私たちは自分の理想を追い求める。
しかしどんなに手を伸ばしても、求める理想に必ず手が届くとは限らない......理想と現実のギャップである。

理想の姿や状態を思い描く時、自分のニーズ(needs)......自分の心が求めている”本質的なもの“にも気づいていく必要がある。

“自分の機嫌は自分で取る”という言葉をたびたび目にするが、それも自分の気持ちが今どんな状態であるか自分でわかっていることが前提になる。それは“二元性”、“二極化思考“、善悪二元論的な対立の緩和を考えるうえでの一助になるようにも思える。

“違いを認め合う”ということは、
どちらも肯定する、ということだ。

自分は、自分の意見を“正しい”と思っている。
相手も、自身の意見を“正しい”と思っている。
自分の”正しさ“と相手の“正しさ”、
その両方を、“考え方の違い”として、
自分として認めることができるかどうか。

ヒトはジャッジ(判定)をするものだ。それは生存に関わる本能でもあると考えると、今現在の社会状況では、対立も仕方ないかもしれない。

“正しさ”を追求して意見と感情を対立させるのか？
それとも違いを認め合って(認識して)、
共存する(互いの主張の尊重を試みる)のか？
対立を好む人も楽しむ人もいる。相手が対立を選ぶ時、そこで自分は何を選ぶのか...？
どこに向かっていきたいのか？それを意識することが大事なように感じる。

対立の根本的な原因は、感情であったりもする。
耳にした言葉に対して、感情が反応する。
湧きあがった感情は“心の声”というわけではなく、実は、溜まったストレスの噴火口がその話題周辺に集約されているだけだったり......誰にも心当たりがあるのではないか？
(慢性的なストレス状態を自覚できていない、解消できていない)

感情と思考のセルフコントロール......これからの時代を軽やかに生きるための鍵となるだろう。

自分の人生を生きるということは、
自分の意識を生きるということ。
何を幸せに感じるのか？
何が幸せなのか？
幸せを感じられるものは、環境は？
どんな時、どんな気持ちになる時、
幸せと感じるのか？

自分の人生(時間)を生きるうえで大事なのは、
何よりも自分の意識......自分はどう在りたいかということ。変わり続ける時代の波に揺られながらも、“この人生”の主役は自分であるということを、忘れずにおきたい。

☆【思考の種蒔き】について☆
「考えること」を目的に始めたシリーズです。
読者様方のスピリチュアルな感性・発想、思考・思索・自己探求のきっかけとなれましたら幸いです。

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Olivia743@seeker


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