間を作ったほうがいいんじゃない?」
周囲の人はいろいろ話すかもしれませんが、
最後は私たちママが、自分で納得するラインを置ければいい。

会社員時代、DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)推進の新チームにて、ワーママ含む多様なメンバーがいきいき働ける組織づくりをしていました。その際得た私なりの結論も、ママは一人ひとりそれぞれ、「はたらく」と「子育て(家庭)」にかけたいバランスは異なるというものでした。
私のチームはメンバーの半数以上が育休復帰後のママで、ママ全員が時短勤務で復職はしていましたが、全員が時短勤務の定時16時で毎日退勤できればいいというわけでもない。「もっと働きたい」もあれば「いまは頑張りたいけど普段は定時で退勤したい」「落ち着くまでは家庭優先で」などさまざまでした。
それらを一律でとらえて揃えようとするのではなく、ママ自身が自分の最適バランスを理解していって、そこに落ち着けるように周囲と協同して進めていくのがよい、と当時から感じておりました。

⚖️人生を構成する8つの要素

chapter3では、人生を構成する8つの要素

「健康」「仕事・活動」「お金」「家庭・身近な人たち」「社会とのつながり」「人間力」「学び」「遊び」

それぞれに【 3つのしつもん 】が添えられています。

人生の要素のなかで、自分は何をどのくらいどのように大切にしたいのか
まずは知ることからはじめようと述べられています。

8つの要素×3しつもん
私なりに回答してみましたが、
抽象度が高い「しつもん」で回答が少し難しかったりどんどん浮かぶ要素、あまり浮かばず書きにくい要素があったりしました。
まずはそれを自覚化できただけでも進歩かなと思います。

ママは、特に一人目出産後、職場復帰前はまずは
「仕事」と「子育て(家庭)」については考える機会が増えると思うのですが、そのほかの6要素は人により、おざなりになっていませんか?

私は育休復帰直後~2年間は特に「(自分の)健康」は後回しにしすぎてしまいました。網羅的にみて、自分らしく、バランスよく。いけるといいですね。

⚖️ありそうでなかった本

質問家 マツダヒロミさんが書いた本。
心地よい文章と的確な位置が太文字でラインが引かれているので大変読みやすい。
「しつもん」も多すぎず回答しやすい。
よくあるセルフコーチング本と思う方も多いと思うのですが、私が「ありそうでなかったかも」と感じたところは、あくまで「バランス」に注目しているという点と、
【chapter4 バランスを考えてみよう!】
のページ
です。
さまざまなものを実際に見開きのページで比較していくという構成になっています。

例えば「仕事と遊びのバランス」は?
何%? 対 何%?
添えられたヒントになる複数の文やしつもんによって自分なりのバランスを考察することができます。

これ合計で100%なのかな?と疑問に思うものもありましたが、これとこれを比較するんだ、という考えそのものが結構斬新だなと感じました。

このページの考え方をヒントに、
「仕事と子育て(家庭)のバランスは?」
「はたらく、子育て、そのほか自分時間のバランスは?」
と自分でバランスを考えるチャンスにしてほしいなと思いました。

おわりに


noteのクリエイターさんで「ライフとワークはブレンド派」と書いている方がいました。「ブレンド!その考え方があるのか!」と新たな発見で、とても素敵だなと思いました。

一方で、現時点ではブレンドできない方のほうが圧倒的多数ではないでしょうか。

子育てと仕事をブレンドしながら進める…というのは多くの業界や職種では難しく、物理的に切り分けるしかない方も多いと思います。

だからこそ、「バランス」を取っていくという考えが非常に大事なのではないかなと思いますので、今回ご紹介の本も参考にしてみてください!


自分らしく過ごせるバランスを見つけるためにも、この本にも書かれていますが、
「自分ミーティング」=自分との対話の時間を大切にしてみてくださいね。

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