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生きる使命と目的の見つけ方

前回の記事「人生には使命や目的があると思って過ごした方がいい」の中で事実かどうかの議論とは別に、自分には生まれながらの使命や目的があると信じて生きた方が、確率論的にも充実した幸福度の高い生活が出来るという事を書きました。

ではどうやって使命や目的を見つけるのかという事ですが、

僕は自分が過去に辛かった事、苦しかった事、それらの経験がヒントになると考えています。

僕の場合の例ですが、生まれた家庭が少し変わっていて、アル中の父親、ヒステリーな母親、父親違いの姉2人で構成された家族で幼少期は家の中がピリピリした状態でした。

そして僕は自分の気持ちを押し殺して、アル中の父親の自殺を機に鬱病になり、自己否定から4年間闘病した経験があります。

そこから「人と比べない」「自分自身を知る」、という事をコツコツと続け、克服し、今に至ります。

そんな経験から自分の気持ちに正直である事、自分らしさを大切にしており、"自分らしく生きる"、また、自分の経験を他人に貢献して"自分らしく生きる人を応援する"これらが人生において主要なテーマになっています。

社会的な役割として父親、会社員、日本人、ライター、大人、男...などなど僕にも沢山の役割はありますが、僕の使命と目的は社会的な役割以外の部分の発想、自分の経験から来ています。

そして、人生において重要な決断を迫られる度に、その使命や目的を達成する為、または達成しやすい選択をし、そうする事で社会的な役割を全うしています。

使命→社会的役割、の順番です。

前回書いた内容と同じですが人生には以下の様ないくつかの重要な決断をする機会があると思います。

その機会において、自分の使命や目的を達成しやすい選択をする事が幸福には重要なのではないかと考えています。

仕事
・どんな仕事でどんな働き方が自分の使命や目的と一致しやすいか。
・パート?バイト?会社員?フリーランス?起業?定時上がり?海外?日本?

結婚
・結婚すべき?
・自分に結婚や子供は必要か?

友達
・じぶんにとって友達とは何か、必要なものか
・一緒にいるべき友人はどんな人か

家族
・肉親、兄弟とはどの程度の距離感でいるべきか

健康
・寿命を大切にするか健康寿命を大切にするか
※健康寿命:健康で自立した生活ができる生命期間
・煙草や酒をするか、辞めるか
・スポーツをするか、どこまで極めるか

投資と消費
・何に時間とお金を投資して、消費や浪費は何にどのくらいにすべきか。
・賃貸?持ち家?

使命や目的はその人の経験によって全く異なるものと考えています。また、社会的な役割とは別の発想の視点から、自分だけの経験から考えてみると明らかになってくると思います。

僕が周りの人に尋ねてみると、幼少期の自分らしくいれなかった経験や、親からの抑圧、社会に出てから会社に適応できなかった、などの経験がその方の活動の原点になっている事が多いです。

ほとんどいらっしゃらないかもしれませんが、もし、辛い経験や、苦しかった経験、挫折や葛藤のない人生を送ってきた人がいるのだとしたら、その人の目的や使命は、周りから求められる社会的な役割を全うするする事なのかもしれません。

そういった意味で挫折や葛藤というのは自分自身を知り、生きる目的や使命を見つけるという意味では役立つのかもしれません。

競争や成功だけの人生なら、スタートの発想が社会的役割から来るため、本当に自分が何をしたいのか、自分自身を知ることは難しくなると考えています。

定年して何をして良いかわからなくなる人は、生きる目的を社会的役割のみに託してしまったと言えるかもしれません。

この記事が読んでいただいた方の幸福のヒントに何かなっていただけたら幸いです。

いつも好き勝手な投稿をお読みいただき感謝です。

ことり 拝

ツイッターでは結構アホなことも言いつつ、自分らしく生きる為の情報をつぶやいてます。

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