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ありのす
2019年11月25日 13:44
娘が9歳の誕生日を迎えた。私が言うのもあれだけど、娘は真面目で優しい良い子だ。争いになるとだいたいのことは周りに譲ってしまう。それ自体は良いことのような気もするけれど、気が強い中間子の私としては、そういう生き方って疲れないかな?と時々心配になる。我慢が積もり積もって、いつか娘が辛くなるくらいなら、少しぐらい我を通したっていいのに。そう思って、今年の誕生日は「王女様の命令」を実施することに
2019年11月12日 14:38
たとえばの話だ。私は今80歳で、夫に先立たれ、たった1人で暮らしている。1人で暮らす一軒家は、しーんと静まりかえって、途方もなく広い。娘は市内に家庭を持ち、息子は飛行機に乗らなければ会えないほど、遠く離れて暮らしている。幸い、体はまだ元気だが、時々ひどく寂しい。この頃は、子ども達がまだ幼かった日を思い出す。ふわふわの頬、私を取り合う声、ぐちゃぐちゃに取り込まれた洗濯物、本読みの丸つけ。
2019年11月9日 10:08
先週のこと。息子が突然、顔面蒼白になり救急車で運ばれた。私はちょうど家にいて、すぐ園にかけつけたけれど救急車のほうが先だった。 唇まで白く、目は虚ろ。でも意識はある。担架に乗せられ、簡単な聞き取りを受ける。私は気が動転してしまって、救急隊員に落ちついてと言われてもポーチから保険証と乳幼児医療証をなかなか取り出せなかった。 膝に抱えた息子の靴が転がる。救急車に乗っているということを現実